サコッシュを不便に感じたときの対策は? より使いやすくなる4つの方法
サコッシュは、自転車ロードレースで活躍していた小型のショルダーバッグです。
現在では、旅行や登山、普段使いなど、さまざまな用途で使われるようになっています。
ただし、使い方には少し注意が必要です。
あまり適当な使い方をしていると、不便に感じてしまうことも多いのです。
使いやすくする方法をしっかりチェックして、デメリットを防ぐようにしましょう。
必要なものだけを詰める
サコッシュを不便に感じてしまう原因としては、「荷物が多すぎる」というものがあります。
大量に詰め込んだりすると、何がどこにあるのかわからず、とても使いにくいバッグになってしまうのです。
そもそも、サコッシュは小型なバッグであり、そんなにたくさん詰め込んで使うものではありません。
必要最低限の荷物をコンパクトにまとめ、スマートに携帯するためのアイテムです。
そうした本来の使い方ができていれば、中身が乱雑になるようなことはなく、何かを探してモタモタと手間取るようなこともなくなります。
サコッシュを便利に使うなら、できるだけ少ない荷物を詰めるようにしてください。
膨らまないように
荷物を絞って少なめにすることは、取り出しを容易にするだけでなく、持ち歩きやすくするためにも必要なポイントになります。
中の荷物が多すぎる場合、サコッシュがパンパンに膨らんでしまい、携帯してると邪魔に感じようになるのです。
旅行や登山などでそんな使い方をしていると、かなりストレスを感じることもあります。
身につけて移動するときのストレスを軽減するには、荷物を少なくして、余計な膨らみを抑えるようにしてください。
サイズが大きく変わらないような詰め方をしていれば、不便に感じることはなくなります。
現地で買えるものは省く
旅行に慣れていない人がサコッシュを使うときは、必要なものまで大量に詰め込んでしまうことがよくあります。
これは、「もしからしたら使うかも」というフワッとした選び方で、実際にはそれほど使わないものを入れてしまったときに起こります。
あまり経験がなく、本当に必要なものがよくわからないため、そうした無駄の多い詰め方になってしまうのです。
これを防ぐためには、「現地で調達できるか」ということを考えてみましょう。
もし現地でも購入できるようなら、わざわざ自宅から持って行く必要はありません。
貴重品など、ないと困るものだけを選び、サコッシュの薄さを崩さないように使っていきましょう。
かさばるものを避ける
サコッシュを膨らませないように使うなら、できるだけ小さい荷物を選ぶことも大切です。
基本的に小物を詰めるものではありますが、一般的に小物と呼ばれるものでも、サイズはいろいろあります。
そのため、「小物だけど少し大きめ」といったアイテムばかり入れていると、予想外に膨らんでしまうことがあるのです。
失敗を防ぐには、なるべくサイズを小さくしてください。
例えば、財布を入れておくなら、長財布よりも二つ折りのコンパクトなものが適しています。
タオルをやめてハンカチにしたり、瓶の中身を小さいものに移し替えたりする方法もおすすめです。
キュッと小さくまとめられるものを揃え、サコッシュの厚みを軽減していきましょう。
ポケットが多すぎるものはNG
サコッシュの中にあるポケットは便利ですが、あまり多すぎると、入れすぎの原因になってしまいます。
たくさん入れるところがあるため、「まだ入るな」「もう少し入れてもいいだろう」といった油断が生じるのです。
そうなると、無駄なものまで詰め込んでしまい、膨らみを抑えられなくなります。
邪魔にならないように持ち歩くなら、ポケットは適度な数にとどめておくようにしましょう。
ポケットに入れすぎることが多いようなら、もっと少ない別のサコッシュに変えてみてください。
中身をきちんと整理する
荷物をある程度絞ったとしても、入れ方があまりに雑だったりすると、不便に感じてしまうことがあります。
それほどパンパンに詰まっていなくても、なぜか目当ての荷物を見つけられなかったりするのです。
取り出しにくい状態を避けるには、きちんと整理整頓してください。
きれいに整理して入れておけば、見つけられずに手間取るようなことは起こりません。
何がどこにあるかすぐにわかるため、必要なものを素早く取り出すことができるのです。
ポケットの数を確認
サコッシュの中身をきちんと整理するためには、ポケットを利用するのが一番です。
中のポケットを使って小物を分けると、ゴチャゴチャにならないように詰めることができます。
ただし、そのためには、十分な数のポケットが必要になります。
数が少なすぎると、分けたくてもうまく分けることができません。
あまり多すぎるのはよくありませんが、整理に必要な数はしっかり押さえておくようにしましょう。
何を入れるかよく考え、なるべくぴったりなものを選ぶようにしてください。
外側も有効に
サコッシュの使いやすさに注目するなら、外側にあるポケットには、よく取り出すものを入れておいてください。
使用頻度の高いものが内側に入っていると、「いちいち開けるのが面倒」と感じることがあります。
しかし、外側に分けて入れておけば、必要なときすぐに取り出すことができるのです。
ティッシュやハンカチ、スマートフォンなど、普段からよく使うものは、なるべく出しやすいところに収納しておきましょう。
ショルダーの長さを調整する
ショルダーが長すぎると、歩くときに大きく揺れることがあります。
そうなると、足に何度もぶつかったりするため、かなり邪魔に感じてしまうのです。
ゆったり散歩するときならともかく、登山などでたくさん歩かなければならないときは、なんとか安定させておきたいものです。
そんなときは、ショルダーの長さを変えながら使ってみましょう。
縮めて体に近づけると、あまりブラブラ揺れることはなくなります。
それなら、動きが多くなっても邪魔には感じません。
位置が近くなれば、出し入れもより楽になるので、状況に合わせてうまく調整していきましょう。
ショルダーが太いものを使う
サコッシュのショルダーが肩に食い込むようだと、快適に使うことができません。
痛くなることもあるため、あまり長く使うことができず、不便に感じてしまうのです。
このデメリットを解消するためには、ショルダーの幅に注目してみましょう。
細いものは食い込む
ショルダーが細いものだと、重さによっては食い込みやすくなるものです。
幅が狭いために、肩への負担も大きくなってしまいます。
楽に持ち歩ける便利なサコッシュが欲しいときは、幅が広めのショルダーを探してみてください。
幅が広いものなら、多少荷物が重くても、そう簡単には食い込まなくなります。
長く使っても安心
肩に負担のかからないショルダーであれば、長時間使っていても、痛みを感じることは少なくなります。
そのため、ショルダーに注目するときは、普段の使い方もよく考えてみましょう。
長めに持ち歩くことが多く、肩が疲れてしまうようなら、少し幅の広いタイプが適しています。
なるべく携帯しやすいものを選び、いつでも快適に使えるようにしましょう。
まとめ
不便なサコッシュは、使っているとストレスがたまるものです。
やたらと邪魔になるものや、荷物が取り出しにくいものは、使うたびにイライラすることもあります。
それを避けるためには、ここで紹介した対策を試してみてください。
デメリットが少ないものに変えたり、荷物の入れ方を工夫したりすれば、使いやすさがアップし、余計なストレスも防ぐことができます。
参考URL・参考文献・根拠など
https://besme.jp/articles/350
https://lamire.jp/69144
https://noel-media.jp/news/2788
https://blog.marswee.com/entry/sacoche-osusume
https://my-best.com/6004
https://sakidori.co/article/28278
https://heim.jp/magazine/6632204
https://tabicoffret.com/article/73759/index.html