非常用持ち出しバックパックはどんなバックがいい?何を入れるの?
大雨や台風、地震、噴火などの自然災害などの緊急事態に巻き込まれた時に活躍をしてくれるのが非常用持ち出しバックパックです。
非常用持ち出しバックパックはどのようなものがいいのでしょうか?
また、何を入れればいいのでしょうか?
もしもの時の為に1人1つ用意しておくことをおすすめします。
バックパックは両手が開くのでとても便利です。
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目次
バックパックは非常時の持ち出しにとっても便利
防災用品をどうやってまとめておいてあるかは家庭や職場によってさまざまです。
ナップサックのところ、スーツケースに入れているところ、段ボールに入れているところなどありますが、おすすめはバックパックです。
バックパックのメリットは背負って移動がしやすいことです。
両手が開くというのはとても便利です。
足場が悪いところや段差があるところでも移動が楽です。
バックパックは容量に限界がある
バックパックを非常時の持ち出しに使う場合、欠点もあります。
それは容量や重量に限界があるという点です。
キャリーケースやスーツケースの場合は多少重くても車輪がついているために道さえあれば移動することができますが、バックパックは自分の力で背負い、移動をしなければなりません。
体格や体力などにもよりますが、5キログラムから10キログラム程度が好ましいです。
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バックパックは視認性のよいものを
バックパックを非常用の持ち出しに使う場合、夜や停電時に使うことも考慮して視認性の良いものを使うのがおすすめです。
蛍光の黄色が特に視界が悪い時にも目立ちます。
反射板や反射テープをつけておくこともおすすめです。
反射素材を使ったキーホルダーもとても便利でしょう。
防水、防火素材のバックパックを
大雨の中や火の粉が舞う中を非常用のバックパックを背負って移動をしなければならないこともあるかもしれません。
そんな環境の中自分とバックパックの中身を守るためには防水素材や防火素材のバックパックを使用するのがおすすめです。
普通のバックパックに防水スプレーを引きかけるだけでもある程度の効果は望めます。
自分のものだと分かる工夫を
非常用のバックパックは自分で自作をしても良いですが、あらかじめ防災用品が入っている非常用の防災バックを購入するのも簡単でおすすめです。
ただし、職場で非常用のバックパックが配られたり、有名メーカーの非常用防災バックパックを購入したりした場合、周りの人も同じものを持っていることになります。
トラブルを防止したり身元をしっかりとさせたりするためにも目立つキーホルダーを付けるとともに名前、住所、連絡先などがはっきりわかるようにしておきましょう。
非常用バックパックには何を入れるべきか
非常用のバックパックには何をいれておくべきなのでしょうか?
まずは生きるために絶対に必要なものは基本です。
しかし、それだけでなく、あると少し便利なもの、快適なものなども入れておくようにしましょう。
避難生活はとてもストレスが溜まります。
災害から生き残れば良いというものではないのです。
自作で防災のバックパックを用意する場合は市販の防災バックのラインナップを参考にすると良いでしょう。
充電器
災害時、情報は生命線です。
充電器は必ず用意しておきましょう。
ハンドルを回すと充電できるタイプはとても便利です。
ライト
停電時はライトが欠かせません。
LEDのものは寿命が長く、安心です。
懐中電灯よりもヘッドライトがおすすめです。
両手が空くのでとても便器です。
ペットボトルの水
災害時にまず確保したいのが飲料水です。
あればあるほど良いですが、バックパックが重くなってしまうので500ミリリットルのものを4本くらいとりあえず用意しておきましょう。
飲み終わったペットボトルも何かと便利に使うことが出来ます。
食料
飲料水の次に確保したいのが食べ物です。
できれば調理が不要で美味しいものを用意しておきましょう。
乾パン、カロリーメイト、羊羹などがおすすめです。
お湯や水で戻して食べることのできるフリーズドライ食品も軽くてかさばらないので便利です。
ブランケット
災害時、体の冷えは命にかかわります。
普通のブランケットでもいいですが、おすすめは軽くてかさばらなくてあたたかいアルミブランケットです。
たためば座布団代わりにも使うことが出来ます。
段ボールよりも使い勝手が良いです。
ナイフ
服を割いて包帯を作る、絡んでしまった紐を切断する、段ボールを開く、袋を破くなどナイフは様々な場面で活躍をします。
本格的なサバイバルナイフは便利ですが、少し大きめのカッターナイフでも十分です。
快眠グッズ
避難所で寝るのはとてもストレスが溜まります。
耳栓、エアー枕、アイマスクなどはなくてもいいですが、あるととても寝やすくなり、ストレスを軽減させることが出来ます。
体力や気力の消耗も抑えることが出来ます。
それほどかさばらないのでバックパックに入れておきましょう。
布テープ
布テープは何かと役に立ちます。
何かを止めたりまとめたりすることはもちろん、ヒモの代用にすらなります。
怪我をしたときの応急処置にもできます。
布テープはほとんどの素材に有効な頼もしい存在です。
スリッパ
靴があるのならばスリッパは一見なくても良さそうです。
しかし、避難所は土足厳禁の場所でも綺麗とは限りません。
スリッパがあると冷たさや衝撃、汚れなどから足を守ることが出来ます。
折りたたみ式の簡単な物で良いのであると便利です。
非常用給水袋
日本では断水になると給水車が来てくれます。
しかし、水を入れる容器は自分で用意しなければなりません。
入れる容器がコップ敷かなければ長時間給水車の列に並んでもコップ一杯分の水しか得られません。
軍手
避難の際には瓦礫の中を行くこともあります。
素手では怪我をしてしまうようなことも多いです。
軍手があると自分の安全を守ることが出来ます。
レインコート
大雨や台風の中を避難するとき、いくらバックパックを背負っていて両手が空いているからと言って、傘は役に立たないどころかとても危険です。
レインコートを入れておきましょう。
レインコートはできれば上だけでなく、上下揃っている物が良いでしょう。
体が濡れると体温が下がり、体力や気力を奪い取られます。
携帯トイレ
排泄はどんな状況でも絶対にしたくなる自然現象です。
我慢をすると膀胱炎やエコノミー症候群、便秘、痔などを招いてしまいます。
3回分くらいは用意しておきましょう。
緊急用の連絡帳
災害時に携帯電話が使えるとは限りません。
非常時になったら絶対に連絡をとりたいと思っている人の連絡先はアナログで控えておきましょう。
定期的に更新するのを忘れないようにしましょう。
防災アドバイスブック
防災のノウハウは携帯で検索すればすぐに見ることが出来ますが、非常時には使えないこともあります。
防災に関するアドバイスブックを一冊入れておくと心強い存在になるでしょう。
周辺の地図やハザードマップも入れておくことと便利です。
まとめ
台風、地震、大雨、停電などの非常時に備えて持ち出し用のバックパックを用意しておくことをおすすめします。
バックパックは視認性が良く、防水、防火仕様のものが好ましいです。
バックパックの中に入れるべきものはまず生き残るのに必要なものを入れるのは当たり前ですが、それ以外にも耳栓やスリッパ、連絡帳などあると少し便利なものも入れておきましょう。