感動で泣けてしまう邦画ベスト3

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最後まで見たら必ず涙が流れてしまう感動の邦画をランキングにしました。


タイトルからは分かりにくいですが何気ないワンシーンで泣けてしまう作品ばかりです。


有名な作品も多いですが、私はあまりメジャーになっていないのに感動する作品が好きです。


確かに大御所が出ていると映画は見たくなってしまうものですがそれだけが映画の醍醐味ではありません。


賞を取っていなくても有名でなくても本人が感動したらそれだけでいいと思います。





第1位:「ツナグ」

ツナグ

これは有名な作品です。


感動したと言う人も多いと思います。


死んだ人とコンタクトを取れる仲介人ツナグをしている男、渋谷の葛藤を描いた作品です。


何人かの仲介をしている短編集を合わせたような作品で、そのどの仕事でも感動するドラマがあります。


死者にとっては一度しか機会がないのに誰に会いたいのかなんてそう簡単に決められるものではなく、なので選ばれた人は何か理由があって当然。


おすすめは祖母に自分の両親が死んだ理由を聞くシーン、祖母の悲しみが伝わってきてでもその時の気持ちが分かるだけに見ている方の心も痛くなってきます。


共演で出てくる役者たちも大物が多く、一人の仲介が終ったら泣けてそしてまた次の人の仲介に入る。


感情移入したらやっていけない仕事だなと思いました。


そして孫が祖母からツナグの仕事を受け継ぐ時、どれほどの気持ちで引き継いだのか。


決して軽視していい仕事ではないのにあの若さでそれを引き継ぎ、今後も続けていく覚悟に感動します。





第2位:「まぼろしの邪馬台国」

まぼろしの邪馬台国

これは実在した人物、宮崎康平・和子の映画です。


しかもキャストに竹中直人と吉永小百合を起用しているので素晴らしい演技の映画に仕上がっています。


盲目の康平を支える和子は良妻をそのまま絵にしたような人で美しく凛としていて格好いいです。


そして自分が康平の目になります、と現代の人間には言えないような科白をいう姿勢も格好いいです。


そして一緒に卑弥呼がいた邪馬台国を探す旅に出る康平が凄いなと思えました。


個人的に記憶に強く残っているのは逆ギレした和子が康平に卵をぶつけるシーン、うおっと思いました。


ヤキモチ焼きな康平の一面も見れて楽しかったです。


とにかく夫・康平に尽くす和子の愛に胸の奥から込み上げてくるものは確かにあります。


他にも多くの役者が出ています。


柳原可奈子も初出演で奮闘した演技が見れてよかったです。


事実を映画化したものは現実味があってすぐに世界に入り込めます。


確かに少し難しいところはありますが吉永小百合と竹中直人の演技に感動します。


確かにそこにある夫婦の愛を見て感じ取って欲しいと思います。

第3位:「ディア・ドクター」

ディア・ドクター [DVD]

笑福亭鶴瓶主演の映画という事でコメディだと思って見たらシリアスな映画でした。


村唯一の医師で皆に慕われている伊野だがいつも何かに怯えているような雰囲気もあって。


キャッツコピーはその嘘は、罪ですか。


何の事か分かっていませんでしたが最後まで見たら分かります。


そして伊野が失踪した訳も。


見ている限り犯罪かもしれませんが皆が良しとしていたのだから罪に問わなくてもいいのではないかと思いました。


でも伊野がいてくれたおかげで助かった命もあります。


肺に溜まっていた空気を抜くのに針を刺して空気を抜く。


そのお陰で助かったのだと救命医にも言われて全員安心しただろうに、と思います。


このシーンが一番印象に残っています。


救命医が中村勘三郎だったからという理由ではないです。


とにかく伊野が村のために頑張り留まってくれていた葛藤に感動しました。


そして最後のワンシーン、互いに気付かないまま駅のホームで背中越しに再会をするのですが気付かなくてよかったと思います。


伊野はいい人でした。


こんなシリアスな演技もできるのだと感動してまた見たいと思いました。

まとめ

どれもジャンルは違うように思いますが、見ていて感動する要素はあります。


感動とは人が身を張って誰かを助けたからするものではありません。


共感してその世界に入り込んでしまったら感動してしまうものだと思います。


あぁ、この人って凄いと感じたらそれが即ち感動に繋がるのだと私は思います。


そういう意味では上げた3作品はどれも感動しました。







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