電子タバコの特性と必要性、そして喫煙者の現在の状況

glo(グロー)シルバー スターター・キット 本体

私のまわりで電子タバコを吸っている人は、極少数の方がいらっしゃいます。

喫煙率自体が低下しており、私のまわりでも喫煙者は確実に低下しています。

その貴重な喫煙者の中でも電子タバコを吸う理由はなんなのか?

それは単に流行りに便乗しているだけなのでしょうか。

実際、電子1喫煙者がどこまで理解しているんでしょうか。



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喫煙者の状況

近年では喫煙者に対しての環境は厳しいものとなっております。

カフェなどでも禁煙の場所も増えておりますし、駅付近や指定されたエリア内での喫煙が条例として禁止されている地域も存在します。

オフィスビルなどでも完全に分煙されており、喫煙者は喫煙ルームにのみ喫煙を認められています。

喫煙率については、20パーセント割れというのが現状です。

喫煙者の割合のピークは1996年の49.4パーセントです。

つまり2人に1人がタバコを吸っている。

そんな状況でした。

今では考えられないですね。

現在に関しては5人に1人の割合になっています。



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元喫煙者

実は私自身も当時は喫煙者でした。

しもかなりのヘビースモーカーでした。

1日に30本近く吸っていました。

特に20代 はタバコとコーヒーにどっぷりつかっていました。

朝起きてまず一服、食後に一服という感じでした。

食事をするより、タバコを優先していました。

今考えるとぞっとしますね。

体にいいはずかありません。

私は21歳の時から吸い始め、その後、約15年間喫煙を続けました。

当時、喫煙者が多数を占めていたこともあり、職場のデスクでの喫煙も認められておりみんな仕事をしながら当たり前にタバコ吸っていました。

時代の流れとは恐ろしいものです。

価値観が変わったのですね。

禁煙

私が禁煙したきっかけは世の中の流れに同調したというのがあるのとタバコ自体の値段が上がったということですね。

私が禁煙する手前での価格はひと箱230円とか260円だったかと思います。

今では400円を超えます から、牛丼いっぱい食べてもお釣りがくるくらい嗜好品へと変わりましたね。

タバコをやめた私なんですが、喫煙者に対し「やめたほうがいいですよ」とは言いません。

なぜならタバコ自身の美味しさを理解しているからです。

そして禁煙時の苦しみをわかっているからです。

タバコの世界から抜け出すのには本当に苦労しました。

禁煙中はタバコを吸っている自分の姿が夢にまで出てくることもありました。

幻覚症状に近いものがありましたね。

タバコは常習性が強いです。

一度はまると抜けるのはなかなか難しいですし時間を要します。

電子タバコって?

さて近年、日本でも電子タバコが流行っています。

2008年頃からになりますが、メディアでもたびたびとりあげられ、喫煙者の興味をひいてきました。

電子タバコとは、いったいどのようなものなんでしょうか?

簡単に言うと「電気でニコチンを 気化し、喫煙するタイプのタバコ」のことです。

健康面を考慮してヨーロッパで人気を集めたものです。

日本でも同じく健康志向が高まっている影響から、電子タバコが話題になり広がりだしたというわけです。

電子タバコは、タバコを擬似的に体験させる機械でもあります。

電子タバコの種類

加熱式タバコとしての主なものは2013年から日本たばこ産業 (JT) が販売している「プルーム」があります。

こちらの製品はポッド(カートリッジ)に入ったタバコ葉を加熱するタイプです。

JTから発売されているお馴染みの銘柄「メビウス」、「ピアニッシモ」等を取り扱っています。

2016年には後継製品の「プルーム・テック」が発売されました。

この製品はカートリッジに入った液体を加熱し、タバコ葉の入ったカプセルに蒸気を通過させる液体式のタイプのものです。

次に2015年にフィリップモリス社も、タバコ葉を加熱するiQOS(アイコス)を発売しました。

こちらは専用の紙巻きたばこを加熱する製品となっています。

私のまわりでも、このアイコスを吸ってる方が最も多いです。

アイコスの販売状況についてですが、売れているとは言うものの現在も、品薄状態ではあるということです。

アイコスは今のところ、唯一の全国販売展開の商品です。

一方電子タバコは壊れやすいアイテムでもあるため、保証は必須です。

「アイコス」のスターターキットは、定価9,980円(税込。)です。

スターターキットには充電用のケーブル、クリーニングブラシのほか専用の清掃用の綿棒もついてくるという気の利いたオプションがついてます。

ヒートスティックはマールボロ銘柄で6種類あります。

各460円(税込み)です。

マールボロとは言うものの、紙巻きタバコとの味わいとは全くの別物となります。

特に加熱式タバコには独特の臭いがありますので、吸い慣れるまでには若干、時間がかかるでしょう。

香りや臭いが気になる方は、最初はメンソールタイプを選んだほうがおすすめです。

本体には保証期間が1年間ついています。

1年過ぎた後の故障については、コストがかかってしまいます。

よくある故障としては、ヒートスティックを刺す加熱ブレードは清掃中に折れることが多いということです。

また充電器自体の故障も結構多いようなんです。

故障した場合はサポート電話に連絡するかアイコスストアなどでの交換も可能です。

様々な電子タバコ

その他の電子タバコでは2017年10月より全国展開で発売する「グロー」。

こちらのスターターキットにはUSBケーブル、クリーニングブラシ、ACアダプターなどが付属します。

次に2018年上期に全国展開発売予定の「ブルーム・テック」などがあります。

こちらのスターターキットには、ACアダプターとUSBチュージャーが付属します。

電子タバコは禁煙向き?

電子タバコは禁煙をはじめる人にとっては、おすすめのものとなっています。

禁煙というのは「禁煙治療」と言われているように、やめるのは、難しいんです。

私も経験者で完全にやめるのには、時間がかかりました。

ニコチンの感覚が完全に抜けるのは数年かかると思います。

私の経験上、完全に禁煙してから一年経過した時、飲み会があり、結構な量のアルコールを飲みました。

アルコールが、入るとタバコが吸いたくなるんです。

1本友人にもらい吸った時には、まだタバコの美味しさを感じました。

その後も禁煙は続きまして、3年以上たった頃にやっとタバコが吸いたいと思うことは一切なくなりました。

ヨーロッパでの流行がはじまった電子タバコですが、イギリスでは禁煙の選択肢となっているようです。

通常のタバコと電子タバコの併用については、意味がないということです。

本格的に禁煙を検討している方は、まずは電子タバコへの切り替えを検討する価値は充分にあると思います。

電子タバコの影響

電子タバコは、タバコを吸う人だけでなく、吸わない人に対しても影響かあるのです。

それは副流煙の問題ですね。

タバコを吸っている近くにいる場合、そのタバコの煙りを他人が吸ってしまうことです。

これも電子タバコならば、かなり軽減されると思います。

吸う当人にとっても肺がんの要因とされているタール量が軽減できるので、どちらにとってもメリットはあるんですね。

まとめ

健康思考が続く昨今の世の中では、体にいいものばかりをとりあげる健康オタクやマニアの方もいらっしゃいます。

長生きしたいという願望が強い時代背景の表れかと思います。

電子タバコやアルコールなどの嗜好品と呼ばれるものも、私は、文化として必要かと思います。

そのような文化があるのが人間だと思いますので、未来の嗜好品の登場も楽しみではありますね。