加熱式タバコから電子タバコに移行するには、Ploom TECHを利用する方法が使える

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iQOSの登場以来、安定人気を誇っている「加熱式タバコ」。

iQOSに似た加熱方式を取るgloも人気です。

JTがリリースするプルームテックは、他に機種とはやや違う構造を採っていますが「加熱式タバコ」であり、法的にもこの3つはタバコの一種です。

加熱式では、従来の紙巻きタバコよりは健康に悪い成分が大幅に少ないとされ、燃焼を伴わないため煙は出ません(蒸気は出ます)。

紙巻きタバコから移行に成功する人が続出しています。

一方、やや遅れて「再ブーム」となっているのが、より一層健康的な「電子タバコ」。

ここで言う電子タバコとは、ニコチンやタール、タバコの葉を一切含まないものを指します。

法律的にはタバコではありませんが、ともあれ慣例的に「電子タバコ」と呼ばれている品たちです。

2000年代にもちょっとしたブームがありましたが、2010年代後半の普及度は本格的で、しっかりした定着も期待されます。

加熱式を含む、いわゆる「タバコ製品」から電子タバコに移行できれば、もはや健康被害の心配はほぼゼロであり「禁煙できた」として差し支えありません。

今回は、加熱式タバコから電子タバコへの「おすすめな移行方法」として、Ploom TECHを利用する手法を紹介します。

すでにPloom TECHを使っている場合、やや無駄な説明と感じる箇所もあるでしょうが、おさらいとして読んでみましょう。

 



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iQOS、gloから、Ploom TECHに移行する

紙巻タバコを長年吸っていた人でも、フィリップ・モリスの「iQOS(アイコス)」やブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo(グロー)」に移行した例は多いですね。

あるいはiQOSやgloから喫煙を始めた人も。

しかしこれら加熱式タバコ愛好者の方々、電子タバコに「一気」には移行できないこともあります。

「どうせなら、ニコチンやタールを一切含まない電子タバコにしたい」と思っていても、なかなか変えられません。

やはり理由の一つに電子タバコはニコチンを含まないことが挙げられますが、それだけでもないのです。

さて、ひとまずどうすれば良いでしょうか?

ちょっと面倒なようですが、まず低温タイプの加熱式タバコ「Ploom TECH」に移行するのです。

JTがリリースしている品であり、他二機種同様、コンビニでも買えます。

ニコチンは含む品物ですが、電子タバコに移行しやすい特性を持っているのがキーポイントです。

iQOSとgloの構造は、実は紙巻きタバコに似ている

まず、iQOSとgloは、大雑把に言うと同じような加熱方式を採っています。

紙巻きタバコとさほど変わらないスティックを差し込み、スティックを加熱するというものです。

口元から考えると、「唇、紙製フィルター、タバコの葉、加熱装置」という順番になります。

紙巻きタバコの「火」が「加熱装置」に変わっただけとも言えて、紙巻きタバコとそう変わらないしくみとも言えるのです。

見た目は似ても似つかないとしてもです。

ちなみに紙巻きの「火」は800度以上、iQOSでは350度、gloでは240度で加熱を行います。

どれも、液体(リキッド)は使用しません。

Ploom TECHの構造は電子タバコに似ている

一方、JTの「Ploom TECH(プルームテック)」も2018年半ば現在で、加熱タバコ第2位のシェアを誇ります。

しかしこちらの構造は、iQOSやgloとは大きく異なり、もちろん紙巻きタバコとはまるで別物。

むしろ「電子タバコ」に似ているのです。

口元から考えると、「唇、たばこの葉の入った小さなカプセル、リキッド入りカートリッジ、加熱装置」という順番。

口に最も近い部分に「たばこカプセル」がありますが、それを除くと、全体の構造は電子タバコそっくりなのです。

Ploom TECHでは、加熱は低めの「40度」で行い、30度ほどのたばこ蒸気成分を吸います。

電子タバコ(Vapeとも言われる)は、リキッドから発生した蒸気を吸うのが基本となります。

Ploom TECHはそれらと似ているのです。



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Ploom TECHに慣れる

ニコチンが含まれていることはひとまず忘れて、Ploom TECHの吸いこなしから始めましょう。

禁煙への第一歩が、ここですでに始まります。

Ploom TECHのしくみを理解しながら吸ってみる

Ploom TECHでは、口元にある小さなたばこカプセルが「タバコ」の味を出してはいます。

しかし、水蒸気(ベイパー)は、本体口元側半分を占めるカートリッジにある、「リキッド」から発生します。

リキッドのほうがむしろ吸いごたえのメインです。

たばこカプセルの味が薄くなっても、カートリッジ内のリキッドさえあれば、ボリュームある水蒸気は出ます。

反対に、たばこカプセルが新しくても、カートリッジ内のリキッドが切れていると、吸いごたえはゼロです。

電子タバコを持つ「仕草」に慣れる

Ploom TECHは、実際に吸う状態で長さは約130ミリ、太さ9ミリ、重さ16gほどです。

これは、多くのシガレット型(紙巻きタバコ型)電子タバコととても良く似たサイズです。

ちなみに紙巻タバコのキングサイズでは、長さは85ミリ、太さは約7ミリです。

Ploom TECHと紙巻きタバコはざっくり言えば似た形ですが、実際持ってみると感触はだいぶ違います。

紙巻きタバコは強くつまんだりすれば潰れますが、硬質な素材でできているPloom TECHでは、そういうことはありません。

iQOSやgloは他に似た形状のものがなかなかありません。

一方、Ploom TECHは紙巻たばこに「ある程度似ている」ものです。

かつ、電子タバコに「とても似ている」のです。

Ploom TECHを美しい仕草で使いこなせるようになれば、電子タバコを操ることに違和感を感じない「下地」ができてくるのです。

このあたりは半ば無意識的なことです。

タバコはニコチンに依存すると良く言われ、それは事実です。

しかし、「あのような形のものを操る仕草」そのものにもやや依存する部分があります。

その仕草を伴って楽しんでも、Ploom TECHならば害が少なく、電子タバコなら害が「ない」のです。

Ploom TECHを電子タバコに近づける

実は、Ploom TECHは電子タバコとしても使えます。

JTとしての正式な利用法ではありませんが、一部では当たり前のように行われています。

他社製カートリッジを取り付けてみる

電子タバコ系のメーカーやショップでは、Ploom TECH互換のカートリッジを販売しているケースがあります。

Ploom TECHで良く指摘される欠点として、カートリッジ(内部のリキッド)が直ぐ減ってしまう、というものがあり、それに対応した措置です。

全く純正品と変わらないような無味無臭のものもあります。

オリジナルのフレーバーとなっているカートリッジもあり、Ploom TECHの味わい深さ、バリエーションが増します。

完成状態でほぼ「半分」を占めるのがカートリッジですから、ここを電子タバコ系メーカーやショップのものに変えるだけでも、気分はだいぶ違います。

たばこカプセルの味よりリキッドのフレーバーが気にかかるようになれば、電子タバコ愛用者にだいぶ近づいてきています。

つまり、簡単に言えば禁煙間近ということです。

タバコ成分を含まない状態で楽しむ

ここまでくれば、もう電子タバコ同然です。

電子タバコ系メーカーや、ショップで販売している「Ploom TECH対応、たばこカプセル不要」のカートリッジを付けてみましょう。

当然ながら、ニコチンは「含まれません」。

多少物足りなさを感じるなら、たばこカプセルを装着するPloom TECHをもう一本用意しておいてもOKです。

「電子タバコ仕様のPloom TECH」に慣れてくると、仮にiQOSやgloなどを吸ったとしても、それらに「戻ってしまう」心配は案外ないのです。

戻ってしまわないのはなぜでしょうか?

答えは簡単です。

電子タバコが好きになってきているからなのです。

紙巻たばこや加熱式タバコと電子タバコは、同時には吸えませんね。

ではそのどれを選ぶか?

となったとき、無意識的にも頭が電子タバコ(電子タバコ状態のPloom TECH)を求めるようになってくるのです。

これは至って健全な欲求です。

そして電子タバコへ

「電子タバコ状態」のPloom TECHが楽しみのメインになってきたならば、あとはもう、「本物の電子タバコ」を買うだけです。

かつて「ニコチンがない電子タバコなど吸っても物足りないはず、意味がない」と考えていた人でも、一転して「選び放題だ!」となります。

1,000円~2,000円台でPloom TECHに近い形状のものはかなり売られています。

それらをすべて挙げていてもキリがないですから、人気・特徴のあるものから2つほどピックアップしてみます。

エミリ ミニ プラス

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「エミリ ミニ プラス」は、vaporever 社製で、2017年度の楽天ランキング第一位。

吸うだけで動作する電子タバコです。

Ploom TECHでだけ体験していると不思議に思うことですが、簡単なボタン操作の要る電子タバコは多いのです。

煩わしさを嫌う方、Ploom TECHの操作感に慣れている方には特におすすめです。

この商品では、全長が100ミリを切っているのも特徴です。

ほぼ、一般の紙巻タバコに近い長さですね。

言うまでもありませんが100sサイズより短いのです。

Ploom TECHについて、やや長過ぎる、ポケットなどに収まりにくい、と感じていた人にもぴったり。

さらに、アトマイザー部分(Ploom TECHで言えばカートリッジ部分)はガラスが使われており、高級感があると同時に傷もつきにくく、なんと言ってもリキッドの状態がひと目で分かります。

リキッドはなんと10種類も付属して、価格は4,000円台。

Ploom TECHスターターキットは3,000円ですが、別途タバコを買わなければなりませんし、それも安くありません。

コスパはエミリ ミニ プラスの方が良いと言えるでしょう。

ネットショッピングサイトのレビューでも、紙巻きから加熱に移行し、さらにエミリ ミニ プラスに移行したとの例が複数記されています。

イーリーフ

電子タバコ Eleaf(イーリーフ) iCare 140 (アイケア) スターターキット VAPE ベイプ (ホワイト)

イーリーフ(Eleaf)は、電子タバコならではの強力さにこだわっている製品です。

言い換えれば、いわゆる紙巻きタバコの感覚や形状には、全くとらわれていません。

形からして、「箱」状なのです。

サイズとしても「紙巻きタバコの箱」ぐらいのイメージです。

箱ですよ、箱。

既存の「タバコ」イメージにとらわれない、新しい世界にチャレンジしたい方におすすめです。

Ploom TECHのような形の電子タバコもかなり多い中、イーリーフのような製品にも安定人気があります。

「iStick Pico 21700 100W Mod Kit with 21700 Battery」あたりを例に取ると、価格は14,000円以上。

決して安くはありませんが、最大出力は100W、バッテリーも「21700」というタイプでは3,000mAhの容量を誇ります。

ちなみにPloom TECHでは出力5W、バッテリーは190mAhです。

シガレット型ではだいたい似たようなパワー系スペックが多く、Eleafは別物であるとわかりますね。

リキッドも、シガレット型では0.5mlほどしか入らないものが大多数であるのに対し、イーリーフでは最大4mlまで対応。

このあたりでも別格です。

持ち運びなど相応の手間はかかりますが、爆煙が楽しめますし、もはやシガレット型電子タバコとは別次元の楽しみとなります。

かなりゴツいことも事実なので、スマートなPloom TECHや似たタイプを、並行して持つのも良いですね。

まとめ

iQOSやgloを使っている場合、いきなり電子タバコに移行しようとしても、やはり「ニコチンがない」と感じてしまい、戻ってしまうケースが考えられます。

そこで、「一旦Ploom TECHに移行する方法」がやはりおすすめです。

何も、iQOSやgloを手放す必要はありません。

いざという場合には吸えるよう置いておいたとしても、むしろ肩肘張らずPloom TECHを楽しめて、自然に慣れられるものです。

Ploom TECHから電子タバコへの移行にしても然り。

「保険」としてニコチン含有製品を手元においた状態であっても、無理せず移行できます。

並行して使用している期間が長くなったとしても、焦らないことが大事です。

ともすれば「非力な加熱式タバコ」といったイメージでも語られがちなPloom ECH。

しかしこの品、洋々たる「電子タバコ」の世界へ誘ってくれる、実に健康的な魔力を持っているのです。

今回はiQOS、gloユーザー向けに記しました。

しかし、紙巻きからの移行、あるいはすでにPloom ECHを使用している状態においても、参考となるでしょう。