屋内だけでなく屋外専用ロボット掃除機がついに誕生!屋外専用ロボット掃除機Tertillについて
屋内、つまり部屋の中の掃除をかしこく掃除してくれるロボット掃除機はたいへん重宝する人気のお掃除家電ですが、屋内だけでなく屋外のロボット掃除機も欲しいなとは思いませんか?
実はまだ日本市場に出回っていませんが、屋外専用のロボット掃除機が今、アメリカとカナダで販売される運びになっています。
その屋外専用ロボット掃除機の名はTertill。
日本国内でお目見えするのはまだ先になりそうですが、クラウドファンディングサービスで出展された製品の評価も上々で、もしかしたら空前の大ヒットになるかもしれません。
この屋外専用ロボット掃除機Tertillとはいったいどのようなものなのか、見ていきたいと思います。
目次
掃除するのはチリ・ホコリではなく雑草や落ち葉
今試作されている最中の屋外専用ロボット掃除機Tertillはチリやホコリを掃除するのではなく、抜いても抜いても生えてくる雑草や掃いても掃いても風で飛んでくる落ち葉など屋外のゴミを掃除します。
屋内用のロボット掃除機も重宝しているけど屋外専用もあればいいのに、そう思っている人は多いのではないでしょうか?
夏は屋外で雑草を抜いたりする作業は暑さと害虫への対策で大変ですし、冬は北風に耐えながら掃いても掃いてもすぐに飛んでくる落ち葉を掃除するのは結構ハードです。
そんな大変な屋外の掃除をロボットが代わりにやってくれるのであれば、これほどありがたいことはありません。
屋外専用ルンバ版と言われるロボット掃除機の6つの特徴
屋外専用のルンバ版と言われているプロトタイプのロボット掃除機で最初に開発された作品は、LEGOで作られた車のおもちゃみたいなデザインでルンバとは程遠い感じでしたが、今ではルンバに近い丸型のデザインに改良されてスゴイ実力を発揮するロボット掃除機としてどんどん進化しています。
この屋外専用ロボット掃除機Tertillには、6つのすばらしい特徴があります。
この6つのすばらしい特徴を見れば、屋外専用ロボット掃除機Tertillがさらに魅力的に感じるかと思います。
広い範囲の除草作業が可能で人にも環境にも優しい
雑草を人の手で抜いたり刈ったりするのは大変な労力が必要なので、除草剤を用いて除草作業を行っている人も多いかと思います。
しかしかなり広い面積の雑草を処理する場合に除草剤を用いると、かなりの量が必要になり人体への影響も心配です。
しかし今回試作されている屋外専用ロボット掃除機Tertillで除草すれば、雑草を抜いたり人の手で刈ったりする手間はもちろん、除草剤を撒く必要もないので人にも環境にも優しい除草作業が行えます。
また人の手で行うよりもきれいに除草できるので、すぐに雑草が生えてくるということもなくなります。
高速回転のカッターがスピーディーに除草作業
屋外専用ロボット掃除機Tertillには高速回転のカッターが搭載されていて、広範囲の面積に生えている雑草を地面すれすれからスピーディーにカットしていくので、除草作業もよりスピーディーにはかどります。
特に広い場所で家庭菜園やガーデニングを行っている家庭では、除草作業はひと苦労。
そんな重労働を屋外専用ロボット掃除機Tertillが変わって行ってくれるので、他の作業もどんどんはかどり収穫もしやすくなります。
本格的に家庭菜園やガーデニングを行っている家庭には、製品化すればぜひおすすめです。
作物や花の根や葉のサイズを認識し雑草のみをカット
スピーディーな除草作業を行うのは良いとして、では大切に育てている作物や花は間違ってカットされないの?
そんな心配もされるかと思いますが、そのような心配は全く不要です。
この屋外専用ロボット掃除機Tertillが屋外のルンバ版と呼ばれているゆえんは、手を付けてはいけない作物や花と除草しなければいけない雑草とをしっかりと認識する機能が搭載されていて、作物や花の根や葉のサイズを認識しながら除草するべき雑草だけを狙い撃ちしてカットしていくのです。
ただし作物や花の大切な新芽と芽が出たての雑草とはさすがに区別がつきにくいので、付属品として新芽保護用カラーが用意されています。
これを大切な芽の周りに立てれば、芽が出たての雑草のみをきれいに刈り取ることができます。
搭載された太陽電池パネルで発電した電力で充電
屋外専用ロボット掃除機Tertillの最大のメリットは、太陽電池パネルが搭載されているということです。
つまり太陽の光さえあれば、太陽光パネルで発電した電力で充電することができ、環境にも優しく電気代もかからないということです。
また相当曇った日でなければ充電切れすることなく、太陽光がある場所であればどこでも時間の許す限り雑草や落葉をきれいに掃除してくれるというわけです。
晴れた日と曇りの日によって上手に節電する
屋外専用ロボット掃除機Tertillは晴れた日に発電量が増えますので、パトロール回数も多く活発に動く仕様になっています。
反対に曇りの日は発電量が減少ますので、パトロール回数を減らして上手に節電するようになっています。
ちなみに曇りの日は途中で雨が降っても、防水加工されていますので問題ありません。
障害物を察知し柔らかい土壌や傾斜地にも対応
屋外専用ロボット掃除機Tertillは屋内用ロボット掃除機ルンバと同じく、障害物を察知すると向きを変えるようになっています。
まさに屋外用ルンバにふさわしい機能があるので、花壇の外周などは柵で事前に囲んでおくと花壇の雑草の実をきれいに刈り取ってくれます。
またTertill本体には4個の傾斜ホイールが備え付けてありますので、柔らかい土壌や傾斜地にも対応でき、山間や川の近くに家庭用菜園を持っているという人にもおすすめのロボット掃除機です。
有機作物生産農家の需要をターゲットに
屋外専用ロボット掃除機Tertillは家庭用の屋外よりも、まずは有機作物生産農家の需要をターゲットに販売される見通しです。
除草剤を使用しない有機農家にとって、雑草を除草することはかなりの重労働になりますが、屋外専用ロボット掃除機Tertillが製品化されればこれらの重労働がかなり軽減され、農作物の生産率も上がるのでかなりの需要が見込まれると推測されています。
特にガソリンも電池も充電器も不要で太陽光パネルだけで稼働してくれるので、動力コストの負担もかなり軽減されます。
屋外専用ロボット掃除機Tertillの価格について
屋外専用ロボット掃除機Tertillの完成品が販売される運びになり、アメリカやカナダではもうすぐ家庭や農家でも活躍するようになっています。
ちなみに屋外専用ロボット掃除機Tertillの小売価格は249ドル、日本円では約27,400円で販売される予定で、早期割引適用価格だと225ドル、日本円では約24,800円で販売される予定です。
屋内用ロボット掃除機よりもリーズナブルな価格で購入でき、しかも太陽光で稼働できるので日本でも販売されればかなり人気が高まることが予想されています。
大きさは直径210mm、高さが121mmと屋内用ロボット掃除機とそれほど変わらない小型サイズで、家庭用屋外ロボット掃除機としてもピッタリなので一家に一台あれば重宝しますし、農家が使用する場合は価格自体がリーズナブルなので何台も用意してあちこちで稼働させることができます。
除草作業の時には注意も必要
屋内用と同じく屋外用ロボット掃除機もかわいらしいデザインに改良されましたが、除草作業の時には注意する点もあります。
例えば庭の雑草の除草作業を行っている最中に子供が遊んでいる時は、雑草カッターが作動していますので子供がロボット掃除機に手を出して誤ってけがをする恐れもありますので、特に小さな子供がいる家庭では細心の注意を払う必要があります。
また重量も1.1kgと軽く子供でも持てるような重さで、太陽光だけで作動させることができるので、もし購入することがあれば子供が遊ばないような場所に収納するようにしましょう。
まとめ
屋外専用ロボット掃除機Tertillが日本でも販売されるようになれば、家庭菜園やガーデニング、落葉掃除や庭の周りの雑草の除草など、今まで大変だった作業も格段に楽になります。
特に雑草が生えやすい夏は除草作業が必要になり回数も増えますが、熱中症などのリスクが高まりますので、屋外専用ロボット掃除機があれば畑仕事や庭の掃除で熱中症にかかる人も減少することでしょう。
日本で販売されるようになるのが待ち遠しくなるような屋外専用ロボット掃除機、発売されれば早速試してみませんか?