ヴェポライザーのバッテリーはどれだけ持つのか? 3つのバッテリー切れ対策を紹介
専用のカートリッジを使用するタイプの加熱式タバコと比べ、タバコ葉そのものを加熱するヴェポライザーはコスト面で有利な喫煙方法です。
そんなヴェポライザーもバッテリーを使用する点では普通の加熱式タバコと変わりないため、外出時はバッテリー切れが心配になってきます。
ヴェポライザーはバッテリーがどれくらい持つのかという点に加え、バッテリー切れに対する3つの解決方法についても解説します。
目次
便利なヴェポライザーにもバッテリーに課題
普通の紙巻きタバコはライター等で一度火をつけてしまえば燃焼状態が持続しますが、ヴェポライザーの場合は過熱する間じゅう一定の電力を消費し続けます。
そのための電源には充電式のバッテリーが使われているため、1回の充電で使用できる回数に制限が出てくるのです。
ヴェポライザーに使われているバッテリーは現状だと内蔵型が大半で、多くはUSBケーブルを通じて本体を充電する仕組みとなっています。
ヴェポライザーに内蔵されているバッテリーの容量は製品によって異なり、バッテリーの持ち時間もその容量次第です。
バッテリーの容量はmAhという単位で表され、数字が大きいほど多くの電力を供給できるためバッテリーの持ちが良くなります。
比較的容量の少ない1,600mAhクラスのバッテリーを内蔵したヴェポライザーだと、1回の充電で7回前後しか吸えません。
温度設定によってもバッテリーの持ちが変わる
バッテリーの持ちが良くないヴェポライザーを選んでしまった場合は、外出時の充電切れ対策が必須です。
1回の充電当たりに吸える回数はバッテリー容量だけでなく、ヴェポライザーの設定温度によっても変わってきます。
加熱温度を高く設定すればするほど電力を多く消費するため、限られたバッテリー容量もそれだけ早く尽きてしまうのです。
ヴェポライザーの設定温度は200℃前後が一般的で、好みによって160℃程度から230℃程度まで幅があります。
ヴェポライザーの設定温度を低くすれば少しでもバッテリーを長持ちさせられますが、そうするとキック感が弱くなってしまう点に物足りなさを感じる人も少なくありません。
そのためヴェポライザーを愛用する人の多くは、以下で紹介する3つのバッテリー切れ対策を講じているのです。
モバイルバッテリーを持ち歩く
ヴェポライザーの設定温度を変えることなく充電切れに備える1つ目の対策は、モバイルバッテリーを持ち歩くというポピュラーな方法です。
モバイルバッテリーはスマートフォンなどのバッテリー切れ対策にもよく使われていますが、ヴェポライザーでも同様の対策をすることで安心して外出できるようになります実際に普段からヴェポライザーを愛用している人の間では、モバイルバッテリーが必需品と言われているほどです。
特に内蔵バッテリーの容量が2,000mAhに満たないヴェポライザーを使っている人にとっては、モバイルバッテリーの携帯が最も現実的な充電切れ対策だと言えます。
容量に余裕のあるモバイルバッテリーを
ヴェポライザー充電用としてモバイルバッテリーを購入する際には、本体のバッテリー容量に合わせた容量を持つ製品を選ぶことが必要です。
最低でもヴェポライザーの内蔵バッテリーと同等以上の容量を持つモバイルバッテリーでないと、充電するのに容量が不足してしまいます。
実際には熱の発生によって3割ほどロスする電力の分も計算に入れなければならないため、ヴェポライザーのバッテリー容量より30%から40%以上大きい容量のモバイルバッテリーが現実的な選択肢です。
例えば内蔵バッテリーが2,300mAhクラスのヴェポライザーなら、余裕を見て3,000mAh以上のモバイルバッテリーを選ぶ必要があります。
4,000mAhから5,000mAhクラスのモバイルバッテリーは容量と価格やサイズのバランスが取れているため、一般的なヴェポライザーの充電切れ対策として人気です。
出力が2A以上のモバイルバッテリーなら急速充電にも対応できますので、急な充電切れの際にも迅速に対応できます。
大容量のバッテリーを内蔵したヴェポライザーを選ぶ
1回の充電で少しでも長くヴェポライザーを持たせるには、最初から大容量のバッテリーを内蔵した製品を選ぶという手もあります。
ヴェポライザーの内蔵バッテリーも製品によって容量に幅が見られ、1回の充電で吸える回数を示すセッション数もバッテリー容量にある程度比例してきます。
1,600mAhクラスのヴェポライザーだとセッション数は多くても8回程度ですが、2,200mAhクラスになるとセッション数を10回程度に増やせるのです。
中には3,000mAh以上の大容量バッテリーを内蔵したヴェポライザーも売られていますが、大容量バッテリーの製品は本体の小型化が難しい面もあります。
携帯性をある程度犠牲にしてでもバッテリーの持ちを重視したい人には、大容量タイプのバッテリーを内蔵したヴェポライザーがおすすめです。
Arizer Solo IIはセッション数が30回以上
セッション回数が30回以上にも達する大容量バッテリー内蔵のヴェポライザーは選択肢がそれほど多くありませんが、海外製品の中には驚異的なバッテリー寿命を誇る製品もあります。
中でもArizer Solo IIという製品は3,400mAhのバッテリーを2本内蔵し、合計6,800mAhという大容量を実現させた高性能ヴェポライザーです。
1回フルに充電しておけば設定温度次第で40回は吸えるほど、Arizer Solo IIのバッテリーはタフにできています。
価格は少々高くなりますが、Arizer Solo IIはできるだけモバイルバッテリーを持ち歩かずに充電切れも防ぎたいという人におすすめです。
バッテリー交換式のヴェポライザーも選択肢の1つ
外出時のヴェポライザー充電切れを防ぐ3つ目の対策として、バッテリーが交換できるタイプの機種を選ぶというのも有力な選択肢です。
最近はバッテリー交換式のヴェポライザーも増えてきており、使い勝手などの点で選択の幅が広がっています。
そうしたバッテリー交換式のヴェポライザーには、18650リチウムイオンバッテリーと呼ばれる二次電池を使用している例が一般的です。
18650リチウムイオンバッテリーには直径18mmで長さが65mmという規格があり、同じリチウムイオンバッテリーの26650電池より直径が小さくなっています。
サイズが似ている単3アルカリ電池などと比べて公称電圧が高く、容量も大きいのが18650リチウムイオンバッテリーの特徴です。
交換用バッテリーはメーカー推奨の製品が安心
バッテリー交換式のヴェポライザーを購入して予備のバッテリーを持ち歩けば、外出先での充電切れにも即座に対応できるようになります。
交換用に使われる18650リチウムイオンバッテリーは通販でも購入できますが、安価な製品には注意が必要です。
価格が極端に安い18650リチウムイオンバッテリーの中には低品質の製品も少なくないため、充電中に過熱して事故につながる可能性もあります。
ヴェポライザーのメーカーが推奨する18650リチウムイオンバッテリーを交換用として購入しておけば、品質も間違いないので安心です。
バッテリー内蔵タイプはバッテリーが寿命を迎えると本体まで使用できなくなりますが、バッテリー交換式ならお気に入りのヴェポライザーを長く使い続けることができます。
まとめ
ヴェポライザーの弱点とも言われていたバッテリーの問題も、以上に紹介した3つの対策で解決が可能です。
現在持っているヴェポライザーが気に入っていて買い替えたくない人は、モバイルバッテリーを持ち歩く対策で外出時にも充電切れを心配しなくて済むようになります。
ヴェポライザー買い替えも視野に入れるなら大容量タイプのバッテリーを内蔵した製品か、またはバッテリー交換式の製品が有力な選択肢です。
専用のカートリッジを使用するタイプの加熱式タバコと比べ、タバコ葉そのものを加熱するヴェポライザーはコスト面で有利な喫煙方法です。
そんなヴェポライザーもバッテリーを使用する点では普通の加熱式タバコと変わりないため、外出時はバッテリー切れが心配になってきます。
ヴェポライザーはバッテリーがどれくらい持つのかという点に加え、バッテリー切れに対する3つの解決方法についても解説します。
便利なヴェポライザーにもバッテリーに課題
普通の紙巻きタバコはライター等で一度火をつけてしまえば燃焼状態が持続しますが、ヴェポライザーの場合は過熱する間じゅう一定の電力を消費し続けます。
そのための電源には充電式のバッテリーが使われているため、1回の充電で使用できる回数に制限が出てくるのです。
ヴェポライザーに使われているバッテリーは現状だと内蔵型が大半で、多くはUSBケーブルを通じて本体を充電する仕組みとなっています。
ヴェポライザーに内蔵されているバッテリーの容量は製品によって異なり、バッテリーの持ち時間もその容量次第です。
バッテリーの容量はmAhという単位で表され、数字が大きいほど多くの電力を供給できるためバッテリーの持ちが良くなります。
比較的容量の少ない1,600mAhクラスのバッテリーを内蔵したヴェポライザーだと、1回の充電で7回前後しか吸えません。
温度設定によってもバッテリーの持ちが変わる
バッテリーの持ちが良くないヴェポライザーを選んでしまった場合は、外出時の充電切れ対策が必須です。
1回の充電当たりに吸える回数はバッテリー容量だけでなく、ヴェポライザーの設定温度によっても変わってきます。
加熱温度を高く設定すればするほど電力を多く消費するため、限られたバッテリー容量もそれだけ早く尽きてしまうのです。
ヴェポライザーの設定温度は200℃前後が一般的で、好みによって160℃程度から230℃程度まで幅があります。
ヴェポライザーの設定温度を低くすれば少しでもバッテリーを長持ちさせられますが、そうするとキック感が弱くなってしまう点に物足りなさを感じる人も少なくありません。
そのためヴェポライザーを愛用する人の多くは、以下で紹介する3つのバッテリー切れ対策を講じているのです。
モバイルバッテリーを持ち歩く
ヴェポライザーの設定温度を変えることなく充電切れに備える1つ目の対策は、モバイルバッテリーを持ち歩くというポピュラーな方法です。
モバイルバッテリーはスマートフォンなどのバッテリー切れ対策にもよく使われていますが、ヴェポライザーでも同様の対策をすることで安心して外出できるようになります実際に普段からヴェポライザーを愛用している人の間では、モバイルバッテリーが必需品と言われているほどです。
特に内蔵バッテリーの容量が2,000mAhに満たないヴェポライザーを使っている人にとっては、モバイルバッテリーの携帯が最も現実的な充電切れ対策だと言えます。
容量に余裕のあるモバイルバッテリーを
ヴェポライザー充電用としてモバイルバッテリーを購入する際には、本体のバッテリー容量に合わせた容量を持つ製品を選ぶことが必要です。
最低でもヴェポライザーの内蔵バッテリーと同等以上の容量を持つモバイルバッテリーでないと、充電するのに容量が不足してしまいます。
実際には熱の発生によって3割ほどロスする電力の分も計算に入れなければならないため、ヴェポライザーのバッテリー容量より30%から40%以上大きい容量のモバイルバッテリーが現実的な選択肢です。
例えば内蔵バッテリーが2,300mAhクラスのヴェポライザーなら、余裕を見て3,000mAh以上のモバイルバッテリーを選ぶ必要があります。
4,000mAhから5,000mAhクラスのモバイルバッテリーは容量と価格やサイズのバランスが取れているため、一般的なヴェポライザーの充電切れ対策として人気です。
出力が2A以上のモバイルバッテリーなら急速充電にも対応できますので、急な充電切れの際にも迅速に対応できます。
大容量のバッテリーを内蔵したヴェポライザーを選ぶ
1回の充電で少しでも長くヴェポライザーを持たせるには、最初から大容量のバッテリーを内蔵した製品を選ぶという手もあります。
ヴェポライザーの内蔵バッテリーも製品によって容量に幅が見られ、1回の充電で吸える回数を示すセッション数もバッテリー容量にある程度比例してきます。
1,600mAhクラスのヴェポライザーだとセッション数は多くても8回程度ですが、2,200mAhクラスになるとセッション数を10回程度に増やせるのです。
中には3,000mAh以上の大容量バッテリーを内蔵したヴェポライザーも売られていますが、大容量バッテリーの製品は本体の小型化が難しい面もあります。
携帯性をある程度犠牲にしてでもバッテリーの持ちを重視したい人には、大容量タイプのバッテリーを内蔵したヴェポライザーがおすすめです。
Arizer Solo IIはセッション数が30回以上
セッション回数が30回以上にも達する大容量バッテリー内蔵のヴェポライザーは選択肢がそれほど多くありませんが、海外製品の中には驚異的なバッテリー寿命を誇る製品もあります。
中でもArizer Solo IIという製品は3,400mAhのバッテリーを2本内蔵し、合計6,800mAhという大容量を実現させた高性能ヴェポライザーです。
1回フルに充電しておけば設定温度次第で40回は吸えるほど、Arizer Solo IIのバッテリーはタフにできています。
価格は少々高くなりますが、Arizer Solo IIはできるだけモバイルバッテリーを持ち歩かずに充電切れも防ぎたいという人におすすめです。
バッテリー交換式のヴェポライザーも選択肢の1つ
外出時のヴェポライザー充電切れを防ぐ3つ目の対策として、バッテリーが交換できるタイプの機種を選ぶというのも有力な選択肢です。
最近はバッテリー交換式のヴェポライザーも増えてきており、使い勝手などの点で選択の幅が広がっています。
そうしたバッテリー交換式のヴェポライザーには、18650リチウムイオンバッテリーと呼ばれる二次電池を使用している例が一般的です。
18650リチウムイオンバッテリーには直径18mmで長さが65mmという規格があり、同じリチウムイオンバッテリーの26650電池より直径が小さくなっています。
サイズが似ている単3アルカリ電池などと比べて公称電圧が高く、容量も大きいのが18650リチウムイオンバッテリーの特徴です。
交換用バッテリーはメーカー推奨の製品が安心
バッテリー交換式のヴェポライザーを購入して予備のバッテリーを持ち歩けば、外出先での充電切れにも即座に対応できるようになります。
交換用に使われる18650リチウムイオンバッテリーは通販でも購入できますが、安価な製品には注意が必要です。
価格が極端に安い18650リチウムイオンバッテリーの中には低品質の製品も少なくないため、充電中に過熱して事故につながる可能性もあります。
ヴェポライザーのメーカーが推奨する18650リチウムイオンバッテリーを交換用として購入しておけば、品質も間違いないので安心です。
バッテリー内蔵タイプはバッテリーが寿命を迎えると本体まで使用できなくなりますが、バッテリー交換式ならお気に入りのヴェポライザーを長く使い続けることができます。
まとめ
ヴェポライザーの弱点とも言われていたバッテリーの問題も、以上に紹介した3つの対策で解決が可能です。
現在持っているヴェポライザーが気に入っていて買い替えたくない人は、モバイルバッテリーを持ち歩く対策で外出時にも充電切れを心配しなくて済むようになります。
ヴェポライザー買い替えも視野に入れるなら大容量タイプのバッテリーを内蔵した製品か、またはバッテリー交換式の製品が有力な選択肢です。