健康面に気を付けよう。電子タバコの安全性を知る秘訣
禁煙、分煙ムードの漂う昨今、加熱式タバコや電子タバコの普及は著しいものがあります。
しかし、紙タバコよりも電子タバコの方がホルムアルデヒドが多く含まれるというニュースが流れたり、その安全性については詳しく学ぶ必要があります。
今回は元々の紙タバコの害にも触れながら、電子タバコの安全性やおすすめのリキッドを紹介していきます。
1.電子タバコの安全性
1-1.ニコチンの有無
ニコチンに関しては使用するフレーバーリキッドに寄ります。
ものによってはニコチンを含んだリキッドも販売されています。
日本では薬事法で規制されているのですが、ニコチンが検出されるリキッドが出回っているのも事実です。
そもそもニコチンは有害物質と言われていますが、果たしてどのように体への影響があるのかを知ることが大切です。
実際にはニコチンそのものに発がん性などは認められていません。
むしろアルツハイマーや痴呆の改善および抑制に効果的であることが研究で証明されています。
それでもニコチンが有害だと言われてきたことには理由があります。
それはその強い依存性を持っているということです。
(依存性とは中枢神経に対して毒性を意味します)一般的な紙タバコが厄介な理由は「ニコチンが、200種類以上もの有害物質を含んだタバコを吸いたくさせてしまう」という依存性の点にあるわけです。
1-2.リキッドの安全性
最近では世界中のブランドで様々なリキッドが販売されています。
個性を発揮するあまり、中には個人で生成したものを販売するなど、衛生面や安全性で信用に足らないものも多く出回っています。
有害物質のみならず、薬事法で規制されているはずのニコチンまでもが検出されることもあるのです。
基本的には無名のメーカーや所在地・生産地が明記されていないようなリキッドは危険な可能性が高いので使用するどころか購入しないようにしましょう。
きちんとしたリキッドはもちろんそれに比べて値段は張りますが、安全性を買うと思えば安いものです。
1-3.電圧が高すぎないか
電子タバコのホルムアルデヒドの検出がニュースになりましたが、これは5.0Vの電圧で使用することで検出された結果です。
しかし、もっと詳しく検証していくと果たしてどのくらいの抵抗(Ω)で、最終的にどのくらいの電力(W)で蒸気を出したのかが明確にはなっていません。
同じ5.0Vでも、アトマイザーのコイル(抵抗)が違えば出力される電力と蒸気の量は異なるのです。
検証結果にまだまだ不透明な部分は多く、ひとまずは高電圧よりも低電圧の方が害はないという意見が一般的になっています。
2.おすすめのリキッド
2-1.VAPE TEK(ベイプテック)
アメリカ・カリフォルニアで製造されています。
ニコチンが含まれていないリキッドを高純度・高濃度で提供しているのが特徴のメーカーです。
スポイト式を採用した青色の遮光瓶にリキッドが入っています。
アトマイザーへの注入のしやすさも工夫されています。
フレーバーの種類も豊富でブルーベリーやオレンジなどのフルーツ系、コーヒー、クッキー、キャラメルチョコなど「濃厚な味わい」を特徴としています。
2-2.vape switch(ベイプスウィッチ)
横浜が発祥のメーカーです。
レギュラーシリーズは内容量が16.5mlと多く入っていて魅力的な上、フルーツミックスやカクテル風味、シリアル風味などを、レガシーラベルシリーズは内容量が10mlと少なめですが、ブルーベリーチーズケーキ風やアップルパイ風、バナナ&ピーナッツバターなど他のメーカーにはない個性が強く押し出されています。
2-3.kamikaze(カミカゼ)
日本産なので安心して電子タバコを楽しむことができます。
フレーバーの評価が高く、安全性を考慮し食品用の食材で作れているのが特徴です。
メンソール系やフルーツ系、エナジードリンク系、ミルク系などの豊富なリキッドは自社の工場で製造しています。
他にもおすすめはVP JAPAN(VPジャパン)、halo(ヘイロー)、AMBROSIA(アンブロシア)、NICO TICKET(ニコチケット)、Frinbr(フレンバー)、Fivepawns(ファイブポーンズ)、Virgin Vapor(バージンベイパー)あたりになります。
次の項目ではフレンバーの安全性を詳しく調べていきましょう。
3.フレンバーの安全性
3-1.ニコチンの有無
フレンバーのリキッドは高品質で間違いなくニコチンが含まれていない安全なリキッドです。
なぜならば、フレンバーで取り扱うリキッドはニコチン分析にかけられるからです。
そして、ニコチンフリーである証拠として試験報告書を提示しています。
然るべき機関を通し、専門の有識者がいる工場で開発、生産した高品質なリキッドのみを販売しているわけです。
3-2.リキッドの安全性
フレンバーに使用するフレーバーリキッドは安全と言えます。
まずリキッドの基本的な使用成分は
- PG(プロピレングリコール)
- グリセリン
- 香料
です。
1つ1つの工程を丁寧に確認、チェックして大阪の工場で製造・生産されています。
大手国内メーカーの化粧品や医薬部外品なども製造・生産されている工場で、公式ホームページにはその製造工程が写真とともに明記されており、原産国証明も表示されています。
原産国証明とは「貨物の原産地、つまり貿易取引される輸出品や輸入品の国籍を証明すること」です。
証明書もしっかりと発行されており、その真偽を保証するために、輸出地の商工会議所、もしくは官庁、輸出国所在の輸入国領事館などが書類を発行し、証明してくれています。
どんな場所でどんな風に作られているのか不透明なものと違い、フレンバーのフレーバーリキッドはちゃんと明示されているので安心して使用することができます。
3-3.電圧の調整可能
フレンバーの電圧では害は検出されません。
電子タバコのホルムアルデヒドの検出がニュースになりましたが、これは5.0Vの電圧で使用することで検出された結果です。
では、フレンバーはどうでしょう。
これは本体がどういう出力を設定できるかを確認することで判断できます。
フレンバーの公式HPでの電圧説明によると電源ボタンが緑に点灯2.2V、青に点灯2.7V、赤に点灯3.6Vとされています。
ということは、フレンバーは「2.2V~3.6V」の範囲で使用に限ることがわかります。
従って、5.0Vの高電圧には届きません。
最大の電圧にしてもホルムアルデヒドが検出される5.0Vには達さないので、フレンバーは高電圧のものよりも安全であることを確認することができます。
4.その他の視点から見る安全性
4-1.タールの有害性
一般的な紙タバコの有害物質といえばタールではないでしょうか。
紙タバコが燃えることによって発生し、ヤニとしてフィルターに茶色く、こびり付きます。
タールの中にはベンゾピレンやアミン類など数十種類の発がん物質が含まれています。
電子タバコにはタールは入っていないので、紙タバコと比べて安全と言うことができます。
4-2.一酸化炭素の有害性
紙タバコには一酸化炭素も含まれます。
肺から取り込んだ酸素は血流に乗ることで全身へと運ばれていきます。
その時、酸素を運んでくれる役目を担うのは赤血球内のヘモグロビンと呼ばれるタンパク質です。
一酸化炭素は酸素よりも200倍以上ヘモグロビンと結びつきやすい性質があるため、喫煙をすることで酸素が運ばれない状況が発生します。
つまり全身の細胞が酸欠になってしまうのです。
その結果、酸素を運ぶために赤血球を増やそうと身体が抵抗し、血管が詰まり動脈硬化を誘発させるのです。
電子タバコには一酸化炭素も含まれないので、この点からも紙タバコより安全と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一般的な紙タバコと比較して電子タバコがいかに安全であり、身体への害が少ないか理解していただけたのではないでしょうか。
とはいえ、リキッドに関しては自分で安全なものを取捨選択していく必要があります。
タバコは嗜好品であるので身体への害は自分の責任ではありますが、自分の人生、そして、健康を長い目で見てこれを機に電子タバコに変えるのもいいかもしれません。