タバコが吸いたい!電子タバコ・VAPEのタイプ別おすすめリキッド特集
今大人気のニコチン・タールレス電子タバコ・VAPEですが、リキッドの種類が非常に多く、レビューサイトで見ても「どれがいいのかわからない」となってしまいがちです。
レビューサイトの紹介と筆者が持っている定番リキッドの個人的感想とともに、選び方も少し語ろうと思います。
リキッド知識選びで迷っている方・必見です。
喫煙者向けのリキッドの選び方
VAPEリキッドの種類ですが、タバコ税がかからないため、新発売商品などを厚生省のホームページなどで探すことができません。
そのため、レビューサイトなどで地道に探すことになります。
東京・大阪を中心に専門店が次々とオープンしているので、
- 都心部にお住まい
- 減煙または禁煙目的で、VAPE初心者
この条件を満たすかたは、お近くの店舗でフレーバー試飲をおすすめします。
筆者含め、周囲の体験談でもありますが、電子タバコ導入時の失敗の要因は「情報不足で、自分に合わないフレーバーを選んでしまった」ことが大半のようです。
いったん「こんなものか」と思ってしまうと、すぐに紙巻きタバコに戻ってしまうのがネック。
タバコに関するある程度のソースや知識は、しっかりと仕入れておくのが吉でしょう。
たとえば、ニコチンの役割について。
これが今回の話題のなかで重要になってくるので、以下必見です。
漠然と紙巻きタバコを吸っていると、「何が吸った感覚を生み出しているのか」にまで気持ちが及びませんが、
- 単純なタバコの喉越し
- 神経を沈静化する作用
これらを担っているのが、ニコチンです。
ただし、すでに各パッケージに記載されている通り、依存性を伴うことがあるので忌避される傾向にあるんですね。
常飲するものをVAPEに置き換えていく場合、擬似的なニコチンの感覚が最も大切になっていきます。
最も、普段からそれほど喫煙しないかた・もともと喫煙の習慣がなかったかたに関しては、この限りではありません。
VAPEへの置き換えがうまくいけば、さまざまなフレーバーをフラットな目線で楽しめるようになります。
では、もっと具体的に、減煙・喫煙目的のかたのためのフレーバー選びのポイントを絞っていこうと思います。
減煙・禁煙目的は慎重に!
突然ですが、シーシャ(水タバコ)を吸った経験はございますか。
筆者の体験ベースの話をすると、VAPEへの置き換えのきっかけになったのは、シーシャでした。
戒律でアルコールを摂取できないイスラム教徒がメインユーザーのタバコですね。
イメージの湧かないかたは、画像検索をするとすぐにわかると思います。
ひと昔前は、雑居ビルの狭いワンフロアの怪しげなお店でモクモクと吸うのが定番でした。
シーシャの特徴ですが、
- タールレス
- ニコチンを含むが、時間経過とともに抜けていく
- フレーバーの種類が豊富
このようになっています。
紙のやける味わいがなく・純度の高い香りが継続し、とにかく爆炎なのが特徴。
すぐに気に入って、シーシャカフェに頻繁に出入りするようになりましたが…フレーバーの選び方がわからない。
葉を嗅いだ時と、実際にシーシャとして提供された時の香りが全く違います。
そこから店員さんに「タバコのフレーバーの基礎知識」を叩き込まれたのが、のちのVAPE置き換えに非常に役立ちました。
少し遠回りしましたが、この体験を元に、紙巻きタバコからの乗り換えで失望しないポイントを抑えます。
第1に、「タバコ味」をアテにしないこと。
実際にはタバコ味というのは存在せず、シーシャカフェやVAPE業界では、チョコやナッツ風味で代用しています。
甘みを許容できないかただと、裏切られてしまう可能性も。
つづいて、ニコチンの代用として「ミント系フレーバー」を選ぶのも、意外なポイントです。
メンソールとミントは微妙に異なっていて、後者は煙を吐く時の喉でのひっかかりで味わいを出す…とイメージしてもらえれば構いません。
これがニコチン特有の喉越しを擬似的に演出してくれるので、重要になってきます。
そもそも本体を買う前・電子タバコに懐疑的…というかたは、シーシャカフェに行ってみて店員さんと話してみるといいかもしれませんね。
タバコ全般に精通し、文字通りの意味においても「鼻が効く」プロがいます。
軽く雑談するだけでも、かなり勉強になります。
それでは、VAPEリキッドのタイプ別おすすめ度・筆者個人の感想を述べていきます。
タバコ系
カミカゼタバコ
タバコ味といえばコレ!
というくらい定番の、国内産リキッド。
味わいがシンプルで、VAPE上級者に人気です。
タバコ風味の出し方ですが、ナッツの「香ばしさ」だけを濃厚に抽出して、少し口のなかで辛味も感じます。
とはいえ刺激を感じるほどのものでもなく、優しさがあります。
紙巻きタバコの中でもくせの強い銘柄を愛飲していると、いくらか物足りなさはあります。
個人的にはミックスがおすすめ。
ミント系やニコチンリキッド(入手できるお店は限定的)などを少し加えると、一気に「タバコ感」が増します。
甘みがあっても平気、というかたは、コーヒー系やクリーム系を混ぜてもいいでしょう。
甘み・フルーツ系
KOIKOIシリーズ
ランキング上昇中の、和風をコンセプトにした甘みのあるフレーバー。
ネーミングやパッケージからは「はんなりとした」味を想像しますが、意外にも
- ドラゴンフルーツ
- オレンジ
- パッションフルーツ
などと、南国系のミックスを味わえるのが特徴です。
ミントなしなのに抜け感が爽やかで、香りが群を抜いて強く、喉越しもしっかりとあるのが特徴。
シーシャの愛飲家や女性には特に好評です。
ミックスには不向きで、どちらかといえば単体でしっかりと味わいたい一本。
最近オープンしたVAPEショップでも定番の商品となりつつあり、試飲できる場所もかなり多くなっています。
ちなみに、吐く煙にもほんのりアロマの香りがするので、喫煙所でもちょっとした注目の的になること間違いなし。
いま筆者が推している、バランス最良のフレーバーです。
メンソール系
ICE CIGAR
強烈過ぎないメンソールのフレーバーといえば、これ。
ナッツとキャラメルベースの薄味の上に弱めのメンソールを重ねており、タバコ風味をお探しのかたにもおすすめできます。
減煙・禁煙目的のかたには大人気で、VAPE本体の性能によっても味わいが変わるのが特徴。
まだ本体すら買ってない・一緒に買うリキッドを考え中という現喫煙者の皆さんには、爆煙タイプの本体とともに購入するのをおすすめします。
リキッドの減りが早くなるのですが、味の押しが若干やわらかめという弱点を煙が補ってくれるので、お気に入りになる・リピしてしまう確率はぐっと上がります。
また、フルーツ系のフレーバーとのミックスもおすすめ。
主張が強くないので、配合をある程度覚える必要があるのですが、気分転換にはもってこいです。
ある程度VAPEをマスターしてきた頃に一本常備しておくと、役立つこと間違いなし。
筆者もミントを混ぜたい時に愛用しており、常に2本は置いています。
VAPE初心者さんも、是非ご検討ください。
まとめ
喫煙習慣のない方や、代用品としての電子タバコを探している方、とにかく幅広い層にむけてVAPEを訴求していきたいと考え、本記事を書きました。
VAPEの挫折原因のほとんどが、リキッドでの失望体験と聞き及びます。
試飲をじっくりとしながら選ぶのがおすすめですが、こちらの記事でご興味をおもちいただけたかたは、是非専門店の紹介やレビュー動画・売れ筋ランキングなどで情報収集をしてみてください。