疲れた時に見たい疾走感のあるアニメベスト3
毎日の辛い仕事や学校から帰って来たあとの一人で過ごす、気怠い金曜日の夜の時間帯に一気に見て元気になるような入り込みやすく疾走感のあるアニメを3点ご紹介します。
1~2クール分あるので量はそれなりですがテンポがよく、見入ってたらいつの間にか夜が明けてしまいそうな、見ごたえのあるボリュームのものを選びました。
第1位:「モーレツ宇宙海賊」
原作は小説【ミニスカ宇宙海賊】より。
ミニスカートの女子高生がある日突然宇宙海賊のキャプテンになってしまうという話。
主人公の茉莉香がとても気丈で気持ちのいい性格をしており、好感が持てます。
海賊同士の知略の読み合いなど、はらはらする展開も多いのですが基本的に女子高生が舐めてかかってくる大人たちを気持ちよく逆転してやっつけるような話なので、たまらない爽快感があります。
1位に選んだ理由は、2クールもあったのに無駄な回が一切ない、濃厚で疾走感があり一気に全話見たくなるようなアニメだからです。
まさに、【夢中になって見ていたら夜が明けていた】となってしまうような、日常の疲れが吹っ飛ぶ作品になっています。
SF作品ですし、ドキドキ、ワクワクする展開も沢山あるけれど、弁天丸(海賊の名称)のクルーは茉莉香以外みんな大人で、彼女の成長を優しく見守り、陰ながら(かなり頑張って)サポートしてくれるので不思議と安心して見れます。
何度でも見たくなる作品です。
第2位:「天元突破グレンラガン」
疾走感のあるアニメの鉄板とも言えるものかと思います。
ずっとずっと大好きなロボットアニメ作品です。
地下に閉じ込められた人類が、ガンメンと呼称されるロボットを使って地上に飛び出し、閉じ込めていた敵と戦い、更に強大な敵を倒すという、どんどん規模が大きくなっていく話です。
気が付いたら宇宙にいます。
細かい理屈を勢いだけでぶち破っていき、数々の名言を生み出しました。
特に、【俺が信じるおまえでもない。
おまえが信じる俺でもない。
おまえが信じる、おまえを信じろ!】というカミナのセリフは本当に胸が熱くなります。
男女問わず、彼に憧れるファンは多かったと思います。
私もその一人です。
疲れた時、困ったとき、悲しい時、辛い時。
いつでも彼の言葉を思い出し、元気になるのです。
1位に挙げたモーレツ宇宙海賊同様に、無駄な回がほとんどなく、一気に見て、一気に泣いて一気に元気になる、不思議な作品です。
このアニメは凄まじいパワーがあります。
第3位:「ノーゲーム・ノーライフ」
原作は同名ライトノベル。
ラノベ作品にしては本当に珍しく疾走感と全体のまとまり、演出が素晴らしい1クールアニメです。
(どうやら続編映画が最近決まったようですが)全てがゲームの勝敗で決まる世界に突然飛ばされる、ゲームに関しては天才的な兄妹が主人公の話です。
かなりクセのある主人公たちなので感情移入はしづらいものではありますが、1クールという短い期間の間に濃密に凝縮された程よいテンポの作品で、主人公たちの大逆転劇は見ててとても爽快感があります。
ライトノベル特有の男主人公で周りが女の子キャラばかり……という配置ではあるのですが、主人公に嫌味が無く(性格がいいとは言えない)どのキャラクターも魅力的に描かれているので女性視点から見ても気になりません。
原作のイラストの独特な感じも綺麗に再現されていて好感が持てます。
また、演出もかなり凝っていて、後半には鳥肌が立つようなぞくっとした演出もあります。
過去に例をみない面白い演出でした。
まとめ
毎日怒られ、ミスをし、疲れ、しんどいと思った時、奮起しまた頑張ろうと思えるような元気を貰える作品を選びました。
アニメというものは所詮は創作物に過ぎませんが、不思議な力があり、見るもの、タイミングによってはとてもいい栄養剤になります。
気怠い気持ちを吹き飛ばすような勢いのある作品ばかりです。
是非一気見をしてほしいと思います。