ロボット掃除機『ルンバ527J』の性能や注意点を紹介!
ロボット掃除機のルンバは、知名度が高くて人気がありますが、値段が高い事がネックになっています。
そこで登場したのが『ルンバ527J』です。
このルンバ527Jは、ルンバの機能や付属品を少し省く事によって値段を少し抑えています。
そのためルンバに興味がある方は詳しく知りたいと思うので、ルンバ527Jの魅力や注意点について紹介するので、参考にしてみて下さい。
ルンバ527Jの基本情報
ルンバシリーズは高額なモデルが多いので、利用した事がない方も多いでしょう。
そこで、ルンバシリーズであるルンバ527Jの基本情報を紹介するので、どのようなロボット掃除機なのか確認してみて下さい。
円柱型
ルンバ527Jは、コードレスタイプのロボット掃除機で円柱型になっています。
そのため、部屋の隅々まで走行する事ができる上に、テーブルや椅子などの脚にフィットしやすくなっているのです(脚の形状が円柱の場合)。
ただし円柱型のロボット掃除機なので、壁ギワや部屋の隅にフィットしづらくなっています。
この欠点をカバーするために、ルンバ527Jの背面には『エッジクリーニングブラシ』が搭載されています。
このブラシが壁際や部屋の隅の床に落ちているゴミをかき込んでくれるので、部屋の隅々まで綺麗にする事が可能になっているのです。
デザイン
ルンバ527Jのデザインは、ホワイトとグレーのツートンカラーになっているので、落ち着いたデザインが好きな方であれば満足できるモデルと言えるでしょう。
ただしルンバ527J本体の表面の中央部分には、グリーンのカラーが少しだけあります。
そしてグレーも少し明るめの色になっているので、全体的に見たら明るいトーンのデザインと言えるでしょう。
そのため暗いトーンのデザインが好きな方の好みに合わない場合があるので、好みが分かれるデザインと言えます。
セット内容
ルンバシリーズでは、ルンバ980のように100,000円を超えるような高額なモデルがありますが、ルンバ527Jは50,195円(税込価格)になっています。
同じルンバシリーズでありながら、このように値段を抑える事ができた理由の一つがセット内容が少し省かれているためです。
ルンバ527Jのセット内容は、ルンバ527J本体・ACアダプター・バーチャルウォール・交換用フィルター・お手入れカッター・リモナビ・クッションラバーなどです。
この中でも注目すべき物がバーチャルウォールです。
ルンバ980ではバーチャルウォールが2個も付いてくるのに、ルンバ527Jでは1個しか付いてきません。
その代わり値段が抑えられているので、高額になっていないルンバを購入したい方には、おすすめのモデルです。
ルンバ527Jの機能
値段が抑えられているルンバ527Jですが、様々な機能が搭載されているので、多くの方が満足できるモデルになっています。
そこで、どのような機能が搭載されているのか紹介するので、見ていきましょう。
エリアに対応
ルンバ527Jに付いてくるバーチャルウォールを使用すれば、ルンバ527Jに走行して欲しくないスペースを設定する事ができます。
そのため赤ちゃんやペットがいる部屋の入り口に、バーチャルウォールを設置しておけば、ルンバ527Jが赤ちゃんやペットに接触する可能性を低くする事ができるでしょう。
さらにペットフードを入れた食器の近くにもバーチャルウォールを設置する事によって、ルンバ527Jがペットの食器と接触する事も防げます。
床材に対応
ロボット掃除機を使用しても、床に落ちているゴミを吸引できない場合があります。
そのような場合はいくつか原因があって、その一つが床材の違いです。
フローリングのような平らな床に落ちているゴミは吸引しやすくなっていますが、畳やカーペットのような複雑な形状をしている所に落ちているゴミは吸引しづらくなっているのです。
そこでルンバ527Jは、床材に合わせてブラシを自動調節してくれるので、床材に対応してゴミを吸引する事を可能にしています。
高さに対応
ルンバ527Jは、高さに対応できる機能を搭載しているので、10cm以上もある大きな段差を感知する事ができます。
高低差を感知したら、進路を変更してくれるので、落下を防ぎながら掃除する事ができるのです(お手入れの仕方や、センサーの不具合で落下する可能性があります)。
そのため10cm以上も高低差のある階段や玄関の近くを掃除させる事ができるでしょう。
そして、約2cmまでの段差を乗り越える機能も搭載されているので、カーペットと床の段差が2cm以内であれば、乗り越えて掃除する事が可能です(カーペットの種類によって、乗り越えられない可能性があります)。
ルンバ527Jの注意点
値段がある程度まで抑えられているルンバ527Jですが、注意すべきポイントがいくつかあります。
そのため購入してから、イメージしていたロボット掃除機と違って落胆してしまう方もいると思うので、注意すべきポイントを紹介するので参考にしてみて下さい。
充電機能
ルンバシリーズには『自動充電』機能を搭載しているモデルは多くありますが、ルンバ527Jは値段を抑えるために自動充電機能が搭載されていません。
そのため利用者が自らの手で、ルンバ527Jを充電させなくてはいけないので、あまり手間暇をかけないで済むロボット掃除機を探している方は注意したほうが良いでしょう。
ボディサイズ
ルンバ527Jのボディサイズは、幅340×高さ92mmになっていて、あまりコンパクトなサイズとは言えません。
実際に数多くあるロボット掃除機のボディサイズは、幅300×高さ90mm前後のモデルが多いのです。
そのような事を考えれば、高さは良くても幅は長くなっているロボット掃除機なので、掃除できないスペースが出てくる可能性が高いのです。
そのため椅子の脚と脚の間が、350mm以上あるのか確認したほうが良いでしょう。
もしも、その間が350mm以内であれば、ルンバ527Jが走行できない可能性があるので注意して下さい。
充電時間
ルンバ527Jは充電する時間が約3時間もかかるので、バッテリーの残量がなくならないうちに充電させる事が重要です。
自動充電機能が搭載されていれば、バッテリーが足りなくなった場合もしくは、掃除が完了した時に自動で充電してくれますが、ルンバ527Jは利用者が充電しなくてはいけません。
そのためバッテリーの残量を把握しておかなければ、掃除させていくうちにバッテリーがなくなっていて、掃除させようと思っていたのに充電しなければいけない時がくるでしょう。
そのためルンバ527Jを購入しようと考えている方は、充電時間をかけるモデルである事は把握したほうが良いです。
利用者の満足度の高さ
自動充電機能が搭載されていなくて、セット内容も少し物足りなくなっているルンバ527Jですが、多くの利用者たちは満足しています。
なぜなら、値段がある程度まで抑えられている上に、吸引機能が優れているからです。
ロボット掃除機に自動充電機能が搭載されていれば便利ですが、吸引機能が優れていなければ、意味がありません。
そのため機能より、値段と吸引機能のほうを優先している方であれば、ルンバ527Jは満足できるモデルと言えるでしょう。
まとめ
ルンバ527Jは、自動充電機能が搭載されていない上に、バーチャルウォールは1個しか付いてこないモデルです。
その代わりルンバシリーズのロボット掃除機なのに、値段が抑えられているので、気軽に購入する事ができます。
そして吸引機能も優れているので、今までルンバが高額で購入できなかった方には、ルンバ527Jを検討してみる価値はあるでしょう。