ネイビーのビジネスバッグはマナー的にアリ?それともナシ?
ビジネスバッグのマナーとして昔から、ビジネスバッグは黒でないとならないと言われてきました。
でも、今ではネイビーのビジネスバッグを使用している方もたくさんいます。
実際のところネイビーのビジネスバッグは、マナー違反になるのでしょうか?
それとも別に今の時代は問題ないのでしょうか?
ここではそれについて見ていきたいと思います。
ネイビーでも別にマナー違反にはならない
まず結論から見ていくと、たとえネイビーのビジネスバッグを使用していても、そのせいでビジネスマナー違反にしているとなることはありません。
確かに昔は、ネイビーのビジネスバッグはマナー違反だと考えられているところもありました。
でも今では、そう考える方はまずいないでしょう。
だから、ネイビーのビジネスバッグを使用することは全く問題ないと言えます。
むしろ印象が良くなることがある
むしろ今ではネイビーのビジネスバッグは、印象が良くなることすらあるでしょう。
ネイビーのビジネスバッグは、洗練された印象を与えることが出来ます。
そもそもネイビーと言う色には、そういう洗練された印象があります。
それがビジネスバッグという、基本的にはスマートなかたちのモノに採用されているわけなのですから、それによりさらに洗練された印象を与えることが出来るようになります。
持ち物が与える印象は大きい
基本的にはビジネスシーンでは、持ち物が与える印象は大きいです。
まずビジネスシーンでは、短い時間で相対する人の人物像を理解していかないといけないのです。
そういう人物像を理解するためには、やはり少しでも情報を多く得ないとなりません。
だから視覚情報として、持ち物もチェックするのです。
そういうことがあるので、持ち物が与える印象はすごく大きくなります。
しかもビジネスバッグは、持ち物の中では比較的に目立つものだと言えます。
何かを取り出したり、あるいはしまったりする際に嫌でも目にするものになります。
また手で持っている比較的におおきなモノになるので、自然と目に入ることもあるでしょう。
だから、ビジネスバッグから受ける印象は大きいのです。
そんなビジネスバッグの印象が洗練されていれば、自分も同じく洗練された人物に見えるようになることは確実でしょう。
洗練されていない野暮ったい方よりは、洗練されて見える人物の方が印象が良いことは間違いありません。
だからネイビーのビジネスバッグはむしろ印象が良くなると言えるのです。
なんならビジネスバッグとしては、ネイビーのビジネスバッグを使用するのが一番おすすめなくらいです。
ネイビーのビジネスバッグは合わせやすい
ネイビーのビジネスバッグがおすすめなのは、何もネイビーのビジネスバッグが洗練された印象を与えることが出来るからと言うだけの話ではありません。
それは確かに洗練された印象を与えることが出来るだけでも、かなりメリットになります。
でもそれだけではなく、ネイビーのビジネスバッグにはもう一つメリットがあるのです。
それが、何にでも合わせやすいというメリットです。
ネイビーのビジネスバッグは、何と合わせても基本的には相性が良いです。
たとえば黒のストライプスーツとあわせたらそれがアクセントになりますし、ネイビーのスーツならばまとまりがよくみえます。
グレーのスーツであれば、それがやぼったく見える全体のシルエットを引き締めてくれることになるでしょう。
そうしてよく使われるスーツのどの色にたいしても相性が良いのが、ネイビーのビジネスバッグなのです。
どうせビジネスバッグを買うのであれば、そうして何にでも合わせやすいものを買うのが一番です。
合わせづらいと使えない
たとえばそれ単体ではすごく印象がよく見えるビジネスバッグがあったとしても、それに合うスーツがないのであればそれは使えません。
それに合うスーツがないと、何かとそのビジネスバッグを合わせた時に、そのビジネスバッグが浮いて見えてしまいます。
全体から浮いてしまうとなると、全体の雰囲気もちぐはぐになります。
そうなったらやはり印象は良くなくなってしまいます。
大切なのはむしろ、単体での見栄えのよさよりも、全体として合わせやすいかどうかと言うことになります。
その点ネイビーのビジネスバッグは問題ありません。
だから、ネイビーのビジネスバッグはおすすめになるのです。
なぜマナー違反とされていたのか
このように、基本的にはおすすめできると言えるのがネイビーのビジネスバッグです。
では、そもそもなぜネイビーのビジネスバッグはマナー違反と言われることがあったのでしょうか?
それにはいくつかの理由がありますが、一つはやはり、黒でレザーが当たり前だったからでしょう。
昔は基本黒で皮素材だった
ビジネスバッグと言えば、昔は黒で皮素材でした。
当時はだれもが黒の皮素材のビジネスバッグを使用していたことでしょう。
日本では、比較的にマジョリティこそが正義のような考え方が古くからあります。
なので、黒で革素材と言うのが当たり前だった時代に、ネイビーのビジネスバッグを使おうものならば、それはすごく嫌な目で見られていたことでしょう。
全体の統一感を台無しにしてしまいますから。
今での時代でも、みんながみんな黒のスーツでまとめているところに、ネイビーのスーツを着ていたら、嫌な目で見られてしまうことはあります。
マナーと言うのは意外とそうして生まれていくものです。
ビジネスバッグにおけるマナーも、別にそれがみんなと違うから疎まれていたというだけなので、みんながみんな好き勝手なビジネスバッグやスーツを使用することが許されている現代においては、ネイビーのビジネスバッグがマナー違反になることはないと言えるのです。
新入社員の場合はマナー違反とされることもある
ただマレにではありますが、今の時代でも、ネイビーのビジネスバッグがマナー違反とされることがあります。
それが、新入社員の方がネイビーのビジネスバッグを使用している場合です。
新入社員は、リクルートスーツに黒のビジネスバッグを使用するのが制服のようになっているところがあります。
そんな風にみんな同じような格好をしている時にネイビーのビジネスバッグを使用していたら、マジョリティから外れてしまう事があります。
だから、マナー違反とされてしまうことがあるのです。
もちろん全てのところでそうだというわけではありません。
別に新入社員がネイビーのビジネスバッグを使用していても何も思わないというところも少なくはありません。
しかし、マレにそれがマナー違反とされてしまう事もあるので、新入社員の場合は一旦様子を見るのがおすすめです。
新入社員の場合は特にそこで印象を落とすべきではない
もしそれでマナー違反とされてしまったら、多少なりとも印象は悪くなるでしょう。
でも、新入社員の場合は、特にそんなことで印象を悪くしていくべきではないと言えます。
だから、まずは様子を見るのが一番です。
様子を見ていけそうだったら使い始めれば良いでしょう。
まとめ
ネイビーのビジネスバッグは、マナー違反だと言われることもありますが、それは昔の話です。
今となっては、ネイビーのビジネスバッグを使用していても、それでマナー違反だとされることはないでしょう。
むしろネイビーのビジネスバッグを使用することで印象が良くなることすらあるわけですから、ネイビーのビジネスバッグは使用するのがおすすめになります。