禁煙したい！？電子タバコのメリットとデメリットとは？

2017年3月17日

タバコには副流煙があるので、愛煙家は肩身の狭い思いをすることが多くなりました。

現在は禁煙場所が増え、喫煙できる場所は少なくなっています。

このように、タバコを吸いにくい世の中になりましたが、副流煙が出ないタバコもあります。

それは、電子タバコです。

電子タバコは、登場してから徐々に人気が高まってきています。

それでは、電子タバコのメリットとは何なのでしょうか？

ここでは、電子タバコのメリットを中心に紹介していきます。



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メリット1・健康を害する恐れが少ないこと

一般的なタバコには、タールや一酸化炭素やヒ素やアンモニアなどの有害物質が含まれており、タバコを毎日吸っていると癌やCOPDが発症する可能性が高くなります。

COPD（慢性閉塞性肺疾患）とは、タバコなどの有害物質が体内に入ることによって肺が炎症し、呼吸することが困難になることをいいます。

COPDになると、咳や痰が出やすくなり、身体を動かすと呼吸が苦しくなり、悪化すると体重が減ることもあります。

また、それに関連して、心不全・鬱・骨粗しょう症・筋肉量の減少・胃潰瘍などを引き起こすこともあります。

上記のことにより、一般的なタバコは身体によくありませんが、電子タバコには先程話した有害物質が含まれていないので、健康を害する恐れは少ないと言えます。

米国の医学関係者や開発者は、「電子タバコはタバコよりも、身体に悪い影響を与える危険性は低い」と言っています。

また、海外の電子タバコの中にはニコチンが含まれている物がありますが、日本で販売されている電子タバコにはニコチンが含まれていないので、ニコチン依存症になることはありません。



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メリット2・副流煙の問題がないこと

一般的なタバコは有害な煙が出るため、周りの人に迷惑がかかります。

しかし、電子タバコは有害な煙が出ないので、周りに迷惑をかけることはありません。

そのため、副流煙の問題もなく、受動喫煙をすることもありません。

受動喫煙はタバコを吸っている本人よりも健康を害するといわれており、タバコを吸わない人は喫煙者を嫌う傾向にあります。

タバコを吸っていないのに、タバコを吸う人の影響で健康を害することは、迷惑以上のことと思うためです。

しかし、電子タバコにはこのようなことはないので、どこでも気軽に吸うことができるように思えますが、電子タバコでもなるべく喫煙場所で吸うようにしましょう。

タバコを吸わない人からしてみれば、一般的なタバコと電子タバコは同じに見えます。

そのため、電子タバコでも不愉快になるし、タバコの知識がない子供が見たら、タバコに興味を持ってしまう可能性があります。

これらのことにより、マナー的に電子タバコでも禁煙場所で吸わないほうが良いでしょう。

メリット3・タバコよりも費用がかからないこと

一般的なタバコは1箱だいたい450円くらいかかり、1日1箱吸うとしてもかなりお金がかかります。

それが積み重なっていくと、1年間でかかる費用はかなりの額となります。

しかし、電子タバコなら最初のスターターキットはある程度お金がかかりますが、電子タバコの液体は少量でタバコ何十本分に相当します。

そのことを詳しく説明すると、電子タバコの液体は15mlでタバコ300本分に相当するといわれています。

その電子タバコの液体は高価な物ではないので、一般的なタバコを吸うよりも電子タバコを吸ったほうがお得になります。

喫煙している人は分かりますが、タバコはかなりのお金がかかります。

それに対して、電子タバコは一般的なタバコよりも安くすむので経済的といえます。

そして、禁煙した人の中には「お金がかかるからタバコを止めた」という人は多くいます。

メリット4・ポイ捨てすることがないので環境に優しい

一般的なタバコを吸っている人の中には、吸ったタバコを平気でポイ捨てする人が多くいます。

自動車に乗っている時でも、窓からポイ捨てをする非常識な人はおり、環境問題にもなっています。

タバコのポイ捨てをする非常識な人の心理を理解することはできませんが、電子タバコを使用すればタバコのポイ捨てはなくなります。

また、タバコの火による火事が起こることはなく、ライターやマッチを使用する必要がありません。

そのため、小さい子供がライターやマッチをいじる可能性も低くなるので、火による事故は少なくなります。

しかし、過去に電子タバコが爆発したという事故が起こったこともあり、安全性を考えていない悪質な電子タバコの製造業者も中にはいます。

そのため、電子タバコを購入する時は、有名で信頼性の高いメーカーのものを購入すると良いでしょう。

メリット5・タバコの印象を変えることができること

タバコを吸うと自分の健康を害するだけでなく、周りの人の健康も害する恐れがあります。

また、タバコを吸う人の中には、先程話したポイ捨てをする人や、マナーの悪い人がいることから、タバコのイメージは良くありません。

これらのことにより、一般的にタバコは悪い物というイメージがあり、マナーの良い喫煙者でも肩身の狭い思いをしています。

しかし、電子タバコなら、自分の健康を害する恐れが少なく、周りの人の健康も害することはありません。

また、タバコを吸わない人からしてみれば、タバコの臭いは不快に感じますが、電子タバコにはタバコのような嫌な臭いはないので、家の中でも気軽に吸うことができます。

これらのように、タバコの印象を変えることができるのも、電子タバコのメリットの一つと言えます。

また、印象が変われば電子タバコを吸う時の気持ちも楽になります。

電子タバコのデメリット

安全性に不安の物があることと精神的依存

海外では、電子タバコの爆発による事故が起きたことがあり、信頼性に欠けるメーカーのものは購入しないほうが良いでしょう。

そして、そのようにメーカーにより品質が悪い物があるため、電子タバコには安全性の問題があります。

これらのことにより、信頼性の高いメーカーの物を購入することをおすすめします。

また、電子タバコが健康を害することがないことは、完全には証明されていません。

そのため、電子タバコが健康を害しない確率は100%ではないので、電子タバコを吸っている人はそのことを理解しておくと良いでしょう。

それと、日本ではニコチン入りの電子タバコは禁止されているので、ニコチン依存症になることはありません。

しかし、口にくわえて吸うという行為は精神的依存になっている可能性があるため、タバコから電子タバコに変えてもその依存を治すことはできないでしょう。

つまり、イライラした時などに電子タバコをくわえないと、落ち着かなくなってしまいます。

タバコの味と違うこととマナーや規制が曖昧なこと

タバコと電子タバコの形は似ていますが、別物になるので、味も当然違ってきます。

そのため、電子タバコは好きになれないという人もいます。

それに対して、タバコよりも電子タバコの方が好きという人もいます。

そして、タバコには年齢制限がありますが、電子タバコには年齢制限はありません。

また、マナーに関しても曖昧になっており、周りに配慮のできる人でないと、周りに迷惑をかけてしまう恐れがあります。

そして、子供が電子タバコを吸うことで、一般的なタバコに興味をもってしまう問題もあります。

まとめ

タバコは身体に悪い物なので、禁煙したい人はたくさんいます。

しかし、タバコは依存性が高いので、なかなか止めることはできません。

そのような時に最適な物が電子タバコになります。

タバコから電子タバコにすることで禁煙しやすくなります。

そのため、なかなかタバコを止めることができない人は、電子タバコを試してみてはいかがでしょうか。

逆に電子タバコが止められなくなっても、癌やCOPDになる確率はグッと減ります。