大変に安いロボット掃除機使用して半年、メリットとデメリットは?

筆者が腰を壊して、要はヘルニアを発症して身体をかがめることができなくなり、掃除が出来ないという悲しいことになった結果、ロボット掃除機を使用開始しました。

すでに半年使用していますが、期待通りだったこともありますし、何故これが出来ないという期待外れもあります。

購入したのがAI非搭載の安い機種なので、その点も考慮に入れて実体験を元に安い機種に対するメリットとデメリットを語ってみます。



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掃除を始めとする家事は腰に悪いのです

何と言っても家事というもの、身体をかがめなくては出来ないものだらけです。

炊事にしても掃除や買い物にしても、身体をある程度かがめないと出来ないというのが家事なのです。

特に掃除は、掃除機を使用するのが前提の場合も、古式ゆかしく箒を使用する場合も、これまた体をかがめ床を見ながらということになります。

非常に腰に負担がかかる動作ですし、逆を言えば腰を傷めている時痛い時には、出来ない動作でもあります。

筆者の場合、顔が下を向いただけでも激痛だったので、掃除などもう出来るはずもありませんでした。

とはいえ、せめて土埃だけでも何とかしないとと、ロボット掃除機を導入したわけです。

カーペット敷きの部屋では、どうやって持つ土埃は溜まっていくものです。

大げさなようですが、呼吸ができなくなる前に、何とかしたかったのです。



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一時的な腰痛と言うか治る可能性のある腰痛だったので

いわゆる腰痛でも、長期に渡って腰を使用してきての劣化に寄る腰痛と、何かのトラブルに寄る腰痛があります。

筆者の場合後者でしたので、手術するなりすれば治るという期待は持てるタイプでした。

なのでとりあえずという感じで使用できればいいかと思ったのも事実、またひどく治療費がかかっていたのでこれ以上お金は使えないと言うのも、また当然でした。

結果として、大変に安い金額のロボット掃除機を購入したのです。

いやロボット掃除機を買ったと言いますと皆さん、凄いねえ金持ちなのねえ、と言うのですがイメージ的にはそうかも知れません。

広く広告されている機種は、有名メーカーの最新機種ばかりです。

物によっては10万円以上するものばかりなので、金持ちの持つものというイメージになっても当然ですよね。

でも調べてみると、最低限の機能のものが1万円を切って販売もされているのです。

筆者が購入したのは勿論、この一番安い機種でした。

安い機種でも購入してみてよかったと今でも思えることは

まずはメリットです。

腰痛持ちの場合の、もしくは腰のトラブル持ちにはありがたいですね、ロボット掃除機というのは。

勝手に走り回ってくれる

一番安くてAI非搭載の機種でも、きちんと走って掃除をしてくれます。

まあ充電式ですし、しかも安い機種なので強く吸い込んではくれませんが、それでも土埃などこんなにあったのかと思うほどに、ダストボックスに入っています。

重いキャニスター型を引っ張る苦労も、屈んで力が必要なこともなくそこそこ掃除してくれるというのは、確かにありがたい機械です。

充電型なのでキャニスター型の掃除機よりも電気代が

コード式の掃除機の場合、スイッチを入れた途端に消費電力が跳ね上がります。

かなり、スイッチオンの時に消費されますね。

出来るだけスイッチを切らないままで各部屋の掃除をするというのが、コツになります。

ロボット掃除機の場合は充電式なので、電気代の節約はかなりのものです。

長時間かかるのは難点ですが、まあそれも前日の夜にコンセントを差し込んでおけば良いのですから、大して面倒はありません。

進行前面にブラシの付いているタイプ

我が家のロボット掃除機は、ぶつかって方向転換という非常にベーシックなタイプです。

逆を言えば、ギリギリまで掃除してくれるということでもあります。

加えて進行方向の前面にブラシが付いていますので、そこそこ部屋の端の方も掃除が可能です。

センサータイプのものだと家具の色などでも時に問題になるそうですし、障害物の手前で方向転換するので端の方は中々きれいにならないと言います。

ベーシックなタイプであることが、こんなところで役に立ってくれているのが、予想外で嬉しいですね。

これは想定外だったと思うこと

とはいえ、勿論ちょっとと思うこともあります。

もうちょっと高性能のものを購入しておけば、と思ったことも実はあるのです。

かがむと痛む腰をカバーするために購入したはず

かがんだり前傾すると痛む腰を何とかしたくて購入したロボット掃除機です。

そういった意味では、腰にトラブルのある人には是非おすすめしたいところです。

がしかし、筆者も購入したから盲点だったということがあるのです。

つまり、ロボット掃除機を床に置くという点です。

我が家の掃除機はかなり軽いですが、それを手に持って床に置くという動作が、当時非常に痛みを呼んでくれました。

また走っている掃除機を止めようとする時にも、結構辛かったですね。

リモコン式を購入すれば、と思ったことも事実です。

リモコン式で自動充電、電離切れに充電器に戻る機能があれば、良かったなあと思いましたね。

継続的に腰痛を抱えている人には、ちょっとお値段高めのそういった機種がおすすめです。

吸い込みが思ったより弱かった

土埃などは、よくもまあと思うほどに吸い込んでくれます。

がしかし、購入してしばらく観察していましたら、ゴミ自体の吸い込みが弱いのです。

小さなゴミでも、真上を通っているのに通り過ぎれば残っているという始末です。

1つには吸込口のところにブラシバーが付いていないタイプ、ということもあります。

前面のブラシだけでは流石に、掻き取り後の吸い込みが弱くて取り切れないということですね。

長く使用する予定の人の場合、この吸い込みの能力とブラシバーの有無にも注意してください。

高いものには高いなりの機能があります

筆者の場合そのうちに普通の掃除機を再使用できるだろうと、それを前提に購入したロボットです。

なのでできるだけ安いものと思ったのですが、購入して半年未だにお世話になっています。

というのも、ヘルニア自体は退治したのですが、後遺症がいささか残ってしまったからです。

重いものはあまり持たないようにとの、医師の指導もありますので、ロボット掃除機にはまだまだお世話になりそうです。

これならばもうちょっと高くて、機能性の高いものを選べばよかったと、実はちょっと思っていたりもします。

継続的に使用する場合、やはり最低自動充電などの機能のあるものを選ぶのが、筆者的にはおすすめです。

何によらず機械製品の場合、値段の差がそのまま性能の差ということになるのは、仕方のない事実ですね。

安いロボット掃除機を使用している筆者の結論として

非常の高性能の高い機種は、普通の家ではまあ必要ないと言っていいと思います。

どんなに高性能でも、まだまだロボット掃除機だけではすべての部分の掃除が可能というわけではないからです。

しかしある程度の期間に渡って使用するのがわかっている場合、できれば3万円程度の機種を購入するのがおすすめです。

この程度の機種なら、自動充電や障害物センサー、段差乗り越え機能などがついているものが大多数です。

これだけの性能があれば、かなり掃除という労働の補助になってくれて身体を楽にしてくれるはずです。

筆者的には、ちょっと無理してその辺りのロボットを購入しておけばよかったかも、と反省もしています。

まあここまで長く使うとは、正直思ってもいなかったので仕方ないというのも事実ですね。

まとめ

安いロボット掃除機を購入して半年、ずいぶんと助けられてきましたが、それでもメリットやデメリットは感じるものです。

またもうちょっとだけお金を出して、性能の一段上のものを購入しておけばよかった、と思うことも正直あります。

大変に簡単な感想ですが、この先の購入を考えている人の一助になれば幸いです。

勿論お財布の中身や部屋の間取りなども計算に入れて、最適なロボット掃除機を選んでくださいね。