泳ぐならBCAAを!水泳でBCAAを摂ると期待できる4つの効果とは?
水泳は全身運動で、運動の中ではカロリーの消費量が多いため、ダイエットで水泳を行っている方もいます。
水泳を行っている方におすすめな成分がBCAAで、BCAAを摂ることで身体を動かすことをサポートしてもらうことができます。
身体を動かすことを手助けしてもらえることで、ダイエットが捗るようになることでしょう。
ここでは、水泳でBCAAを摂る効果を解説していくので、ダイエットで水泳を行っている方だけでなく、本格的に水泳を行っている方や、体力作りで水泳を行っている方も参考にしてみてください。
目次
BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの総称
現在、BCAA関連の商品は多く販売しており、BCAAという名前を知らない方はあまりいないかと思います。
しかし、BCAAが具体的にどのような成分なのか知らない方もいることでしょう。
では、BCAAとはどのような成分(栄養素)なのかというと、必須アミノ酸である、バリン・ロイシン・イソロイシンの呼び名になり、疲労軽減効果や疲労回復効果、パフォーマンスが高まる効果などを期待することができます。
BCAAは身体を動かすためのエネルギー源にもなり、スポーツをしている多くの方が摂取しています。
パフォーマンスが高まる効果を期待することができることから、「BCAAってドーピングにならないの?」などと思う方もいるかもしれませんが、ドーピングにはならないため安心して摂取しましょう。
期待できる効果1.水泳で使用した筋肉を強化する
筋肉の材料になる栄養素といえばたんぱく質で、トレーニング後にプロテインを飲む方は多くいますが、BCAAも筋肉の材料になります。
そのため、BCAAはプロテイン同様、トレーニングによって使った筋肉を強くする効果を期待することができます。
水泳を行うことで使用された筋肉はダメージを受けてしまいますが、ダメージを受けた筋肉は回復することによって前よりも強くなることができます。
ダメージを受けた筋肉の回復に必要な成分はたんぱく質やアミン酸になるため、泳いだ後にBCAAを摂取すると筋肉の回復を促すことができます。
ですから、効率的に筋肉を回復させ強化させたい場合は、トレーニング後にBCAAを摂ると良いといわれています。
期待できる効果2.泳いでいる時の筋肉の分解を抑える
自動車がガソリンがないと動かないように、人間もエネルギーがないと活発的に動くことができません。
では、人間のエネルギー源になるのは何なのかというと、体内の糖質や脂質になります。
それらのエネルギーでは賄えなくなってくると、たんぱく質をエネルギー源にしようとします。
たんぱく質をエネルギーに使おうとすると筋肉が分解されやすくなり、筋肉を分解することでエネルギーを確保することができます。
しかし、「筋肉が分解される=筋肉量が減る」ということになるため、水泳中の筋肉の分解はなるべく抑えたいものです。
運動中の筋肉の分解を抑える効果を期待できる成分としてBCAAがあり、運動前や運動中にBCAAを摂取することで運動中の筋肉の分解を抑制することが可能です。
つまり、効率的に身体を鍛えるためにも、運動前や運動中にBCAAを摂った方が良いのです。
期待できる効果3.パフォーマンスが高まる
BCAAには、泳いでいる時の筋肉の分解を抑える効果以外に、疲労軽減効果も期待することができます。
泳いでいると血中のBCAA濃度は低下し、脳内にある疲労物質は増え、疲れを感じやすくなります。
身体が疲労してくると集中力は散漫になりやすく、パフォーマンスは低下しやすくなります。
泳ぐ前にBCAAを摂取しておくことで、泳いでいる時の疲労感を軽減し、集中力を維持しやすくなります。
また、BCAAは身体を動かすためのエネルギー源にもなります。
疲労を軽減する効果や集中力を維持する効果、エネルギー源になることからパフォーマンスが高まることを期待することができます。
泳いでいるとBCAAに期待できる効果は徐々に低くなっていくため、泳ぐ前だけでなく、水泳の休憩中にも摂取することをおすすめします。
期待できる効果4.疲労回復効果
水泳をすると身体には負荷がかかるため、頑張って泳げば泳ぐほど筋肉を酷使することになります。
泳いで筋肉を使うと筋組織は傷つき、筋肉を酷使すると更に傷ついてしまいます。
前述した通り、BCAAは筋肉の材料になり、傷ついた筋組織の回復やエネルギーに使用されます。
そのため、泳いだ後にBCAAを摂取すると疲労回復効果を期待することができます。
疲労回復効果を期待することができるということは、水泳によって疲れた身体を早めに回復させる効果を期待することができるということにもなります。
疲れた身体をなるべく早く回復させることは、毎日のトレーニングのためにも、快適に日常生活を送るためにも大切なことなので、泳いだ後も積極的にサプリメントなどでBCAAを摂りましょう。
水泳でBCAAを摂る効果的なタイミング
ここまでの解説で、水泳をする時にBCAAを摂ると効果的だということが理解できたことでしょう。
BCAAの効果を十分に引き出すためには、摂取するタイミングが重要です。
水泳でBCAAを摂る効果的なタイミングは、泳ぐ30分前・水泳をしている時・泳ぎ終わった後です。
では、それぞれ詳しく解説していきます。
泳ぐ30分前
泳ぐ30分前にBCAAを摂取すると、泳いでいる時の疲労を軽減し、持久力がアップする効果を期待することができます。
疲労軽減効果と持久力アップ効果によって、パフォーマンスが高まることを期待することができます。
パフォーマンスが上がることで、充実したトレーニングを行うことができるようになります。
充実したトレーニングを行うことができればトレーニング効果が高まり、たくさん泳いだ分カロリーを多く消費することができます。
「泳ぐ30分前ではなく、泳ぐ直前に摂ってはいけないの?」と思う方もいるかもしれませんが、泳ぐ前に摂るなら30分前に摂った方が効果的です。
BCAAを摂ると、摂った30分後にアミノ酸の血中濃度がピークに達するので、泳ぐ30分前にBCAAを摂ると効果的なのです。
泳ぐ直前に摂ってもBCAAの効果を得ることはできますが、泳ぎ始めから効果を得ることはできなくなります。
泳いでいる合間に
泳ぐ30前にBCAAを摂取しても、泳いでいる内に血中のアミノ酸濃度は少しずつ低下していきます。
アミノ酸血中濃度が低くなっていくと当然BCAAの効果も低くなってしまうので、泳いでいる時にBCAAを摂取するのも効果的です。
泳いでいる時といっても、泳いでいる最中にBCAAを摂るのは困難なので、泳いでいる合間、もしくはちょっと休んでいる時にBCAAを摂ると良いでしょう。
泳いでいる合間にBCAAを摂取することで、血中アミノ酸濃度が低下しにくくなり、BCAAの効果が持続しやすくなります。
泳ぎ終わった直後
頑張って泳いだ後は、筋組織は傷つき疲労しており、身体は疲労した身体を回復させようとします。
回復させようと栄養を欲しがっている状態にBCAAを摂取すると、傷ついた筋組織の回復が促されやすくなり、筋組織の回復が促進されやすくなります。
水泳で強くなるには効率的に身体を回復させることが重要で、効率的に回復することで効率的にトレーニングを行うことができます。
ですから、泳ぎ終わった後はサプリメントなどでBCAAを摂るようにしましょう。
泳ぎ終わった後といっても、泳ぎ終わってから大分時間が経過してから摂ると効果が低くなってしまうので、泳ぎ終わった直後に摂るようにしましょう。
まとめ
以上のように、水泳を行う時はBCAAを摂取すると効果的で、BCAAを摂取することでパフォーマンスが高まる効果や疲労回復効果を期待することができます。
そのため、本格的に水泳を行っている方からダイエットで水泳を行っている方までBCAAサプリメントはおすすめです。
もちろんBCAAは水泳以外のスポーツにも役立つ成分なため、ランニングやサッカーなど他のスポーツをしている方にもBCAAサプリメントはおすすめです。
参考URL・参考文献・根拠など
https://hym.jp/life/swim/post-4068
https://www.otsuka.co.jp/a-v/sports-recovery/swim.html