甘いからちょっと心配になることも!電子タバコは太らない?
電子タバコのリキッドには、やや甘い味があります。
だから、電子タバコを吸っていると太るのではないかと思ってしまう人もいることでしょう。
でも、本当に電子タバコを吸っていて太るということはあるのでしょうか?
もしあるのであれば考え物でしょう。
ここではそんな、電子タバコは太るのかということについて見ていきます。
電子タバコで太るわけではない
電子タバコは甘い味ですし、中には、タバコを電子タバコにしてから太ったとか言う人もいるでしょう。
なので、ついつい電子タバコは太るのではないかと思ってしまうものです。
でも、別に電子タバコで太るということはありません。
電子タバコに糖分が含まれているというわけでもないですし、それで太るということはないのです。
では、何故電子タバコをはじめてから太ったという人がたくさんいるのでしょうか?
ニコチンによるストレス太りをしている
タバコを電子タバコにして太ったしまった原因としてまず挙げられるのは、ニコチンがとれなくなったことによるストレス太りです。
ニコチンは、中毒性のあるものです。
だから、それがとれなくなると無性にイライラしたりするものです。
そうして無性にイライラしていると、ついついそのイライラを何とかしようとして、糖分の高いものを食べたり、あるいはお酒を飲んだりしてごまかそうとします。
糖分が高いものはそれだけ太りますし、お酒だってそれだけで太ります。
お酒の場合は、お酒のつまみとして脂っこいものもたくさん食べることにもなるでしょう。
そうしてドンドン太っていくことがあるのです。
なのでそれはつまり、電子タバコを始めたから太ったというよりは、タバコをやめたから太ってしまったということなのです。
電子タバコにはニコチンはない
電子タバコを吸っているのだから、それによってニコチンの中毒はまぎれているのではないかと思う人もいるかもしれません。
しかし残念ながら、そうなることはありません。
なぜなら、電子タバコにはニコチンは含まれていないからです。
電子タバコのリキッドにニコチンを含むことは、日本では禁止されているのです。
だから、日本で買える電子タバコのリキッドにはニコチンは含まれていません。
ニコチンが含まれていないということは、それをどれだけ吸ったところで、ニコチンの中毒症状が改善されるということはないのです。
もちろん長い目で見ればそうしてニコチンを摂取しなくなることはいいことです。
でも、太る太らないで言えば、ニコチンが入っていないことによって太ることはあるでしょう。
運動などでストレスの発散をする
では、どうすればそのニコチン中毒のストレスで太らないようにすることが出来るでしょうか?
ニコチン中毒で食べ過ぎてしまったりするのは、ストレス解消の為です。
ということは、簡単に考えて、他にストレスを解消する方法があれば、太ることはなくなると言えるでしょう。
そんなストレス解消にうってつけなのが、運動です。
運動といってももちろんハードな運動でなくても問題ありません。
ちょっと走ったりするとか、軽く筋トレをするとか、それくらいの運動でよいでしょう。
そうして運動をしていくと、それによってストレスが解消されると同時に、体を動かすことでのダイエット効果も期待できるので、まず太ることはなくなるでしょう。
そうなればもっと楽しんで弟子タバコを吸っていけるようになるでしょう。
ニコチンによる代謝アップ効果もなくなるから太る
また、ストレス以外にもニコチンがとれなくなることが太ることに繋がることがあります。
それが、ニコチンによる代謝アップの効果がなくなるということです。
ニコチンは、実は代謝を上げてくれる力があります。
身体には悪いものではあるのですが、そうした一時的な良い効果もあるのがニコチンなのです。
代謝がアップしていけば、効率的に食物が消化されてエネルギーになっていくわけですから、それによって太りづらくなるでしょう。
しかしタバコを電子タバコに変えると、その効果がなくなっていきます。
ということは当然、同じように食べていると、エネルギーになりきれない部分が出てきて、それが脂肪になったりしていくでしょう。
それによって太ることもあるのです。
代謝は自力であげるしかない
電子タバコにはニコチンは含まれていませんから、いくら電子タバコを吸っても代謝が挙がったりすることはないでしょう。
ということは、今まで通りに食べないようにするか、あるいは今まで同じような高い代謝を達成しないとドンドン太っていくということになります。
高い代謝を達成するためには、やはり湯船にしっかり入るようにして汗をかくようにしたり、あるいはここでも運動をしたりするのが効果的だと言えます。
日常的にそうして汗をかこうとしている人は、あまりいないのではないでしょうか?
それが身体にとって良いことだとはわかっていても、どうしてもなかなかその為の時間をとることが難しいということもあるでしょうから。
でも、なんとか時間をみつけて定期的にそうして汗をかいていってください。
そして、ニコチンなしでも代謝をアップしていきましょう。
ニコチンはあった方が良いのか
ここまで見ていると、タバコに含まれていて電子タバコに含まれていないニコチンも、あった方が良いのではないかと思ってしまうものです。
それがあった方が良いのであれば、電子タバコよりタバコを吸えば良いですし、タバコを吸えば太らないと言えるでしょう。
しかし、当然ながらニコチンは身体にとって良いものではありません。
ニコチンによって良い効果が生まれることもありますが、基本的にはニコチンという毒です。
だから、一時的に気分が向上する麻薬のようなものだと考えると良いでしょう。
中毒性があることも似ていますね。
その中毒性によって気が付いた時には身体がボロボロになっていたりすることがあるのです。
具体的にはどんな害があるのか
では、具体的にはどんな害があるのでしょうか?
まずやはり一般的にガンの発生率が上がってしまうことが挙げられます。
ガンというのは、昔から多くの人の命を奪ってきたものになりますし、なかなか明確な治療法が提示されない病気でもあります。
だからこれからもたくさんの人の命を奪う可能性が考えられます。
たくさんの人の命を奪うような病気に掛かってしまうリスクが高くなるというのは、大きな問題でしょう。
さらに、ニコチンにより発症しやすくなるのはがんだけではありません。
虚血性心疾患も発症しやすくなると言えるでしょう。
それもまた、人の命を奪うような病気です。
つまり極端な話、ニコチンを摂取すると、死亡リスクが高まるということになります。
誰だって死ぬのは嫌でしょう。
自分ひとりならばまだしも、家族がいたりしたら簡単には死ねない事情だってあるはずです。
だから、そうならないように、ニコチンは摂取しないべきなのです。
ニコチンの含まれていない電子タバコなら安心して吸えるでしょう。
電子タバコで太るわけではなく、ニコチンがなくなったせいで太るのですから、電子タバコ自体はすごくおすすめできます。
まとめ
電子タバコで太るということはなく、太ってしまうのは、ニコチンの中毒性によるストレスと、ニコチンに頼り過ぎていた中でニコチンがなくなってしまったからだと言えるでしょう。
なので、電子タバコ自体には全く罪はありません。
むしろ、それによってタバコのストレスを緩和してくれるダイエットに役立つものだとすら言えるでしょう。