ロボット掃除機を選ぶときの失敗を防ぐには?おすすめの対策4選

ロボット掃除機は、自分が部屋にいないときでも掃除をしてくれる便利なアイテムです。

ただし、その便利さを実感するためには、選び方に注意しなければなりません。

適当に選んでいると、思ったより不便なものを引き当ててしまい、後悔することもあるのです。

では、そのような失敗を防ぐことができる対策について、詳しく説明していきましょう。



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部屋に合わせて形を決める

掃除したい部屋に合わない形の製品を購入してしまうことは、見た目の好みなどで適当に決めたときによく起こる失敗のひとつです。

ロボット掃除機の形によっては、掃除がうまくいかないこともあるので、その形が本当に部屋に合っているか、よく考えて決めなければなりません。

そこで注目したいのが、「円形か三角形か」という問題です。

円形と三角形は、ロボット掃除機によくある形であり、どちらかというと円形の方が主流になっています。

ロボット掃除機と聞いて丸い形を思い浮かべる人は多く、種類もたくさんあるので、一見すると円形がベストなようですが、必ずしも便利に使えるとは限りません。

円形のロボット掃除機は、確かに多くの人から重宝されていますが、部屋に合っていないと、使いにくいアイテムになってしまうのです。

角を掃除できるか

部屋の中に家具が多く、あちこちに角ができている状態だと、円形のロボット掃除機では掃除できない部分が出てきます。

形が丸いために、隅の方まで入って行くことができず、角の部分にあるホコリを吸いきることができません。

その他の部分はきれいに吸い取ってくれますが、角はどうしても残りがちになるため、あとから自分で掃除することになってしまうのです。

もちろん、ロボット掃除機を使うときは、最後に自分で仕上げをすることも大切ですが、その作業はできるだけ楽に済ませたいものです。

ところが、形の合わない製品だと、余計な手間が増えることになってしまいます。

また、家具などが少なかったとしても、部屋自体が角の多い形になっていると、同じようなデメリットが発生してしまうので、見た目がすっきりと片付いていても、油断は禁物です。

この問題を解決するためには、安易に円形のものを選ぶのではなく、部屋に合った形を選択すべきです。

角が多い部屋の中を掃除するなら、三角形のロボット掃除機を選ぶと、余計なデメリットを防いでくれます。

三角形なら、角になった部分にも入り込むことができるため、吸い残しが少なくなるのです。

したがって、ロボット掃除機の形を決めるときは、なんとなく円形を選んだりせず、「部屋の隅々まで掃除することができるか」というポイントをしっかり考えるようにしましょう。

そこを外していなければ、形で失敗することはありません。

厚さもチェック

ロボット掃除機の形をチェックするときは、厚さにも注目してみてください。

どれくらい厚いかきちんと確かめておかないと、いざ使うときに困ってしまうことがあります。

ここで問題になるのは、部屋の中の隙間です。

ベッドの下やソファーの下など、狭い隙間に入り込んで掃除するためには、ある程度の薄さが必要になります。

隙間の幅は家具によって違いがありますが、入り口で引っかかってしまうような厚さだと、そこにあるゴミは吸い取れないことになってしまいます。

家具の下にある隙間もしっかり掃除したいなら、ロボット掃除機の厚さと隙間の幅をよく調べて、適切なものを見極めるようにしましょう。



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部屋の広さに適したサイズにする

ロボット掃除機を選ぶときの失敗には、サイズの選択ミスもあります。

これは、部屋に合わない大きさを選んでしまい、その使いにくさに辟易してしまうというものです。

例えば、広い部屋を掃除したいのに、やたらと小さい製品を選んでしまうと、なかなか掃除が進みません。

小さいロボット掃除機は、バッテリーもそれに合わせたサイズが搭載されているため、あまり長くかかるようだと、一度で終わらないこともあるのです。

逆に、狭い部屋で大きすぎるサイズを使った場合は、入り込めない場所が多くなるため、先述したような吸い残しが増える可能性があります。

このように、ロボット掃除機の大きさが部屋に合っていないと、うまく掃除を進めることができません。

スムーズに、なおかつ確実に汚れを吸い取るためには、部屋の広さを考慮して、ちょうどよい大きさの製品を選んでみてください。

段差にも注意

ロボット掃除機は、ある程度の段差なら乗り越えられるようになっていますが、サイズが小さいと、その機能が少し落ちてしまいます。

大きいサイズなら乗り越えられる段差でも、小さいサイズだと、乗り上げたまま止まってしまうこともあるのです。

そのため、部屋の中の段差も、よく見ておくようにしましょう。

動かせる段差なら撤去してしまえば済みますが、動かせないものがあるなら、それを乗り越える機能が重要になってきます。

部屋の中を自由に動き回れるように、適したサイズを選んでください。

どんな機能があるかチェックする

ロボット掃除機には、さまざまな機能が搭載されています。

ただし、製品によって搭載される機能には違いがあるので、購入するときはよく確かめておくべきです。

どんな機能があるのか確認せず、値段や見た目だけを優先して決めたりすると、「あの機能はついてなかったのか」と後悔することもあります。

そのような失敗をしないように、じっくり考えて選びましょう。

目的に合わせる

ロボット掃除機の機能をチェックするなら、まずは目的をはっきりさせてください。

その目的のためには何が必要なのか考えるようにすると、自分にぴったりなものを見つけやすくなります。

例えば、外出中にロボット掃除機を使いたいなら、タイマー機能やリモート機能があるものを探してください。

時間を指定して動かせるものや、スマートフォンなどで外から操作できるものなら、自分が部屋の中にいなくても、きちんと掃除をすることができます。

また、なるべく時間をかけずに終わらせたいときは、システムナビゲーションがおすすめです。

システムナビゲーションは、その部屋の形状に合わせた動きをすることができるため、通常の製品よりも効率の良い作業が可能になります。

この機能があれば、無駄な動きが少なくなるため、それほど時間はかかりません。

他にも、段差を察知して回避できる落下防止機能や、拭き掃除ができる床拭き機能など、いろいろと便利な機能があるので、その中から最もメリットが大きいものを選ぶようにしましょう。

メンテナンスの方法を確認する

ロボット掃除機を選ぶときは、掃除をするときだけでなく、メンテナンスをするときのことも、しっかりと考えて選ばなければなりません。

この点を見落としていると、掃除には問題がなくても、やたらと作業が面倒なものを選んでしまい、がっかりすることがあります。

そうなると、こまめなメンテナンスが面倒になってきますが、何もせずにただ使い続けるのはよくありません。

きちんと手入れをしないと、性能が低下してしまいます。

それを避けるためには、選ぶときにメンテナンスの方法を確認しておいてください。

ごみの捨てやすさやパーツの取り外しなど、細かい点までよく見ておくと、メンテナンスがしやすいものを見つけることができます。

まとめ

ロボット掃除機は、見た目が似ているからといって、どれを選んでもよいわけではありません。

それぞれ形やサイズ、機能などに違いがあるので、買う前にじっくり見比べて、本当に便利なものを見極めなければならないのです。

適当に選ぶと、使いにくさが気になり、せっかく買ったものをただ放置してしまうことがあります。

失敗を避けるためには、ここで紹介したような対策をしっかり行うようにしましょう。