リキッド式電子タバコ「ベイプ」でよくあるお悩みまとめ

リキッド式 電子タバコ VAPE(ベイプ) X6 スターターキット 取り替え用コイルユニット2個付き KAMRY社製 【正規品】 シャンパンゴールド

ハリウッドスターの間で空前のブームになっており、日本国内でもリキッド生産に乗り出すようになった電子タバコ「ベイプ」。

実際に乗り換えてみた・入門者向けモデルで納得できたので継続使用している…という人も増えています。

しかし、他のタバコにはない性質に起因して、思わぬトラブルも。

ここでは、ありがちなトラブル・お悩みの対処法を解説します。



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液漏れする・ベタつく

電子タバコのなかでも「ほとんどリスクがない」ことから大人気のベイプですが、加熱式・点火式のタバコとは違うトラブルに悩まされる人が多くいます。

最も多いのが、「液漏れ・ベタベタする」というトラブル。

これにはいくつか原因があり、よく指摘されるのがエアフロー内に残った煙です。

残留している煙の温度が下がり・液化したものが蓄積されていき、最終的には液漏れ・ベタつくという現象を起こす…というもの。

喫煙時はなるべく「加熱によって発生した煙を吸い切る」ことを意識するのはもちろんですが、他にできる対策について挙げてみましょう。

長時間使わない時に注意

前述した「残留している煙の液化」以外にも、「コイルへのリキッド供給過多」も原因として挙げられています。

ベイパーなら周知の通り、アドマイザー(リキッドを入れるタンク)にリキッドが入っている状態で放置していると、コイル内の綿がどんどん液を吸収していきます。

一定量で吸収が止まるのですが、つぎは染み込んだリキッドが重力に従って下へと落ちていきます。

初心者向けのBOX型ベイプ本体の場合、多くの場合がアドマイザー下部にエアフローが付いています。

エアフローとコイル内部の綿の間に仕切りはありませんので、コイルから漏れたリキッドのいく先はエアフロー。

これが「なんだかじんわりと液漏れしている」ことの原因です。

おすすめのアドマイザー

エアフローが下部についているタイプのアドマイザーでも、長時間吸わないときは逆さまにしておく…という方法で液漏れを防ぐことが出てきます。

ところが、今度はドリップチップ(マウスピース)側から液がしたたることもあるので、油断は禁物。

そこでおすすめしたいのが、トップフロータイプのアドマイザーです。

エアフローが上部についており、下部に液漏れの可能性がある隙間がないのが特徴。

ただしデメリットもあります。

喫煙中に取り込める空気の量が少ないので、コイルが焦げやすい・味がつまりやすいということが挙げられます。

温度管理機能つきのアドマイザーを選べば、この弱点は解消できるので、非常におすすめできます。



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味が混ざらないようにしたい

ベイプにある程度慣れてくると、色々なリキッドを試してみたくなるもの。

リキッド毎にコイルを交換して吸う人もいますが、これではランニングコストの節約になりません。

かといってコイルを水洗いすることもできないため、悩みどころになります。

そこでおすすめしたいのが、「ベースリキッド」。

香料が入っておらず、オリジナルフレーバーを楽しみたい人向けの無味リキッドです。

大型電子タバコチェーン店・Amazon・ペプログなどで入手可能。

これを入れて15〜20分浸し、エアフローを全開にして味がなくなるまで吸いきります。

そのあとは残っているベースリキッドを捨て、お好みのものに入れなおすだけ。

ただしこの方法でも、アドマイザーやドリップチップ内に残ったリキッドをきれいに清掃できるわけではありません。

定期的なメンテナンスは、必要になります。

アドマイザーごとに異なりますが、説明書・ショップやベイパーの動画案内に従って分解し、シリコンゴム・コイルを除くすべてを、80度以上のお湯に3〜5分浸すだけでメンテナンスは完了です。

完全に乾かしてからセッティングしましょう。

コイルがよく焦げる

国内でベイプ本体を作っているメーカーはまだ限られており、本体・アクセサリー・コイルともに海外製のものを使うことになります。

一定の割合で不良品もあるため、「コイルを交換したばかりなのに焦げ臭い・イガイガする」という場合には、勿体無くもありますが更に交換して様子を見てください。

これでも依然として症状が治らない場合は、本体故障の可能性があります。

それでは、よくある「コイル焦げ」の原因と対策を解説します。

吸い方・温度に注意

コイル焦げの最たる理由は、リキッドの供給不足。

新しいコイル・リキッドを使う場合は、セッティングしてから15〜20分は置いておきましょう。

また、チェーンスモークにも注意が必要です。

粘度の高いリキッド・含まれる香料の種類が多いリキッドは、コイル内の綿へと染み込む速度が遅く・連続で吸っていると綿が乾いてしまいます。

一瞬でもイガイガとするようであればただちに使用を中止し、20分ほど置いてからまた使用するようにしましょう。

また、アドマイザーに触れた時に「熱い」と感じたときは要注意です。

コイル焦げだけで済めば良いものの、設定によってはアドマイザーそのものの劣化・プラスチック製のものであれば、割れることもあります。

万が一、「チェーンスモークは控えているのにすぐアドマイザーが熱くなってしまう」という現象がおきたり、コイルが急に焦げやすくなったりと感じた場合には、迅速に電子タバコショップへと持ち込み相談しましょう。

コイル焦げとは、コイル内部の綿が焦げて薄い燃えカスとして出てきてしまっていることでもあります。

これを頻繁に吸うことで、肺機能の問題や呼吸器官の損傷を起こす可能性もあるため、異常を感じた時に使用し続けるのは厳禁。

多くのベイプ本体は、購入3ヶ月以内であれば店舗にて無償対応してもらえます。

また、新しいリキッドを買った時は、チェーンスモーク可能な頻度・出力やエアフローの絞り方についてのヒントをしっかりと聞いておくこともポイントになります。

部屋の換気の問題

お部屋でも壁紙の汚れや臭いを気にせず、気軽に楽しめるのがベイプの魅力。

しかし、実際に愛煙していると、あることに気づきます。

それは、「煙がこもる」ということ。

お部屋の空気が白く濁ってしまって困る…という方も少なくありません。

窓を開けて換気することも可能ですが、ベイプのリキッド式加熱式という性質上、火による煙ではなく・蒸気であるということにも留意しなければなりません。

間取りや窓・換気扇の配置次第では、お部屋の温度にムラが出て、換気されないまま残った煙が液化してカビなどの原因になることも。

吸湿機は必須

以上のような理由から、ベイプのヘビーユーザーになるのであれば、吸湿機能のある空気清浄機をおすすめします。

カビの原因菌も一緒に清掃することができ、ベイプの煙による不快な湿度を解消してくれます。

すぐに空気清浄機を買うのはちょっと…というかたは、室温に気を配ってみましょう。

室内を25〜27度程度に保つようにすると、気化した煙が急激に冷え・液化してお部屋にたまるのを防ぐことができます。

換気も窓を全開にするのではなく、少し開ける・もしくは換気扇に頼るなどといった方法がおすすめです。

まとめ

電子タバコ「ベイプ」は、やはり一手間かかるタバコの一種であると認めざるを得ません。

初心者は様々な壁とぶつかって挫折しがちですが、それを乗り越えると、喫煙のための様々な工夫・セッティングなどが楽しくなります。

ベイプを気に入り・快適に楽しみたいという人は、この記事と合わせて、ベイプマニアのブログや電子タバコショップのコラムなどを参考にしてみてください。