スチーム洗浄機で火傷してしまうこともある?対処法は?

スチーム洗浄機は、高温のスチームで汚れを浮かしていくというアイテムになります。
だから、もしかしたらそれを使用していると火傷をしてしまうこともあるのではないかと思うものですよね。
実際、スチーム洗浄機を使用していて火傷をしてしまうというケースはあるのでしょうか?
そしてそれがあるのであれば、どうすればそうならないようにできるでしょう?
スチーム洗浄機で火傷してしまうケースもある
まずスチーム洗浄機で火傷してしまうこともあるのか、という根本的な疑問から見ていきます。
結論からいうと、スチーム洗浄機で火傷をしてしまうことというのは、全然あります。
実際そういう報告もありますし、国民生活センターにそういう相談が挙げられていることもありました。
なので、スチーム洗浄機を使用する際には、注意して使用しないといけません。
なぜ火傷をしてしまうのか
スチーム洗浄機で火傷してしまう理由には、いくつかの理由があります。
先ず一つは、スチームをうっかり手などに当ててしまうというパターン。
これはあまり多くみられることではありませんが、たとえばぼーっとしていてうっかり手に当ててしまったりして火傷をするというパターンも見られます。
あるいは、うっかりではなく、ふざけて人に向けてあててしまい、それで火傷をするということもあるのです。
高温のものになるわけですから、当然使用する際には手に当たらないようにしないといけませんし、人に向けるなんてもってのほかです。
また、そもそもスチーム洗浄機自体が不良品で火傷をしてしまうというケースもみられます。
本来であれば触っても熱くないようなところも、スチーム洗浄機自体が不良品であれば、触ったときにすごく熱くなることがあります。
運悪くそういう不良品に当たってしまった人は、熱くないはずのところを触って火傷してしまうこともあるのです。
これに関しては気をつけようがありませんが、強いて言うならばなるべく触る位置は変えないなどの対処法が考えられます。
なるべく触る位置を変えなければ、たとえそれが不良品で、本来熱くならないところが熱くなってしまうものだとしても、そこを触らない可能性が高くなるので、問題なくなることも出てきますから。
ゴム手袋をして使用するという対処法もある
スチーム洗浄機を使用して火傷してしまうことを防ぐためには、ゴム手袋をしてスチーム洗浄機を使用するという方法もあります。
というか、最初から説明書に「ゴム手袋をして使用してください」と書かれているものもあるんです。
それは当然、火傷を防ぐため。
もちろんゴム手袋をしているからといって、熱いものが当たったときに熱くならないかといわれたらそんなことはありません。
熱いものが当たった時には熱いことは間違いないです。
でも、何も防具がないときに比べると、皮膚がおうダメージはすごく抑えることが出来るんです。
だから、スチーム洗浄機を使用する際には、ゴム手袋をして使用することをおすすめします。
もちろんそれは、説明書にそういう風にして使用してくださいと書かれているものを使用する時だけではなく、特にそういう記載がないスチーム洗浄機を使用する時にも言えることです。
そうして少しでも自衛していってください。
ゴム手袋はなるべくあつめのものを
ゴム手袋と一口に言っても、それにはいろいろなものがあります。
ペラペラなものもあれば、厚めのものもあるのです。
当然ながら、ここでのゴム手袋は、厚めのものであればあるほど良いです。
ゴム手袋には、単に汚れが手につくことを防ぐためのものもありますが、ここでの使用用途はそれではありません。
確かにスチーム洗浄機で浮かした汚れが手につかないようになるというのは間違いなく良いことではありますが、それは本来の使用用途ではないです。
本来の使用用途は手を火傷から守るということ。
そのためにはどう考えても、ぺらぺらのものよりは厚手のものの方が良いに決まっています。
だから、スチーム洗浄機を使用する際に使うゴム手袋を買う時には、厚手のものを買ってください。
水を入れすぎないようにも注意
スチーム洗浄機は水を入れて使用するものですよね。
でもその際に水を入れすぎてしまうと、中から熱湯が吹きこぼれてきてしまうことがあります。
その結果火傷してしまうことがある。
だから、実は水を入れる量には気をつけないといけないのです。
それは、家でケトルを使用している人であればわかるのではないでしょうか?
ケトルも同じように水を入れて、それを電気の力で沸騰させていきますよね。
でも、水を入れすぎると、水が吹きこぼれてしまうことがある。
そうしてケトルの周りがびしょびしょになったことがある人も多いのではないでしょうか?
それと同じように、スチーム洗浄機からも、水を入れすぎると水は吹きこぼれます。
そしてそれは、ケトルよりもさらに高い温度の熱湯。
だから、火傷リスクはかなり高いです。
そうならないように、水は入れすぎないようにしてください。
給水時にも注意は必要
あまり水を入れないとすぐに給水が必要になりますよね。
でもその給水の際にも注意が要るのです。
まだ熱いうちに開けようとすると、そのせいで火傷することが出てきます。
だから、水を入れる際には、ある程度の時間を空けないといけないのです。
それが面倒だからなるべくたくさん入れるという方もいるでしょうが、火傷するよりは待つ方がましでしょう。
なのでおすすめなのは、すごく時間の余裕がある時にスチーム洗浄機を使うということ。
あまり時間の余裕がない時にスチーム洗浄機で掃除をしていると、どうしても、しっかりと冷えるまで待てなかったり、たくさん水を入れたくなったりします。
でも時間に余裕があればそうならないものです。
だからすごく時間に余裕がある時にのみ使うことをおすすめします。
人が自分しかいないときに使う
もう一つ、スチーム洗浄機での火傷を防ぐ対処法があります。
それが、スチーム洗浄機を、自分しか人がいないときに使うということ。
スチーム洗浄機で火傷をする可能性があるのは、自分だけではありません。
周りの人が火傷をしてしまうこともあるのです。
自分はゴム手袋をしていますが、まわりにいる人までそれをしているかというと、当然そんなことはないものです。
だから、周りにいる人には火傷リスクはあります。
でも全員にゴム手袋をさせるのも面倒。
周りに人さえいなければ、その問題はあっさり解決するので、出来れば周りに人がいないときに使用するのがベストなのです。
倒されたりする事故もなくなる
周りに人がいると、その人がうっかりスチーム洗浄機のタンクを倒してしまったりする可能性も出てきます。
それが倒されると、中から熱湯が出てきてしまう可能性もある。
するとそれで足を火傷してしまうことも出てきますよね。
そしてそれは、周りの人がすることなので、防ぐのも難しいです。
それならば最初から周りに人がいない状態ですればいい。
それであれば、誰かに倒されてしまうというリスクは0になりますから。
倒すとしたら自分だけ。
それならば注意もできます。
まとめ
スチーム洗浄機は確かに便利なものです。
これがあることによって、明らかに掃除は楽になりましたし、より綺麗にすることも出来るようになりました。
しかし、スチーム洗浄機にはリスクもつきもの。
だからこうして工夫をしつつ、少しでもそのリスクを減らして、便利なものをきちんと便利に使用できるようにしていきましょう。