電子タバコってなに?アイコスとの違いやメリット3選!
日本ではどんどんタバコを吸える場所が減ってきていますよね。
タバコは喫煙している人に害があるだけでなく受動喫煙のこともあるので、それは仕方のないことかもしれません。
でも電子タバコといわれてもどういうものか分からない人も多いですよね。
そこでアイコスとも違いや電子タバコのメリットを3つに分けて説明していきます。
アイコスと電子タバコの違い
よくアイコスと電子タバコとを一緒にしてしまう人がいますが、アイコスと電子タバコは全くの別物です。
では何が違うのか2つにわけて説明していきますね。
使い方の違い
アイコスも電子タバコも使い方は似ています。
どちらも充電式となっていて火を使いません。
では何が違うかというとアイコスは紙のタバコのようにタバコそのものを購入して使い、電子タバコはリキッドという液体を使います。
アイコスは1本につき4~6分程度吸えます。
電子タバコは本体の種類が多いので吸える時間はそれぞれで、液体がなくなるまで1時間吸い続けることもできます。
また5分程度吸ってアイコスと同じように本体に差し込んで充電するタイプのものもあるなど、種類が豊富です。
ニコチン量とタール量の違い
まずアイコスには、ニコチンもタールも含まれています。
ニコチン量は従来のタバコと比べても大差がないので、紙のタバコを吸っている人でも満足しやすいですね。
ただタールは従来のタバコと違って9割減なので、自分や周りにも害が少ないといえます。
ただしあくまで9割減なので、タールが入っていないわけではありません。
そして電子タバコですが、こちらにはタールもニコチンも入っていません。
海外のリキッドにはニコチン入りのものもありますが、個人的に輸入しないと購入できないようになっているので日本で普通に購入するリキッドはタールとニコチンの入っていないものになります。
アイコスも電子タバコも吸うと煙ではなく水蒸気がでますが、アイコスはニコチン入りで若干のタールも入っています。
一方電子タバコはニコチンもタールに入っていないという、大きな違いがあります。
電子タバコは自分にも他人にも優しい
電子タバコはタールもニコチンも入っていないタバコです。
タバコというと害があるように思えますが、自分にも周りの人にも優しいですよ。
水蒸気だから安心
電子タバコは、吸えば水蒸気がでます。
その水蒸気の量も「少し出る」というものではなく、大量にでます。
むしろ普通のタバコやアイコスよりも煙のようにでるので、吸っている感を実感することができます。
しかしあくまで水蒸気ですし、水蒸気にはニコチンやタールが含まれていないので受動喫煙の心配もありません。
煙ではないので煙たくて目が痛くなるということもありませんよ。
もちろん室内で吸っても壁や家具が黄色くなることもありません。
タバコ臭くない
電子タバコの良いところは、「香りを選べる」点でもあります。
タバコの臭いは苦手な人も多く、「良い香り」といえるものではないですよね。
しかし電子タバコはリキッドにフレーバーがついていて、その種類も豊富です。
例えばピーチやストロベリー、ブルーベリーなどのフルーツ系、チョコレートやバニラなどのスイーツ系、他にもコーヒーやコーラーなど香りつきになっています。
そしてタバコの香りが好きな人用にタバコフレーバーも販売されるなど、数多くの香りを楽しめるようになっています。
タバコの香り以外を購入すればタバコ臭くないので洋服に匂いがつくことを心配することもなく、むしろ良い香りがします。
フレーバーの種類はたくさんあり、メーカーによっても違うので色々試してみるといいですよ。
本体の種類が豊富だから自分好みのものを選べる
電子タバコとはリキッドを使用して吸うタバコの総称です。
そのぶん本体の種類が多く選ぶのが大変ですが、逆にいえば「自分のスタイルによって選ぶことができる」ともいえます。
では目的別におすすめの電子タバコのタイプを紹介していきます。
完全にタバコの代わりとして使う場合
電子タバコにはニコチンが入っていないので、完全に切り替えるとニコチンが欲しくなってしまうことがあります。
その場合は水蒸気の多い、いつでも好きな時にすえるタイプの電子タバコがおすすめです。
このタイプは電子タバコ本体が大きく、リキッドも多く入るようになっています。
1回満タンにすると大量に吸っても1日はもつので何度も吸いたいという人におすすめです。
ペンタイプは1回吸うごとに充電する必要がありますが、こちらの一体型タイプはスイッチを押すと好きなときに吸うことができます。
水蒸気の量を調整することもできるので、「しっかりたっぷり吸いたい」「もともとヘビースモーカー」という人におすすめです。
少し楽しみたいだけの場合
もともとそんなにタバコを吸っていたわけではない人、タバコやアイコスと併用したいという人には小型の電子タバコがおすすめです。
こちらはアイコスのように吸える時間が決まっていて、充電がきれると本体に差し込んでおくタイプです。
見た目もタバコのように細く軽いので違和感が少ないです。
ただし軽いといっても咥えタバコができるほどは軽くないので、手に持って吸うことが前提となっています。
リキッドはそんなに多く入れられないので、普通のタバコに換算すると5~8本分といったところです。
それで少なく感じるなら、2本セットになった電子タバコを購入するといいですよ。
2本セットのタイプならそれぞれ別のフレーバーを入れることができるので、香りを楽しむこともできます。
タバコよりもアイコスよりも安く吸える
電子タバコは健康面、火や煙、灰がでないという大きなメリットがたくさんありますが、それだけではありません。
金額的にも電子タバコは一番安く吸えるタバコです。
リキッドの価格
電子タバコを吸うにはリキッドが必ず必要です。
リキッドにも種類が多くありますが、30mlのリキッドだと約2,000円ほどです。
30mlとなると回数にして約3,500回分です。
アイコスも普通のタバコもこの回数分吸おうとすると11箱ほど必要になるので、金額は倍以上かかります。
つまり電子タバコにすると今かかっている金額の半分以下になる計算ですね。
長い年数吸えば吸うほど金額の差がでますし、健康のことを考えても早めに切り替えた方がいいかもしれません。
本体の価格
紙のタバコは本体がありませんが、アイコスの本体価格は約11,000円です。
電子タバコは種類が多いので一概には言えませんが、4,000円~8,000円の価格帯が多くなっています。
そして経験からいうとアイコスは故障が多く、半年もすれば何らかの支障が起こって交換することになります。
購入してから決められた期間であれば無料で交換してもらえるものの、何度でも好きなときにというわけにはいきません。
もちろん期間が過ぎれば新たに購入する必要があります。
電子タバコは安いものであれば3,000円くらいでありますし、アイコスと比べても故障が少ないです。
もちろんメーカーや金額にもよるでしょうが、経験上アイコスよりも壊れにくいという印象です。
電子タバコは長く使うと中のコイルを交換する必要がありますが、値段は数百円なので金銭的な負担が少ないですよ。
まとめ
電子タバコはアイコスと一緒にされやすいですが、ニコチンやタールが入っていないという特徴があります。
そして良い香りがする、煙がでない、火を使わない、金額的にも安く済むというメリットがあります。
喫煙したい人にもタバコの本数を減らしたい人にもおすすめです。
火事になる心配もなく灰が落ちることもなく、臭いを気にすることもないので色んな面で助かりますよ。