電子タバコを使って禁煙は有効?注意すべきことは何?
禁煙の方法にはいろいろなものがあります。
その中の1つに電子タバコを使った方法があります。
電子タバコを使うことで禁煙によるストレスを軽減し、無理なく禁煙に導いていきます。
では電子タバコを使った禁煙とは具体的にどんな方法なのでしょうか?
また電子タバコを使った禁煙を試みるにあたってどんなことに気を付けるべきなのでしょうか?
目次
禁煙はなかなか大変
1度喫煙習慣がついてしまうと禁煙をするのはなかなか大変です。
禁煙を決意してもなんだかんだと理由をつけてだらだらと喫煙者のままでいる人も少なくありません。
何度も何度も禁煙に挫折して開き直っている人もいます。
しかし、タバコは百害あって一利なしの代物です。
禁煙したいと思っているのならば禁煙を成功させましょう。
電子タバコを使った禁煙方法
禁煙方法にはいろいろな種類がありますが、人気の1つは電子タバコを使った禁煙方法です。
煙草の代わりに電子タバコを吸うというとてもシンプルな方法です。
しかしとてもおすすめの方法です。
電子タバコはタバコに似ているので、タバコを吸わない物足りなさや寂しさをあまり感じません。
長く喫煙主幹が付いているとタバコを吸わないと落ち着かない、間が持たない、口が寂しいと感じやすいです。
そのせいで禁煙に挫折してしまったり、飴などと舐めて太ってしまったりしてしまいやすいです。
しかし、電子タバコがあればそのような手や口などが寂しくならずストレスがあまりかかりません。
電子タバコの好みのフレーバーを見つけるところからスタート
電子タバコを使って禁煙をする場合、まずすべきことは好みのフレーバーを選ぶことです。
吸って美味しくない電子タバコはタバコの代用にはなりません。
タバコよりも美味しいフレーバーを見つけることを目標にしてください。
それが見つかればタバコに魅力が持てなくなってしまうはずです。
電子タバコのフレーバーは国産だけでも200種類以上があります。
キット好みのフレーバーが見つかるはずです。
メンソールやミント系がおすすめ
電子タバコのフレーバーがたくさんありますが、愛煙家の場合、タバコの代わりにするのならばメンソールやミント系がおすすめです。
タバコっぽさがあり、なじみやすいです。
少し冒険をしてみたいのならばチョコレートや花など甘い系も試してみましょう。
まずは減煙から始めましょう
タバコの本数を減らす減煙は禁煙ではありませんが、何事にもまず準備運動というものが必要です。
いきなり禁煙をするとプレッシャーやストレスなどが大きくなってしまいます。
まずはタバコを吸いたいなとおおったときに電子タバコを吸ってみましょう。
タバコを電子タバコに置き換えることで段々とタバコを吸う量を減らしていくことが出来ます。
電子タバコを吸っていると普通のタバコに嫌悪感を覚えることも
電子タバコは最初、普通のタバコに比べて物足りなく思うかもしれません。
しかし、電子タバコを吸い続けていると次第に今まで吸っていたタバコに嫌悪感を覚えてくることもあります。
電子タバコに慣れてくると普通のタバコの味やニオイを気持ち悪く感じる人もいます。
また、電子タバコは最初の初期投資は必要ですが、道具を一式そろえてしまえばランニングコストは普通のタバコよりもとても良いです。
灰で部屋や衣服が汚れることもありません。
普通のタバコに嫌悪感を覚え、電子タバコが好きになったのならば禁煙の第一歩は成功したと言えます。
手持ちのタバコを全て捨ててください。
そうすることで「一本だけ吸おう」「たまにだから」「今日だけ特別」「頑張ったご褒美に」「これで本当にサヨウナラだから」などと自分に言い訳をして長い間頑張ったことを全て台無しにしてしまうリスクを減らすことが出来ます。
一旦禁煙が軌道に乗ったら一本だけの為にタバコを改めて買うようなことはあまりしたいと思わなくなります。
電子タバコは特にスティック型の電子タバコがおすすめ
電子タバコにはさまざまな形状のものがあります。
代表的形はペン型、ボックス型、スティック型です。
この中でもとくにスティック型は普通のタバコのように指に挟んで使うことが出来ます。
ペン型とボックス型は指で挟んで使うのには大きすぎます。
スティック型の電子タバコを使えば、タバコと同じような感覚を味わうことができるので違和感やストレスを少なくすることが出来ます。
扱い方も簡単なので電子タバコ初心者でも使いやすいのもメリットです。
電子タバコはニコチン、タール、一酸化炭素は少ない
タバコの中でも特に有毒物質とされているのがニコチン、タール、一酸化炭素です。
では電子タバコはどうなのでしょうか?
電子タバコのリキッドはニコチンが配合されているものと配合されていないものがあります。
タールや一酸化炭素は電子タバコの方が普通のタバコよりも少ないです。
健康への悪影響がないわけではない
電子タバコは従来のタバコよりも有毒物質の排出量は少ないです。
しかし、だからといって電子タバコはタバコよりも健康的だと結論づけるのは早計です。
まったく有害物質が排出されていないわけではないからです。
そして、まだ電子タバコには長期的なデータが蓄積されていません。
これから新たな事実が出てくる可能性も十分にあります。
電子タバコを吸っているなら禁煙ではない
普通のタバコを一切吸わず、完全に電子タバコだけを吸っている状態になったら禁煙は成功したのでしょうか?
いいえ違います。
電子タバコも全く吸わなくなった状態だけが禁煙です。
電子タバコも立派な喫煙の一種です。
自分は電子タバコしか吸わないから禁煙をしているなどと言いだしたり勘違いしたりしないようにしましょう。
タバコを吸わない状態に慣れたら徐々に電子タバコ自体も減らしていくようにしてください。
電子タバコを吸うのは喫煙所のみ
電子タバコは従来のタバコよりも量は少ないとはいえ、煙も有害物質も排出します。
また、自分にとってはいい匂いでも、臭いと感じる人も多くいます。
タバコを吸わない人にとっては電子タバコもタバコの一種としてしかみなされていないことを自覚してください。
電子タバコを吸う時は喫煙所に行きましょう。
これはタバコではないからなどと言って、妊婦や赤ちゃん、子どもの側で吸ったり、禁煙場所で吸ったり、喘息の人の前で吸ったりするのは重大なマナー違反です。
電子タバコでも禁煙ができないならば禁煙外来へ
電子タバコを使っても禁煙に成功しない場合は電子タバコを使った禁煙方法が向いていないタイプか、重度のニコチン依存症に陥っています。
個人の力で禁煙を成功させるのは難しい状態なので禁煙外来へ行くことをおすすめします。
禁煙外来はカウンセリングやニコチンパッチなどを使って医学的な見地から禁煙を目指します。
自己流の禁煙が出来ない場合はプロの手を借りると良いでしょう。
保険も効きます。
これから先タバコを買い続けるお金を思えば安いものです。
何度も禁煙に失敗してストレスを溜めたり、落ち込んだりするよりもずっと合理的です。
まとめ
喫煙習慣がある人が禁煙をするのはなかなか大変です。
禁煙方法にはいろいろありますが、おすすめの1つが電子タバコを使った禁煙方法です。
まず、タバコの代わりに電子タバコを使います。
タバコと似た使い心地なのでストレスなくタバコを減らすことが出来ます。
タバコを一切吸わなくても大丈夫になったら今度は電子タバコをやめていきましょう。