対決もの洋画ベスト3
すごく昔には、ゴジラVSキングコングという対決ものがありましたが、それ以来、邦画も洋画も対決ものは影を潜めていました。
しかし、10数年ほど前から復活してきていて、現在は、貞子VS伽椰子やアベンジャーズで、ちょっとした盛り上がりを見せています。
これからも残っていくジャンルでしょうから、よかった対決ものを振り返ってみようと思います。
第1位:「フレディVSジェイソン」

2003年のアメリカ映画、監督ロニー・ユー
ストーリーは、人々から忘れ去られて活動できなくなったフレディから始まります。
力を思うように発揮できないフレディは、現実世界で活動できるジェイソンを操って恐怖を復活させようとします。
しかし、ジェイソンの殺戮はフレディの予想を越えてしまい、獲物を横取りしていきます。
これに怒ったフレディは、ジェイソンと対決することになります。
作品としては、最初から結末が予想できた人が多かったと思います。
なんせ、どちらもほとんど不死身なんだし、ドローで終わりなんだろうと公開前から話していたのを覚えています。
ただ、気になったのは、どうやって戦うのかです。
ガチンコでやったらどうなるんだろうとそっちが興味の中心だった作品です。
もしかしたら、それって戦ってるのか?と疑問に思うのではないかと心配もしましたが、ちゃんと激しくやってくれています。
でも、いつからこんなに肉体派になったんだとツッコミたくなりました。
ホラーが苦手な人でも楽しめると思います。
第2位:「エイリアンVSプレデター」

2004年のアメリカ映画、監督ポール・W・Sアンダーソン
ストーリーは、南極大陸の氷の下600メートルに建造物を発見し、考古学者や科学者が調査に向かいます。
しかし、そこはプレデターがエイリアンを使って試練を行う場所だった。
エイリアンを使って儀式を行うってことは、プレデターは、エイリアンを飼っているのかな?と考えてしまった作品です。
あのエイリアンを飼育なんてできるわけがないし、プレデターも人間とタッグを組んでるし、あれ?人間もプレデターにとっては獲物じゃなかったっけ?といくつもクエスチョンがついてしまいます。
もともとこの作品自体が、あまり現実味のない対決映画として流れて続けていました。
しかし、ジェイソンVSフレディのヒットで映画会社は一気に乗り気になります。
もともと話題先行のお祭り映画だけに、細かいこと気にせずに対決させちゃったみたいなノリが凄いです。
ですから、観ている方も細かいこと気にしないで、エイリアンかプレデターを応援しているだけで楽しくなります。
でも、ちゃんとしたリアルな作品に仕上がっていますから心配しなくて大丈夫です。
第3位:「バットマンVSスーパーマン」
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2016年アメリカ映画、監督ザック・スナイダー
世界的に人気のバットマン対スーパーマンの対決です。
スーパーマンは、人類のためにその力を使ってきたが、あまりにも強大すぎる力のためにバッシングを受けるようになり、スーパーマンは悪になるというものです。
観ていて思ったのは、やはり正義の味方同士は戦っちゃダメです。
しかもバットマンは、もともと人間だよ!と思ってみているとバットマンばかり応援したくなります。
そのバットマンも普通に戦っても勝てないから、スーツを強化して立ち向かいます。
作るよりもアイアンマンとか貸してくれなかったのかなぁと余計なことを思ってしまいますが、それでも相手はスーパーマンです。
勝てるはずがありませんし、どうするバットマン!とここでもバットマンを応援したくなります。
ただし、よく考えたらバットマンは、会社を壊されて怒っているだけじゃないかと思うと、どっちもどっちだなぁと冷めてしまいます。
もう少しいろんな説明を追加して欲しかった作品です。
まとめ
これからもお祭り映画と言われながらも、面白い作品を見せてほしいです。
まだまだ可能性はあると思います。
アベンジャーズでチーム対抗戦をしているなら、ジェイソン、フレディコンビ対ゾンビチームとか面白いかもしれないです。
ただ、クオリティが下がると面白味が下がるので、クオリティはそのままにガチンコ対決を続けてほしいと思います。