ビジネスバッグとプライベートバッグの境界線はどこ?

ビジネスバッグ

ビジネスバッグは、何をもってビジネスバッグとするのか。

プライベートで使用するバッグとの境界線はどこにあるのか。

それは意外とわからないものですよね。

でも、それが分かっていないと、ビジネスバッグを買おうと思って買い物に行ったのに、いざ買ってみたらどっちかというプライベートバッグだったということになりかねません。

実際のところ、その境界線はどこにあるんでしょうか?



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ビジネスバッグには明確な定義はない

ビジネスバッグというのはそもそもどういうものなのかという定義があるわけではありません。

ビジネスバッグが何を差すかというと、ビジネスマンが仕事で使用していても違和感のないバッグということになります。

でもここで言う違和感の感じ方は、人それぞれですよね。

たとえばリュックが良い例です。

リュックサックタイプのビジネスバッグも最近ではすごく増えてきていますし、実際にそれを使用している人もいます。

でも、リュックというのは元来カジュアルなバッグになりますよね。

なので、いまだにリュックタイプのバッグには違和感を覚えている人もいる。

それでは人によってはビジネスバッグに見えるし、人によってはただのリュックに見えているということになります。

実際そういうことが起こっているわけですから、ビジネスバッグとプライベートバッグの境界線というのはすごく難しいところがあるんです。

一般的なイメージはある

ただビジネスバッグといわれたらこれをイメージするというような、一般的なイメージに基づくビジネスバッグ像というのはあります。

それは、ブリーフケースのような、四角いカチっとした手持ちのカバンです。

今ではただの長方形ではなく、もっとスタイリッシュなフォルムのものも増えてきますが、それでも基本的に一番イメージがわくのは、ああしたブリーフケースになるんです。

それがなぜビジネスバッグに見えるのかということを考えていけば、ビジネスバッグとプライベートバッグの境界線が多少見えてきます。



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ビジネスバッグには余計な装飾がない

どうして昔ながらのブリーフケースの類がカチッとして見えるのかを考えてみると、一つの答えが生じてきます。

それは、余計な装飾がないからです。

一般的なプライベートバッグには、いろいろな装飾があることも多いです。

たとえばブランドロゴが全面に押し出されていたり。

でもそうしたブランドロゴなどの装飾は、やっぱりカジュアルなイメージを与えてしまうものになるんです。

それに対してたとえば、ただの真っ黒のバッグがあればどうでしょうか?

ただの真っ黒のバッグには、カジュアルなイメージは持ちづらい。

なので、基本的には余計な装飾がないものを探していけば、自然とビジネスバッグ然としたバッグにたどり着くことが出来るようになります。

シックさが感じられることが重要

余計な装飾がないと、それによってシックなイメージを与えることが出来ます。

そのシックなイメージを与えることが出来るというのが、ビジネスバッグにおいてはすごく重要なのです。

スーツもそうですよね。

スーツなんて、私服用も仕事用も同じようなシルエットであることが多いです。

では何で私服用と仕事用を分けるのかというと、それはやはり、装飾によるシックさの有無です。

何も装飾がないような、濃紺のスーツなどは、やはりシックなので仕事向き。

逆に濃紺は濃紺でも、ヒジのあたりにヒジ当てがついていたりするなど、装飾があればそれによりカジュアル度が増して、私服用になっていくんです。

色柄もシック

余計な装飾という言葉の中には、色柄も含まれます。

たとえば真っ赤なバッグや、薄い黄緑のようなシャーベットカラーのものも、カジュアル感が高いです。

なのでそれをビジネスバッグとするのは難しい。

あまりにもブリーフケースタイプのものとイメージがかけ離れていますよね。

真っ黒だったり、茶色だったり、そうしたシックな色のものがビジネスバッグだと考えるのが無難です。

手持ちのものがビジネスバッグだと考えるのがおすすめ

また、ビジネスバッグにおいて持ち方はすごく重要です。

バッグには、いろいろな持ち方のものがあります。

たとえば先に挙げてきたようなリュックタイプのもののように、背中にしょって持つものもあれば、トートバッグのように肩にかけてしまうタイプのものもあります。

そして昔ながらのブリーフケースのように、手持ちで持つタイプのものもある。

では、これらのうちどこまでがビジネスバッグに当てはまるのか。

まず間違いないのは、手で持つタイプのバッグです。

これは、一般的なイメージ像であるブリーフケースがそうなのですから、当然ビジネスバッグ色が強くなります。

なので、手持ちのバッグであるということは、ビジネスバッグの一つの条件だと言っていい。

他のものはどうでしょうか?

まず背中に背負うタイプのものですが、背中に背負うタイプのものは、総じてカジュアル色が強くなっています。

いまでこそ、リュックタイプのビジネスバッグなんて言うものが出てきて、たとえばリュックタイプでも真っ黒のものなど、シックさが感じられればセーフになってきていますが、先に挙げてきたようにそれをよく思っていない人もいる。

なので、基本的に背中に背負うタイプのものはNGだと考えるのがおすすめです。

難しいのはトートバッグタイプなどの肩にかける持ち方をするバッグです。

肩にかけるタイプは認められることも多いが

トートバッグタイプの肩にかけるバッグは、今ではすごく認められることも多いです。

ただやはり、リュックタイプほどではないですが、いまだにそれをビジネスバッグと思わない方もいます。

やはりもともとトートバッグはカジュアルなシーンでもよく活用するバッグになりますし、そのままそのイメージに引っ張られることもあるんです。

そういう人がまだ少しはいるわけなのですから、それをビジネスバッグとは思わないほうが無難ではあります。

素材感に高級さを感じられるかどうかもポイント

ビジネスバッグとプライベートバッグの境界線として、素材感も挙げられます。

プライベートバッグの素材感は自由です。

別にレザーでもコーデュロイでもなんでもいいのです。

しかし、ビジネスバッグはそうではない。

ビジネスバッグの場合には、素材に高級感が感じられないといけないんです。

たとえばレザーや、艶のあるナイロン、ハリのあるコットンなど。

素材感がシックさを引き立てる

その理由は簡単です。

素材のその高級感が、シックさを引き立ててくれるから。

素材感が与える印象はすごく大きいです。

たとえば同じシャツでも、ハリのあるシャツにはビジネス感を感じますが、それがふわふわのニット素材であれば、とたんにすごくカジュアルに感じるようになります。

それは当然、シャツでだけ起こる現象ではなく、他の服や靴でも起こりますし、カバンでも同じように起こっていくんです。

だから、素材感をきちんとさせないと、他の条件を満たしていてもカジュアル感が出てしまうことがある。

そうならないために、高級感のあるレザーやナイロン素材、ハリのあるコットンのものでないとならないのです。

まとめ

基本的には、手持ちタイプのバッグで、かつ余計な装飾のないもので、レザー素材やハリのあるコットン素材や艶のあるナイロン素材であれば、それはビジネスバッグだと考えてよいです。

それ以外がビジネスバッグとされるケースもありますが、まず一つ目のビジネスバッグとして買うのであれば、無難なのは間違いなくこの条件を満たすものになります。







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