機能を理解しよう！ロボット掃除機を選ぶための基礎知識
多くの人は、掃除をすることを面倒に感じてしまいます。
しかし、掃除をしないと徐々に家の中は埃などで汚れていきます。
そのため、いつかは掃除をしなくてはいけなく、プレッシャーを感じてしまうこともあります。
そのような時に便利なものがロボット掃除機になります。
ロボット掃除機は、勝手に掃除をしてくれるため、忙しい人の味方になります。
ですが、いざ購入しようと思ってもどれを選んで良いか迷ってしまうことでしょう。
ここでは、そのような方のために、ロボット掃除機の機能などについて紹介していきます。
そもそもロボット掃除機とは？
ロボット掃除機とは、ボタンを押すだけで家の床を自動で掃除してくれる機器のことを言います。
ほとんどのロボット掃除機は床だけを掃除するものになり、丸い形が主流となっています。
丸い形以外には、三角や四角の形をしたものも販売されています。
そして、多くのロボット掃除機には掃除のためのセンサーが備わっています。
床に落ちているゴミを検知する機能や、障害物を避ける機能など、様々な機能があり、無駄なく掃除を行います。
これらの機能は商品により異なるため、ロボット掃除機を選ぶ時はどのような機能があるのか確認すると良いでしょう。
また、自動で充電する機能が備わったロボット掃除機もあります。
そのようなロボット掃除機は、掃除が終われば勝手に充電器の所まで行き、充電を行います。
また、掃除をしている最中、バッテリーがなくなってきた場合でも、自動で充電器のところまで行き充電を行います。
このように、床の掃除を完全に任せることができるため、余計な手間がかかりません。
現在のロボット掃除機の機能
ロボット掃除機の歴史は古くはありませんが、年々進化しています。
メーカーにより性能やデザインが異なり、様々な種類のロボット掃除機が販売されています。
どの種類も効率的に掃除を行う能力を考えて設計されており、そのことが進化し続ける理由ともなっています。
現在のロボット掃除機には、効率良く掃除させるための機能である、ナビゲーション機能やWi-Fi対応機能が備わったものも販売されています。
そのようなロボット掃除機にはカメラが装備されており、部屋の広さや位置などを理解し、部屋の床を効率的に走り回り掃除を行います。
そのうえ、他に掃除する部屋があることを理解し、ある部屋の掃除が終了したら隣の部屋に行き掃除を行う、高い性能を持ったものもあります。
そして、Wi-Fi対応もロボット掃除機の進化に深く関係しており、スマートフォンで操作したり、詳細な設定を行ったりすることが可能となっています。
これらの機能は、全てのロボット掃除機に備わっている訳ではありません。
ロボット掃除機にはこれら以外の機能を高めたものも多く販売されており、自分に合ったロボット掃除機を選ぶと良いでしょう。
カメラとセンサーについて
カメラが装備されているロボット掃除機は、カメラにより部屋の広さや自分の位置を理解します。
そうすることにより、部屋の床を無駄なくスムーズに掃除することができます。
カメラが装備されているロボット掃除機の値段は高い傾向にありますが、効率性で選ぶのなら、このタイプのものがおすすめになります。
また、カメラ以外にも様々なセンサーが備わっているものもあります。
センサーにより、床の環境に応じて吸引力やブラシの回転速度を調整し、効率よくゴミを吸い取ります。
このように、現在のロボット掃除機はとても賢くなっているので、忙しい方は試してみてはいかがでしょうか？
Wi-Fi対応の機種について
スマートフォンはとても性能が良く便利なため、スマートフォンを持っている方は多くいます。
Wi-Fi対応機種は、そのスマートフォンで簡単に操作することができます。
また、様々な細かい設定を行ったり、掃除をした時間や場所などの履歴を確認したりすることもできます。
その他にも、外から操作することも可能となっており、留守中に掃除をさせることもできます。
このようにスマートフォンで管理し操作することができるため、仕事や遊びなどで外出している時に掃除をさせたい場合は、Wi-Fi対応機種がおすすめになります。
衝突を防止するセンサー
ロボット掃除機は自動で掃除を行うため、椅子やテーブルなどの家具や壁などの衝突が気になるかと思います。
そのような心配を取り除き衝突を回避するには、なるべく片付けておくことが大切になります。
そして、ロボット掃除機にはセンサーが備わっており、衝突を回避することが可能となっています。
備わっているセンサーはメーカーや機種によって異なりますが、赤外線センサーが備わっているロボット掃除機は壁を感じるとスピードを落とし、衝撃を吸収するボディが壁に当たると進む向きを変更します。
人工知能が備わっているロボット掃除機なら最適な行動を行うため、効率的と言えます。
このような赤外線センサー以外にも、超音波センサーというセンサーがあり、超音波センサーはガラスやプラスチックなどの透明な物も検知します。
そのような透明な物は、赤外線センサーでは検知しにくいため、このことは超音波センサーのメリットと言えます。
その他にも、家具などの障害物や壁までのスペースの広さを理解し、ぶつかることをなるべく少なくします。
そのようにぶつかることを少なくすることにより、家具や壁を傷つけるのを防止します。
また、ぶつかるのを防止することによって、壁や家具などにぶつかる音が減り、気になる音を出さないことに繋がります。
進入禁止エリアを作れる機能
ロボット掃除機に進入して欲しくないエリアがある時に役に立つのが、進入禁止エリアを作る機能になります。
料理を行う台所や、赤ちゃんが寝ている部屋など、進入させたくないエリアを作ることができます。
また、花瓶など衝撃によって割れやすい物がある場合や、ペットが水を飲む容器やトイレある場合、玄関や浴室などへの段差があまりない場合などに進入禁止機能は役立ちます。
このような機能は、赤外線で見えない壁を作るタイプと、磁気ストリップというテープで設定するタイプがあります。
進入禁止エリアを作る機能は、家の作りや生活環境などによって必要性が変わってきますが、近づいて欲しくない場所がある場合には便利な機能となるので、購入時に確認しておくと良いでしょう。
ロボット掃除機のサイズ
ロボット掃除機を選ぶ際は、サイズも確認しておくと良いでしょう。
多くのロボット掃除機の幅のサイズは32～35cmくらいになります。
そして、それよりもコンパクトなものも販売されています。
幅が小さいほど、家具などの障害物の隙間をスムーズに移動することができます。
そして、多くのロボット掃除機の高さは、9㎝くらいになっています。
高さがないほうが、下に隙間がある物の下に入ることができるため、ベッドの下などを掃除する時にとても便利です。
しかし、全体のサイズが小さすぎるものの中には、段差を越える性能が低いものもあるので、購入前に確認すると良いでしょう。
床を拭くタイプもある
ロボット掃除機は、ゴミを吸い込むものが主流となっていますが、現在は床を拭くタイプも販売されています。
フローリングやタイルやクッションフロアなどの床を拭くことができ、水拭きや乾拭きなでをして綺麗な床にしてくれます。
埃や髪の毛やペットの毛などはもちろん、汗による汚れや食べ物の小さなクズなども綺麗に拭くことができます。
そして、市販のお掃除シートを使用できる機種や、水を補給する機種もあります。
このようなことから、フローリングが多く、素足で生活したい方に、拭くタイプのロボット掃除機をおすすめします。
まとめ
ロボット掃除機は、自分の家に合うものを選ぶことが大切です。
そのため、購入する前に備わっている機能を確認して選ぶと良いでしょう。
ロボット掃除機の中では「ルンバ」が有名ですが、他のロボット掃除機もチェックし、機能面などを比較することをおすすめします。
では、自分の家に合っているロボット掃除機を選び、綺麗にしてもらってください。