アニメファンにこそ見て欲しいちょっとコアなアニメベスト3
アニメと聞くと、昔は子供やオタクが見るものだという風潮がありましたが、最近は一般の人にも親しまれてきているようです。
世間でも話題のアニメ作品などが取り上げられ、アニメに興味を持つ人が増えてきているようです。
しかし、国民的アニメや流行りのアニメ作品だけがアニメではありません。
ちょっとマイナーではあるけれど、見ると確かに面白いと感じられる、筆者が個人的にそう感じたアニメを、今回は紹介したいと思います。
アニメファンを名乗るなら、是非チェックしてほしい作品です。
第1位:「天使な小生意気」
2002年にアニメ化したこちらの作品は、西森作品のなかでも特に私が気に入っている作品のひとつで、ある日を境に女の子にされてしまった主人公、天使恵とその周りの人たちが繰り広げるドタバタラブコメディーが魅力的な作品です。
アニメ作品は原作の展開に忠実であり、ギャグのテンポや爽快なストーリーの流れに、見ていて思わずグイグイ引き込まれてしまいます。
この作品で私が一番注目しているのは、日本の名声優である梅津秀行さんが演じるキャラクター、小悪魔です。
彼は作中随一のミステリアスな雰囲気を持っており、ちょっと胡散臭いところもあるけれど、どこか魅力的で引き込まれる、憎めないキャラクターです。
そんな彼のほのかに匂い立つ色気や怪しさを、声優の梅津さんが見事に表現してくれているのです。
他のキャラクターの声優さんたちの演技もさることながら、梅津さんのこの引き寄せられるような演技は、是非実際にアニメで見て欲しいものです。
梅津さんのファンという方は、この作品を見ることを強くおすすめします。
第2位:「ティーン・タイタンズ」
こちらは海外の作品になりますが、そのコミカルなタッチとキレのいいアクションシーンは、日本のアニメファンにもうけると思います。
この作品はアメリカで作られたアニメですが、日本のアニメをリスペクトして制作しており、キャラクターをデフォルメされた二頭身で表すシーンや、そのカメラワークに日本アニメの影響を伺えます。
アメコミのアニメはあんまり・・という方も、この作品は受け入れられるのではないでしょうか。
主人公のロビンはバットマンの相棒を務めたこともある少年で、この作品では、頂上的なパワーを持つ少年少女たちと共に、5人のチーム、ティーン・タイタンズを結成し、街の平和を守るために戦います。
アメコミではお馴染みのヒーローやヒロインが多数登場し、たくさんのヒーローたちが時にクールに、ときにコミカルに敵との戦いを魅せてくれます。
アメコミファンはもちろんのこと、アメコミや海外アニメを全く知らないという人にも、強くおすすめできる作品です。
第3位:「ぎんぎつね」
こちらの作品は全体の雰囲気の暖かさや優しい感じが魅力的な作品です。
主人公のまことや神の使いである狐の銀太郎や、その周りの人たちが繰り広げる、暖かくてどこか優しい日常が、観ている人の気持ちを癒してくれます。
神社や神様に関する豆知識が時折出てきますが、そういった知識がなくても楽しめるように比較的ライトな作りになっています。
いろいろな日常作品や和を取り扱ったテーマの作品を見てきましたが、これほど心が温かくなる作品には出会ったことがありません。
狐の銀太郎と、同じく狐の神の使いであるハルちゃんが繰り広げるかわいい喧嘩には、思わずほっこりとしてしまいます。
主人公のまことにも、とても共感が得られる作品なので、日本の和のテーマに強い興味がある方には、この作品を是非見て欲しいと思います。
個人的には、まことの父親である達夫さんを推しています。
彼の寛容さとのんびりとしたその雰囲気は、観ている人をきっと癒してくれると思います。
まとめ
今流行りのアニメや国民的アニメを観るのもいいですが、たまには隠れた名作アニメを探して観てみるというのも、なかなか面白いと思います。
アニメ作品は世界中に沢山あります。
アニメの数だけ世界があり、アニメの数だけ出会いがあります。
自分にとって一番だと思えるような、そんな素敵なアニメ作品を探してみてください。
その出会いは、あなたにとって宝物となるはずです。