ヘビースモーカーの主人に!電子タバコなら家族みんながハッピーになれる!?
「電子タバコ」って最近よく耳にしますよね。
タバコを吸わない人間からしてみたら「電子」がついていようとなかろうと、「タバコ」は「タバコ」ですよね。
正直、良い印象はありません。
というか、嫌いです。
本人のみならず周りの健康をも害するであろうタバコ。
我が家は主人がけっこうなスモーカーなので、正直やめて欲しいのですが・・・。
我が家のタバコ事情
我が家の主人はけっこうなヘビースモーカーなのです。
残念ですが。
結婚前は、タバコを吸う主人の横顔が好きでした。
なんともこうハードボイルドというか。
「かっこいいー!」と思って、チラ見していたんですよね。
今考えると、とても馬鹿らしいです。
そんなハードボイルドな主人の横顔にイラつきだしたのが妊娠してから。
やはり妊婦に煙は御法度です。
もちろん主人は私の前では吸わなくなりました。
外で吸うときは喫煙コーナーで、家で吸う時はキッチンの換気扇の下で。
主人なりの計らいだったのですが、やっぱり家で吸うと臭いが漂ってくるし、主人の衣服にもつくので・・・。
いつも、やめてほしいなぁと思っていました。
子供が生まれてからは尚更その意識が強くなりました。
そこで主人に勇気を持って優しく提案してみました。
「タバコやめろ!」
禁煙、減煙は難しい?
全然優しくなんてないですね。
それはもう命令口調でした。
だって本当に迷惑なんですから。
命令口調で言ったのがいけなかったのか、主人はややキレ気味にこう言い返してきました。
「ムリ!」そこで喧嘩が始まるわけです。
タバコの害を訴える私と、どれだけ周りに気を使ってタバコを吸っているか力説してくる主人。
それはもう平行線です。
主人の言い分はこうです。
「タバコやめろって簡単に言うけど、じゃあお前、チョコレートやめれる?
食後にバクバク食ってるだろ?
育児で疲れたって言いながらバクバク食ってるだろ?
チョコレートだって食べ過ぎはよくないんだぞ!
でもやめられないだろ?
減らすのも無理だろ?
俺にとってタバコは、お前にとってのチョコレートと一緒だ!
禁煙も減煙もできねーよ!!」
普段無口な主人ですが、この時はかなりヒートアップしていました。
まぁ、確かに一理あるかも。
私もチョコレートを取り上げられたらキレるかもしれませんね。
副流煙から自分の身を守れ!
でもね、タバコとチョコレートは違いますよね。
チョコレートを食べて太れば、私が苦しむだけです。
主人は悲しむかもしれませんが。
でもタバコは周囲の人に迷惑をかけますよね。
主人の吸ったタバコの煙の影響で私と子供が病気にでもなったらそれは紛れもなく主人の責任ですよ。
やはりタバコはやめさせたい!
いや、やめさせることは出来なくても、とにかく私と子供の健康だけは守りたい。
主人は勝手にひとりハードボイルドやってればいい、自分を守れ!
ということで、私はいろいろな情報を集め始めました。
そこで見つけたのは電子タバコという存在です。
なんだろう、電子タバコって?
そう思い深く調べるうちに、これはなかなか良いな!
と思い始めました。
電子タバコってなんぞや?
電子タバコとは従来のタバコとはかなり違うしろもののようです。
吸い口のある筒型の吸引器にカートリッジに入った液体を入れ、電気で加熱しその水蒸気を吸うそうです。
ちょっと想像しにくいのでインターネットで画像検索するとたくさんの電子タバコの写真が現れました。
なるほど、タバコに模して作られた製品もあるし、全くタバコには見えないものもあります。
近未来っぽいといえばいいのでしょうか?
かなりデザイン的にもいけていると思います。
これを吸っていても恥ずかしさを感じることはないでしょう。
むしろオシャレにさえ私には見えます。
どうやって吸うの?
さて、電子タバコの吸い方です。
先ほど、「カートリッジに入った液体をうんぬん・・・」と書きましたが、いまいちピンとこないですよね。
そこで電子タバコの吸い方動画をチェックしてみました。
なるほど、まるで普通のタバコを吸っているように見えます。
プハーッと吐き出しているのは煙に見えますが、水蒸気なのですね。
これならタバコの代替品としても満足できるのではないでしょうか。
身体への影響は?
最も気になるのが健康への影響です。
我が身と我が子の健康を守るため、主人におすすめしようとしている電子タバコですが、主人の健康ももちろん気になります。
ちょっとだけ・・・。
ではまずは副流煙の影響から。
電子タバコは副流煙による健康被害の心配はないようです。
なぜならカートリッジに含まれる液体には、タールとニコチンが含まれていないからです。
ニコチンは海外製の電子タバコのリキッドには含まれていることがあるそうですが、日本製のものには使用が禁止されています。
私たちタバコを吸わない人間にとって、「タール」と「ニコチン」がタバコの全てです。
この二つを忌み嫌っています。
タールとニコチンが含まれないなら、それはもう嫌う理由がありません。
大げさですが私的にはそうです。
同時に、喫煙者にとっても健康被害は低いと言われています。
ガンや肺疾患のリスクも少なそうです。
主人の健康も守れるなんて、電子タバコさまさまですね。
電子タバコのメリットは?
電子タバコには他にも多くのメリットがあります。
まず火を使わないので火事の心配がありません。
我が家では主人はかなり神経質に火の始末をしています。
性格的なものもあるのですが、灰が落ちて火種にならないか、喫煙後は床に這いつくばってチェックしています。
これって本人にとってもけっこうなストレスになっていると思います。
これが解消されますね。
また電子タバコは環境にとっても非常に良いものだと思います。
我が家の主人はしていない、していないと信じていますが、吸殻をポイ捨てするような人もたくさんいます。
子供と公園によく行くのですが、「ママー!」と吸殻を手に持って走り寄ってくることもしばしば。
衛生的にも汚いし、口に入れたりしたら大変なのでヒヤヒヤしています。
電子タバコが普及するとこういうことも減りますよね。
かなりありがたいです。
さらに、コストパフォーマンスにも優れているようです。
私が主人にタバコをやめて欲しい理由は受動喫煙を避けたいからですが、その次に家計への負担を減らしたいと言う理由があります。
タバコの価格、どんどん上がっていますよね。
もうほんと、主婦にとっては頭の痛い問題です。
電子タバコは本体を買えば、後はカートリッジを購入するだけです。
本体価格はピンからキリまでありますが、平均して五千円から一万円くらいです。
初期費用は高くつきますが、長く愛用することで元がとれます。
浮いたお金で家族旅行でもすれば、みんながハッピーになれること間違いなしです。
いいことばっかりじゃない電子タバコ
ここまでくると電子タバコに悪いところはないように感じてしまうかもしれませんが、しっかりとデメリットも把握しておく必要があると思います。
それは安全性です。
電子タバコには健康被害がない、ガンや肺疾患にかかるリスクが低い、と書きましたがそれは現時点でのことです。
というのは、電子タバコの歴史はまだ始まったばかりで、今後大きな問題が出てくる可能性がないとは言い切れないからです。
また毒性などについても、まだ深く検証がなされていません。
以上のことを踏まえて、電子タバコを使うか使わないか、自分で決める必要がありますね。
まとめ
いかがでしたか。
私の目には電子タバコはかなり魅力的にうつりました。
もちろんデメリットも承知の上で、です。
私の健康、子供の健康、そしてもちろん一家の大黒柱である大切な主人の健康のためにも、自信をもって勧めたいと思います。
最初主人は抵抗するかもしれませんが、電子タバコのメリットとデメリットをしっかりと伝え、使ってみたいと思わせるよう頑張ります。