注目すべきロボット掃除機の機能!そのメリットや注意点を紹介
仕事や家事で忙しい方でも、ロボット掃除機を利用する事によって、家事の時間を短縮する事ができます。
しかしロボット掃除機には高機能な機種もあれば、最低限の機能しか搭載されていない機種もあるのです。
そのため、ロボット掃除機を購入した事がない方は、どのような機能があれば便利なのか分からないでしょう。
そこでロボット掃除機に搭載されていたほうが便利な機能を4つまで紹介するので、参考にしてみてください。
段差を感知する機能
よほど低額なロボット掃除機でなければ、搭載されている機能が、段差を感知する機能です。
この機能が搭載されていなければ、気軽にロボット掃除機を利用する事ができないので詳しく紹介しましょう。
落下を防止
段差を感知する機能があるほうが、なぜ便利なのかと言えば、階段や玄関先などでロボット掃除機が落下するのを防いでくれるからです。
ロボット掃除機の機種によって、段差を感知する機能に違いがありますが、多くの機種では10cm以上の段差を感知する事ができるのです。
そして段差を感知したら、多くの機種は方向転換したり、後進して落下を防ぐ事ができます。
このような機能が搭載されていなければ、階段や玄関先などで落下して故障する場合があるのです。
そのため、段差を感知する機能が搭載されていなければ、気軽に階段や玄関先周辺などを掃除させる事ができないでしょう。
落下するケース
段差を感知する機能は便利なものですが、注意すべきポイントとして落下を防げないケースがいくつかあるのです。
仮に10cm以上の段差を感知できるロボット掃除機を利用している場合であれば、10cm以下の段差であれば感知する事ができなくて落下する場合があるのです。
さらに段差を感知するセンサーが故障している場合に、ロボット掃除機を走行させたら、段差を感知する事ができなくて落下するケースもあります。
そのため段差を感知できる機能は万全なものではないので、注意して下さい。
床質を感知する機能
家の中には、フローリングの床もあれば、畳を使用している和室もあるでしょう。
実は、このように床質が違っている場合にはゴミを取り除きやすい場所もあれば、ゴミを吸引しづらい場所もあるのです。
そこで床質を感知する機能が搭載されていれば、どのような床質であってもゴミを吸引しやすくなっているので、詳しく紹介します。
吸引力がアップ
ゴミを吸引しやすい床質で有名なのが、フローリングの床です。
なぜフローリングの床が、ゴミを吸引しやすいのかと言えば、平らな床になっているからです。
しかし畳やカーペットのように柔らかくて複雑な形状をしていれば、ゴミが潜り込んでいる場合があります。
このように潜り込んでしまったゴミを取り除くのは、難しくなっているのです。
所が床質を感知できるロボット掃除機は、取り除きにくい床を感知できたら、自動的に吸引力をアップしてくれます。
そのため、畳やカーペットのようなゴミを吸引しづらい床質が多い場合には、床質を感知できるロボット掃除機がおすすめです。
トラブルが発生
床質を感知できる機能にはトラブルがないように思うかもしれませんが、問題となるのは吸引力をアップしても、ゴミが吸引できない可能性があります。
吸引力をアップできても、ゴミを吸引できなかったら意味がないので、あまり床面を感知できる機能を過信しないほうが良いでしょう。
そしてロボット掃除機には、吸引タイプ・床拭きタイプ・両用タイプなどがあります。
吸引タイプはロボット掃除機裏面の吸引口からゴミを吸引するタイプで、床拭きタイプはロボット掃除機の裏面にモップもしくはシートを装着して床を拭くタイプです。
そして両用タイプは、ゴミを吸引しながら床を拭くタイプになります。
そして床質を感知できる機能があっても、モップもしくはシートを装着した場合にはカーペットを掃除できない場合があるのです。
そのため床面を感知できる機能があっても、ロボット掃除機のタイプによって、カーペットを掃除しづらい場合もあるので気を付けて下さい。
複数の走行コースを備えた機能
部屋の形状や家具の形によって、様々な走行パターンが用意されていなければ、効率的に掃除をする事ができません。
そこで複数の走行コースを備えた機能を搭載されていたら、どのようなメリットや注意点があるのか紹介しましょう。
部屋の状況に対応
様々な走行パターンを用意しているロボット掃除機はいくつかありますが、その走行パターンは意外と共通点があります。
それは壁ぎわパターン・ランダムパターン・らせんパターンなどです。
壁ぎわパターンは、壁に沿って走行して掃除してくれるので、壁ぎわや部屋の隅に落ちているゴミを吸引してくれる走行パターンになります。
ランダムパターンは効率的な掃除という訳ではありませんが、規則正しい走行パターンではないほうが良い方には、おすすめの走行パターンです。
そして、らせんパターンは、ゴミが多く落ちている所を集中的に掃除する事ができるパターンです。
このように様々な走行パターンが用意されていれば、部屋の状況や家具の形状などに対応する事ができます。
ゴミを取り除けない可能性
様々な走行パターンが用意されていても、ゴミを吸引するパワーが足りていなければ、ゴミを吸引する事が難しくなっています。
走行パターンがいくつか備えてある機能は、部屋の隅々までロボット掃除機が走行できる働きがあるだけで、ゴミを吸引するパワーが増える訳ではありません。
そのため走行パターンが多くなっていても、確実にゴミを吸引できるという訳ではないので、あまり走行パターンの機能の効果を過信しないようにして下さい。
掃除範囲を設定できる機能
ロボット掃除機は自動で走行して掃除していくので、利用者が見ていない所で、トラブルが起きてしまう場合があります。
そこで、おすすめなのが掃除範囲を設定できる機能です。
この機能が搭載されていれば、トラブルが起きそうな場所へロボット掃除機が走行できないようにする事ができるので、詳しく説明しましょう。
禁止エリアを設定
ロボット掃除機が走行できる範囲を設定できる機能で多いのが、付属品を使用する事によって、見えない壁のセンサーを作る事によって掃除範囲を設定します。
このような付属品を部屋の入り口に設置しておけば、進入して欲しくない部屋へロボット掃除機が走行しなくなるのです。
そのため、赤ちゃんがいる部屋やペットがいる部屋にロボット掃除機が走行できないようにする事も可能です。
設定できる数
付属品を使用する事によって、ロボット掃除機が掃除できる範囲を設定できる機能は便利ですが、問題となるのは付属品の数です。
掃除できる範囲を限定できるロボット掃除機には、禁止エリアを設定できる付属品は1~2個しか付いてこない機種が多いので、禁止エリアを3ヶ所以上も設定する事ができません。
もしも禁止エリアを増やしたい場合には、禁止エリアを設定できる付属品が別売り品で販売している場合には、購入する事ができます。
ただし、お金をかける事になるので、気を付けなければいけません。
まとめ
ロボット掃除機を購入する際に、注目すべき便利な機能を4つまで紹介していましたが、いかがだったでしょうか?
それぞれメリットがある機能ですが、注意すべきポイントもあるので、機能を過信したらロボット掃除機が故障するケースもあります。
そのため機能のメリットだけではなく、問題点も把握した上で、ロボット掃除機を購入したほうが良いでしょう。