水星
今回は水星です。
水星は、太陽に一番近いところを回っている惑星。
そのため、地球から観測すると、最大でも太陽と28°しか離れることはありません。
なので水星は太陽サインと同じか、もしくは太陽星座の前後のサインになります。
例えば、太陽サインが乙女座の場合、水星のサインは、獅子座、乙女座、天秤座のいずれかということ。
水星を守護する神様はヘルメス。ヘルメスは商業・発明・盗人・旅行者の神様です。
盗人と聞くとイメージ悪いかもしれませんが、知恵が働くという意味では該当するのかもしれません。
詐欺師などは言葉の扱いが巧みですよね。(よい例ではありませんが・・・)
いずれにしろ、ヘルメスはとても賢い神様です。
そして、水星の表す象意は、
コミュニケーション、知性、思考力、人間関係、情報、言葉
などになります。
この水星が守護するサインは、双子座と乙女座。
双子座の水星は、コミュニケーションや人間関係、会話や情報などになりますが、
乙女座の水星は、分析力や判断力などになります。
双子座水星は情報を収集したり拡散したりして、情報そのものを扱うイメージですが、
乙女座の水星は手持ちにある情報を使って、どう活かしていくかというイメージになります。
天体には年齢域という考え方があります。
水星は7歳~15歳ごろまでを指します。
ちょうど小学校・中学校に通い、集団生活を通して人とのかかわり方を身につけ、学力では基礎知識を学ぶ時期に相当します。
まさしく水星を訓練しているような時期ですね。
人は一人では生きていけません。人とのかかわりを作っていくのは水星の働き。
たくさんの人と関わりながら、太陽の目的をかなえるために水星を使っていきましょう。