初心者におすすめしたい電子タバコの基本知識と選び方

近年、受動喫煙の問題や、喫煙の健康被害がクローズアップされて、喫煙者の居場所がなくなってきたという話をよく耳にするようになりました。

「喫煙は体によくない」とわかっていても、タバコがどんどん値上げされようとも、なかなか禁煙できないという人は多いようです。

そこで、注目されているのが電子タバコです。

今回は、電子タバコ初心者が選ぶ際のポイントをご紹介します。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

電子タバコとは

電子タバコとは、様々なフレーバーのリキッドを電力で蒸発させて吸うものです。

「VAPE(ベイプ)」と呼ばれています。

タバコ葉を使用せず、ニコチン・タールも含まれないので、健康が気になる喫煙者や禁煙を目指す人にも人気です。

当然、受動喫煙の心配もないので、小さいお子様がいる方やご家族、周囲へのスマートな配慮ができるツールとしてもぜひチェックしてほしい商品なのです。

電子タバコにはどのような種類があるのか

●リキッド補充式電子タバコリキッドを電子タバコ本体に補充するタイプの電子タバコです。

電子タバコ本体も、リキッドも種類が豊富で選べるところが魅力です。

電子タバコ本体は、使い続けることができるので、コストを抑えることができることも大きなメリットです。

ただし、定期的に本体のメンテナンスが必要です。

●カートリッジ式電子タバコ専用カートリッジを交換するタイプの電子タバコです。

メンテナンスが不要で、吸うだけで電源が入るので、操作が簡単なところが魅力です。

ただし、リキッドの種類はまだまだ少なく限られているので、同じフレーバーを吸い続けたい人にはおすすめです。

●使い捨て式電子タバコリキッドを使い切ったら、本体ごと交換するタイプの電子タバコです。

価格が手頃で、サイズもコンパクトなところが魅力です。

使い捨てなので、当然メンテナンスも不要です。

初期費用を抑えたい方や、お試しで吸ってみたいという方にもおすすめです。

ただし、カートリッジ式同様、リキッドの種類が少ないのがデメリットです。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

種類別コスト比較

物価の上昇、消費税値上げ、嗜好品の値上げなどの記事を見るたび、ため息をついている方も多いはずです。

そんな方の重要なキーワードがランニングコストです。

どの種類の電子タバコがランニングコストを抑えられるのか

では、どの種類の電子タバコがランニングコストを抑えることができるのでしょうか。

およそ1,000円で何回吸引できるかを比較してみます。

  • リキッド補充式電子タバコ 約1,500回
  • カートリッジ式電子タバコ 約1,000回
  • 使い捨て式電子タバコ 約500回

上記の通り、ランニングコストだけで考えると、リキッド補充式電子タバコが一番安く抑えられることがわかります。

一方で、カートリッジ式電子タバコや使い捨て式電子タバコは、電子タバコ本体が低価格のものが多いため、初期費用を抑えることができます。

長期的にみると、リキッド補充式電子タバコがコストを抑えられると考えられます。

電子タバコの購入の仕方

では、実際に電子タバコを購入したい場合、どこで購入できるのでしょうか。

電子タバコは購入できる場所

●電子タバコ専門店

最近、電子タバコ専門店が増えてきました。

好みのフレーバーや予算など、相談しながら購入できるので、初心者の方にはぜひおすすめです。

リキッドをお試しすることもできるのがうれしいメリットです。

●大手家電量販店

電子タバコ専門店が近くにない場合でも、大手家電量販店に行くと、電子タバコを買うことができます。

専門のスタッフと相談することもできますし、実際に手に取ることができるので安心です。

●ネット通販

ネット通販でも、電子タバコは購入できます。

忙しくてお店に足を運べなくても手軽に購入できるのが大きなメリットです。

ただし、実物を見たり手に取ったりは当然できませんので、初心者の方にはおすすめできません。

気に入った商品を補充する場合など、ネットを便利に使うのがおすすめです。

アイコス(加熱式タバコ)との違いについて

タバコを吸う方なら、最近アイコスってよく耳にしますよね。

電子タバコとアイコスって違うの?

と思われた方も多いハズです。

アイコスとは何か

アイコスは、加熱式タバコに分類されます。

電子タバコとの大きな違いは、タバコ葉を使用する点です。

当然、ニコチン・タールを含みます。

では、なぜアイコスがこれほどまでに人気なのでしょうか。

それは、タバコ葉を燃焼させずに加熱するため、肺がんの原因となるタールを9割削減できるためです。

また、燃焼させないことで、タバコの嫌な匂いが少ない、煙や灰が出ないことが人気の理由です。

ただし、受動喫煙について問題視する動きもあり、自治体により喫煙所の利用が義務付けられている場合もあるようです。

タバコを吸うという動作自体が未成年者などにとって悪影響という考えもあるので、アイコスや電子タバコも周囲への気配りが必要なのかもしれません。

電子タバコで禁煙に挑戦

電子タバコで禁煙はできるのか

先にも述べた通り、電子タバコにニコチン・タールは含まれていません。

ならば、従来のタバコに置き換えて禁煙することはできるのでしょうか。

禁煙しようとする人が最も感じるのが「口寂しさ」です。

タバコを吸い慣れている人にとって、口に何も入ってないのは寂しく感じる場合が多いようです。

そこで、以前はガムや飴などを口にする人も多かったのですが、タバコ以外のものを始終口に入れていると太ってしまったというのもよく聞く話です。

電子タバコの場合、口にしても当然太ってしまうことはありません。

その上、タバコのような十分な蒸気量も楽しめ、タバコを吸っているかのような満足感も得ることができるのです。

電子タバコで禁煙するためのコツ

まずは、好みのフレーバーを探すことが大切です。

電子タバコが物足りないと感じてタバコに戻ってしまう場合、フレーバーを変えてみるのがおすすめです。

電子タバコをはじめて使ってみると、タバコのような刺激がなく、物足りなさを感じてしまう人も多いようです。

そのような場合は、メンソールが含まれるフレーバーがおすすめです。

メンソールの刺激が、電子タバコの物足りなさを軽減してくれます。

自分に合うフレーバーが見つかれば、禁煙のストレスをぐっと減らすことができます。

タバコを吸う行為に依存している人は、電子タバコの形状にもこだわってみましょう。

電子タバコには、スティック型・ボックス型・ペン型など、様々なデザインのものがあります。

本物のタバコに近い形や重さのものを選ぶことで、電子タバコに無理なく移行できます。

好みのフレーバーが見つかったら、すべて禁煙することは難しくても、減煙することを目指しましょう。

例えば、日に10回喫煙する人の場合、タバコの喫煙を3回に減らし、残り7回は電子タバコに置き換えます。

それだけで、ストレスなくかなりの減煙が可能です。

徐々にタバコの回数を減らし、10回すべて電子タバコに置き換えられたら禁煙成功です。

もし、完全に禁煙できなくても、タバコを大幅に減らせたらかなりの健康効果が得られると考えられます。

まずは、減煙することを目指しましょう。

まとめ

電子タバコは、タバコを減らせない・やめられない人にうってつけの商品です。

電子タバコをはじめるには、自分に合ったものを見つけるのが大切です。

電子タバコの種類や、価格、ランニングコスト、フレーバーなど、様々な観点で選ぶことが大切です。

自分にあった電子タバコを見つけて、ストレスなく減煙・禁煙を目指しましょう。