初めの一台におすすめのヴェポライザー人気モデル5選
ヴェポライザーは、タバココストを大幅に減らせると最近注目の電子タバコです。
しかし既存の電子タバコのように特定のメーカーがなく、通販のみで流通しているものも多くどれを選べばいいのか迷ってしまうという声も多いです。
今回は国内で正規流通しているヴェポライザーから、特におすすめのヴェポライザーを5モデルご紹介します。
目次
人気のヴェポライザー5選
ヴェポライザーは第四の電子タバコとも呼ばれる新しい電子タバコです。
特にタバコ代を大幅に減らせるため、タバコ税増税後から注目が集まっています。
しかしヴェポライザーと一口に言っても様々なメーカーから多種多様なモデルが発売されており、かつ国内に大手メーカーが存在しないため「どれを選んでいいかわからない」という声もよく聞きます。
そこで今回は、日本国内で流通しているヴェポライザーからおすすめモデルを厳選して5モデルご紹介します。
筆者が実際に使用したモデルもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめモデルその1.Herbstick Eco
Herbstick Ecoは比較的早くから日本で流通を始めたヴェポライザーで、現在でもよく売れているモデルです。
リニューアルを重ね、現在セラミックチャンバーを採用した3世代目が流通しています。
コンパクトながら、バッテリー容量は2200mAhと大容量です。
使用するタバコ葉の量はメーカー推奨で0.25gで、レギュラーサイズの手巻きタバコ1本なら約4回使用でき、ヴェポライザーの利点であるタバココストの改善にも十分なスペックを持っています。
コスパが人気の理由
Herbstick Ecoが人気の理由はそのコスパにあります。
参考価格は3880円とヴェポライザーの中でも特に安く、導入しやすく最初の一台として人気を得ています。
タバココストを抑えたいと思ったとき、電子タバコは本体価格も加味する必要があるので、IQOSなど本体価格が高い電子タバコと比べたときにHerbstick Ecoを選ぶ人が多いようです。
ここがちょっと
筆者もHerbstick Ecoの前世代機を始めてのヴェポライザーに選びました。
当初こそ満足して使用していましたが、他の機種と比べると少し加熱が弱いと感じます。
最大設定温度は210℃と遜色ありませんが、他の機種に比べると加熱時間が長く必要で、少し香りが出にくい印象です。
問題があるレベルではないので、じっくりと暖めてからゆっくり吸う事で満足感が高くなるでしょう。
おすすめモデルその2.herbstick relax
Herbstick Ecoと同じく、GigGo社製のヴェポライザーです。
Herbstick Ecoの上位互換機で、サイズが少し大きくなり本体がプラスチック製に変更されました。
Herbstick Ecoでは上部にタバコ葉をセットする構造でしたが、herbstick relaxでは下部のチャンバーに挿入する形に変更されています。
これによってタバコ葉にフレーバーリキッドを添加しても電熱部を故障させるリスクが少なくなっています。
また持ち運び時に故障しやすいマウスピースは本体に収納可能で、持ち運び性能も上がっています。
バッテリー容量は同じく2200mAhで、タバコ葉の消費量も同じ0.25gとなっています。
参考価格は5,800円と値上がりしていますが、Herbstick Ecoに引けを取らない人気モデルです。
軽量化
herbstick relaxはHerbstick Ecoより太く大きくなりましたが、外装をプラスチックに変更したことによって計量化しています。
Herbstick Ecoでは本体が重く長かったことで持ち難さを感じるユーザーも多かったですが、herbstick relaxで改善しています。
最大温度UP
Herbstick Ecoでは加熱温度に不満がありましたが、herbstick relaxでは最大225℃に上がったことで香りを出しやすくなっています。
高温での吸引で問題になるのが熱風によるやけどや不快感ですが、herbstick relaxでは加熱部分を下部に配置したことで対策しています。
ここがちょっと
吸い心地や設計にはまったく問題のないherbstick relaxですが、唯一の難点はバッテリー持ちです。
加熱温度は上がりましたがバッテリー容量は変わらないので、高温を使用する場合電池持ちが気になります。
おすすめモデルその3.WEECKE C-VAPOR3
こちらもヴェポライザーの定番商品のひとつです。
名前のとおり3世代目で、リニューアルを経て使い勝手や性能が大幅に改善しています。
バッテリー容量が2300mAhとリニューアル前から大幅にアップしています。
スペーサーを使用した場合のタバコ葉の量は焼く0.2gと少量で済むのも魅力のひとつです。
参考価格は7,980円です。
液晶表示が親切
ヴェポライザーは各種設定を行うため、基本的に液晶画面が内蔵されています。
特にC-VAPOR3の液晶は優秀で、喫煙に必要な情報が充実しています。
液晶自体が見やすいように改善されており、屋外での使用でも十分に情報を確認できます。
またヴェポライザーには加熱時間に設定があり、C-VAPOR3ではその加熱時間の残りが少なくなるとカウントダウンしてくれる機能もあり、加熱時間の把握にとても助かります。
また液晶表示に合わせてバイブレーション機能もあるので、吸引中液晶に目が行かない場合でも通知を受けることが可能です。
バッテリー容量以上のバッテリー持ちを実現
バッテリー容量自体は2300mAhと特別多くないC-VAPOR3ですが、バッテリー持ちは大幅に改善しています。
C-VAPOR3はヒーターの構造を見直し熱効率をアップ、さらに保温性能を高めたことでバッテリーの消費量を抑えることでバッテリー持ちを改善しました。
実際吸引時の非力さはまったく感じませんが、使用時間も十分なので持ち歩いて使用したい方にも十分おすすめできます。
ここがちょっと
これといってデメリットのないC-VAPOR3ですが、唯一残念な点はフレーバーなどのリキッド類が禁止されていることです。
C-VAPOR3の場合、特別古いタバコ葉を使用しなければ十分に香りが出るので、グリセリンなどの添加は特別必要ありませんが、メンソールリキッドを追加したいユーザーにはこれはデメリットでしょう。
これを除けばC-VAPOR3はいいところ尽くしで、かなりおすすめできるヴェポライザーです。
おすすめモデルその4.WEECKE Fenix
C-VAPOR3と同じくWEECKE社製のヴェポライザーです。
バッテリー容量2200mAhで、最高温度210℃とスペック自体はそう特別に見えないモデルです。
しかし、初心者から中級者によく愛用されているC-VAPOR3と比較して、Fenixは玄人に好まれている印象が強いです。
Fenixは最近発売された機種なので、これまでのヴェポライザーで難点だった部分を大幅に改善し「使いやすさ」に特化したモデルとして人気を集めています。
味のいい熱対流式を採用
ヴェポライザーはタバコ葉を熱して香りを抽出しますが、加熱方式にはいくつかあります。
Fenixは特に味が強く出ると言われる熱対流式を採用しています。
熱対流式はタバコ葉を熱し続けられるため、一口で感じられる香りや味が強くなる特徴があります。
加熱時間も他のヴェポライザーに比べて長く、熱対流式のメリットを生かしやすい設定になっています。
ヴェポライザーは使用するタバコ葉によっては味が出にくくなるため、タバコ葉選びに慣れていない初心者にもおすすめです。
タバコ葉の補充が楽
通常ヴェポライザーはピンセットや専用のスティックを使いタバコ葉をチャンバーにセットします。
Fenixではチャンバーの入り口部分の設計にも凝っており、道具を使わなくてもタバコ葉をセットすることができます。
先述した機種には専用スペーサーがありその利便性を高めていますが、Fenixでは必要ないのでそういった意味でのコスパも高いと言えます。
喫煙所など持ち歩いて喫煙する方にも大きなメリットになります。
ここがちょっと
性能的には申し分のないFenixですが、まずひとつの難点として価格が高目と言うデメリットがあります。
参考価格9,800円とこれまで紹介したモデルよりも価格が少し高くなっています。
突出した性能も初心者では感じにくいので、最初の一台としてはすこしコストが気になるでしょう。
おすすめモデルその5.Justcare
最近通販に登場した新しいヴェポライザーです。
他社と比較してもかなり小型で、喫煙時以外にも邪魔になりにくいのが最大の売りです。
最高温度は230℃と小型モデルにしては高いのも魅力です。
付属品も豊富で、タバコ葉を挿入するスペーサーが3つ付属しているのもお徳でしょう。
参考価格は5300円で、Herbstick Eco程ではありませんが安価なので試しやすいモデルと言えます。
タバコ葉の交換が楽
Fenixにも共通するメリットですが、方式が少し違います。
Fenixでは手で補充できるというメリットでしたが、Justcareは手を汚さずにタバコ葉の交換が可能です。
ドリップチップ(吸い口)にタバコ葉を挿入するスペーサーを差し込む構造なので、ドリップチップを取り出せば手を汚すことなくタバコ葉を取り出し、交換することができます。
構造上ドリップチップに熱が伝わりやすくなりますが、断熱ケースを装備しているのでその心配も少なくなります。
ここがちょっと
小型である宿命ですが、バッテリー持ちが悪いと言うレビューが多いです。
バッテリー容量1200mAhで、標準的なバッテリー容量の約半分程度になっています。
最高温度も高いため、よりバッテリー持ちは悪くなるでしょう。
レビューでは5回程度の吸引でバッテリー切れになると言う評価もあります。
まとめ
紹介したようにヴェポライザーには同じメーカーであってもそれぞれ特徴があります。
汎用品のタバコ葉を使用するという特性から、求められる性能も様々になるからです。
今回は特にレビューの評価が高いもの、筆者自身が使用しておすすめできるものを集めましたが、ヴェポライザーは日々新しいものが流通しています。
ぜひ様々な商品を吟味して、納得の一品を探し当ててくださいね。