あのダイソンから販売されているロボット掃除機ってどう?小さなゴミまで吸い取る吸引力はロボット掃除機にも期待できるか?
普通の掃除機からコードレス掃除機まで、吸引力では他社に引けを取らない優等生といえばダイソンの掃除機。
そんなダイソンからロボット掃除機が登場しているのはご存知でしょうか?
お掃除機能が高まり価格もお手頃なものが増えてきたことで、ますます熱くなっているロボット掃除機市場ですが、今回はそんな中でも特に気になるものの一つ、ダイソンのロボット掃除機について紹介しようかと思います。
他社のロボット掃除機と異なるスゴイ機能が5つ搭載!
サイクロン掃除機やコードレス掃除機では他社よりも一歩前に進んでいるダイソンですが、ロボット掃除機に関していえば他社よりも市場参入が遅めでした。
しかしそれゆえに他社のロボット掃除機とは一線を画した、画期的なスゴイ5つの機能が搭載されているのです。
それではいったいどのような5つのスゴイ機能が搭載されていて、ユーザーを魅了させるのか見ていくこととしましょう!
メーカー独自のサイクロンによる吸引パワーがスゴイ!
他社から発売されているロボット掃除機のほとんどは、円形、あるいは三角デザインの本体左右に飛び出たサイドブラシが周囲のゴミやホコリをかき集め、本体の吸引口から吸い取るスタイルが採用されています。
それに対してダイソンのロボット掃除機は、従来のロボット掃除機のようなサイドブラシは一切付いていません。
それはサイドブラシが付いていると、ホコリが舞い上がりやすいというデメリットを回避するためです。
その代わりに吸引口が本体の幅いっぱいに広がったデザインになっていて、そこからダイソンの得意技であるサイクロンによる吸引パワーでゴミやホコリをきれいに吸い取るという仕様になっています。
ダイソンのロボット掃除機にはサイクロン掃除機やコードレス掃除機と同じような強力な吸引力で、フローリングや畳の目に入り込んだ細かいチリまで吸い取ってくれるという安心感がそのまま踏襲されているのです。
カメラを使った360°ナビゲーションシステムがスゴイ!
ダイソンのロボット掃除機に搭載されているナビゲーションシステムは、他社にはない全天周360°撮影ができるカメラが使用されています。
他社の一般的なロボット掃除機の場合は、部屋中のゴミやホコリを取り残さずくまなくブラシでかき集めるためのナビゲーションシステムや、衝突・落下防止機能の面において他社との差別化を図っている傾向にあります。
ところがダイソンでは360°ナビゲーションシステムを搭載することで、より衝突や落下防止機能がスムーズに作動しやすくなり、無駄のない動きで部屋中を掃除できるようになっているのです。
掃除が済んだ部分とまだの部分を記憶しながら作動!
ダイソンのロボット掃除機は無駄のない動きを実現するために、搭載されているナビゲーションシステムがとても良い仕事をしてくれます。
その良い仕事の一つが、掃除が済んだ部分とまだ済んでいない部分を把握するというところです。
既に済んでいる部分を2度掃除してしまうような無駄な時間と動力を使わず、できるだけ早くできるだけ節電しながら無駄なく丁寧な掃除を行ってくれます。
そして掃除が終わったら、速やかに充電器に戻ってくれるので見ているだけでも気持ちが良いです。
充電切れしても心配なし!充電器に戻ってすぐに充電!
ロボット掃除機やコードレス掃除機は充電することでコードが邪魔にならずにラクラク掃除ができますが、心配なのは充電切れしてしまった時のこと。
特にロボット掃除機の場合は、家を空けている間や眠っている間に掃除をしてもらっているという人も多いかと思います。
ところが充電切れしてしまったので残りの部屋が掃除されていない、そんな場面に遭遇したらきっとみなさん、落胆されるのではないでしょうか?
ところがダイソンのロボット掃除機は充電切れした時点で充電台に戻って、すぐにエネルギーをチャージして掃除を再開してくれるので、充電切れで止まった時点でお掃除がおしまい!
なんてこともありません。
部屋が汚れていて掃除に時間がかかる時や、広い部屋を掃除する時にはダイソンのロボット掃除機がぜひおすすめです。
ベルト駆動式車輪が2cmまでの段差ならラクラククリア!
一般的なロボット掃除機の場合、2cmまでの段差に遭遇した時でも走行制御機能が作動していったんストップしてから引き返していきます。
それは一般的なロボット掃除機の駆動輪が、普通の車輪だからです。
普通の車輪だと少しの段差でも、なかなか乗り越えられないといったものも少なくありません。
ちょっと段差を超えて隣のカーペットや畳、ラグの部分も続けて掃除してほしいのに、わざわざ自らロボット掃除機を掃除してもらいたいところに持って行くという手間が煩わしく感じた、そんな経験がある人もいるのではないでしょうか?
そこでダイソンはそんな手間が省けるよう、従来のロボット掃除機が普通の車輪で移動するという常識を翻し、キャタピラ式を採用しました。
キャタピラ式にすることで2cmまでの段差なら乗り越え、スムーズにカーペットや畳、ラグなどの部分を引き続き順調に掃除してくれるのです。
また逆にカーペットや畳の部屋からフローリングに移動する場合も、ベルト駆動式車輪ならばスリップすることなく、フローリングに最適な掃除をしてくれます。
スマートフォンでの遠隔操作でよりしっかり掃除!
家を留守にしている間でも、普段からきっちりと掃除して部屋をきれいにしておきたいものです。
そんな時に役に立つのが、スマートフォンでの遠隔操作でロボット掃除機を自在に動かすこと。
ダイソンのロボット掃除機にも他社の高機能ロボット掃除機と同じく、スマートフォンでの遠隔操作機能が付いています。
出先からでもきれいに部屋を掃除してもらえるよう、しっかりと管理しておくことができるので、帰ってきたら部屋がきれいサッパリとしていて気持ちよく感じます。
スマートフォンの遠隔操作では掃除が終えた場所を把握できるほか、毎週何曜日の何時からといったスケジュールの設定と予定管理ができるなど優れた機能が搭載されています。
忙しくて時間が取れないけれども常に家の中はきれいにしておきたい、ダイソンのロボット掃除機はまさにそんな人におすすめの超便利な掃除アイテムなのです。
一般品よりも直径が小さいが、高さが高いのでは?
ダイソンのロボット掃除機の使用を確認してみると、本体サイズが幅242×奥行き230×高さ120mmとなっています。
確かに本体の直径が約24cmと他社のロボット掃除機に比べてサイズがコンパクトですが、高さの方はむしろ他社のロボット掃除機よりも高めになっています。
高さが高いとベッドやソファの下の部分に入り込めないのでは、という心配の声も聞かれそうです。
ところがダイソンのロボット掃除機は高さが高い分、吸引力の強さでこれらの低い所のゴミやホコリも逃さず吸い取れるようになっています。
吸引力の強さは一般のロボット掃除機と比較するとおよそ4倍のパワーがあるので、低い部分や狭い部分のゴミやホコリもしっかりと吸い取ることができるのです。
花粉やダニなどのアレルギーの人にもおすすめ!
ダイソンのロボット掃除機には、ダイソンの普通の掃除機と同じくらいの吸引力があるので、花粉やダニなどのアレルギーの人にもぜひおすすめです。
アレルギーの人は特に毎日の掃除が大変重要になってきますが、忙しくて掃除をする時間が取れなくても遠隔操作で家じゅうきれいにしてくれるダイソンのロボット掃除機があれば心強いことこの上なしです。
吸引力だけでなく掃除の時もチリやホコリが舞い上がりにくいので、掃除の後の雑巾がけもそれほど必要ではなくなります。
さらに花粉だけでなく、カーペットや畳にひそんでいるダニやダニの死がい・フンなどもしっかりと吸い取ってくれるので、帰宅後はアレルギー源の存在を気にすることなく安心して家で過ごせます。
まとめ
吸引力ではどこにも負けないダイソンの掃除機ですが、ロボット掃除機もさぞかし高いのだろうと思いきや、発売されてからそれほど年数が経っておらずこれほどの機能を持ちながら、価格が13万円位から8万円ほどなので思ったよりも高価ではないという印象を持ちました。
このロボット掃除機と同じくダイソンのコードレスの掃除機さえあれば、カーテンレールやエアコンなど上の掃除から階段、フローリングや畳などの下の掃除まで完璧にできるのではと思います。
もし少しでも時間を節約したいと思ったら、ダイソンのロボット掃除機とコードレスの掃除機でラクしてきれいにしてみるのはいかがでしょうか?