歴史に関係しているアニメベスト３

歴史というといろいろありますが普通に勉強するのでは難しいです。

正しく史実に沿ってアニメ化してくれているのならアニメから学ぶのもアリだと思います。

勿論、多少の脚色もないと面白くないですし、疲れるのでいいですが出会うはずのないキャラたちが出会って一緒に動くという話は歴史好きの心を揺さぶります。

史実に沿った歴史が好きなのか脚色された歴史が好きなのか、それによっても変わりますが今回のランキングは史実とは離れた作られた歴史のランキングです。

第１位：「仙界伝封神演義」

封神演義、はあまり知られていない歴史のお話しですが中国では有名なお話しのひとつに上げられます。

太公望という道士が崑崙山から人間界に降りて悪さをしている仙人、道士たちを狩り人間界を平穏に戻していく計画をアニメ化したものです。

実際の小説は分厚くて難しいですがアニメにしたら見やすくなりました。

勿論、脚色されています。

宝貝という道具を使って不思議な事を起こしたり、仙人にならずに人間として過ごしている凄い人たちと一緒に目的のために頑張る太公望のキャラも可愛くてＴＶに釘付けになりました。

中国の殷周革命の時代を描いているので古代中国史を好きな人は見ていたかなとは思います。

原作の漫画を週刊ジャンプで連載していたのでそこからのファンが見たと思いますが短期間の放映にも限らず濃い内容に仕上がっていたと思います。

ラストは無理矢理終わらせた感がありますが、そういうのがあるのもアニメのいいところだと思うので私はあまり気になりませんでした。

とにかくキャラ同士の繋がりが面白いと思います。

今現在アニメ放映中の作品です。

これも小説原作のアニメで、そこから漫画化されたのちにアニメ化したものです。

全体的にキャラが濃いのでこの作品もどのキャラのファンになるかによって見方が変わると思います。

どうにも主人公のアルスラーンが酷く可愛いので見るたびに加護欲が生まれてしまいます。

この作品が人の心を引き付けるのは暴君の子とされながら実は実子ではなく国民の事を一番に考える優しい王太子を王にしたらいい国になると皆が思い、膝を屈しているから興味が尽きません。

人は王道な話よりも右折屈折している方が興味を惹かれるものです。

王族でないのに王太子で才能溢れていてそういう人に王になって欲しいと思うのは万人の願いです。

一部の人間だけが幸せならいいのではなく万人が幸せであるべきと考えてくれる王の方がいいに決まっています。

ただ作品の舞台である時代はどうなのか分かりませんが、誰だって自分に住みよい方がいいに決まっています。

そういう国にしてくれるなら血筋など関係ありません。

その過程を見ていると応援したくなる、そういう作品です。

これはまさに日本の歴史アニメです。

勿論史実通りではありませんが、戦国から江戸初期にかけてのお話しで有名な人たちが出てくるので戦国好きには堪らない話になっていると思います。

そこにオリジナルのキャラたちが入って何故か炎を使ったり拳で地面を割ったり相手を凍らせたりと凄い事になっていますがそれが格好いいと思います。

普通では有り得ない力を使って戦う人がいると男の子はウキウキすると思います。

そういう力を使っている人って憧れますから、なにより登場するキャラたちは皆イケメンです。

この作品の面白いところは主人公が二重人格のようになっているという点です。

完全に別の人格が入り込んでいて切っ掛けがあると怖い人格が表に出てきます。

その怖い人格ＫＹＯは鬼のように強くてあっという間に敵を惨殺してしまいます。

こんなに強い人が史実にいたら歴史は変わっていただろうな、と思いながらそれでも不思議な事が起こっているので楽しく見る事ができます。

歴史っぽくないところもありますが、格好いい話だと思います。

歴史アニメというものはいつまでもファンが途絶える事はありません。

それは今とは別の世界を題材にしているからだと思います。

勿論、同じ国内の話だと大体何があったのか分かって楽しくなりますが海外の話であっても知っていくという楽しさがあると思います。

歴史アニメのいいところは見ながら勉強ができるという点です。

勉強好きな人は楽しく見る事ができるのが歴史アニメだと思います。