食器洗い機自宅に導入するなら据え置き型それともビルトイン?

リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 シルバー スライドオープンタイプ RKW-404A-SV

初めは値段も高かった食器洗い機ですが、近頃ではコスパの良いものも販売されています。

家族が多くて洗い物が大変な人も、一人暮らしで時間が取れずにシンクに洗い物がたまりがちな人も、これがあれば面倒な食器洗いがサクッと出来て便利ですね。

そんな食器洗い機ですが、さて購入する時にビルトインにするか据え置き型にするか、これをまず決めなくてはいけません。






キッチン用品は何でもそうですが

コンロにしても同じことですが、ビルトインと据え置き型がありますね。

食器洗い機もどちらにするかを選ぶことが出来ます。

簡単に言えば、今あるキッチンもしくは新築の時にシステムキッチンに組み込んでしまうか、それともキッチンの空いた場所に置くタイプにするか、ということです。

ビルトインタイプのほうがスッキリしたキッチンになるのは、もちろん言うまでもありません。

しかし使い回しとか買い替えを考えた場合、据え置き型のほうが面倒がないことも事実です。

まずこれらのどちらにするかを、決めておきたいものですね。






すでにあるキッチンに組み込むことも出来ます

以前は新築などで、システムキッチンに組み込んでもらう、もしくは組み込まれた形でのビルトインタイプでした。

しかし今では、後からのリフォームでも条件が合えば出来ないことはありません。

これはリフォーム会社やメーカーに予め、可能かどうかを見て貰う必要があります。

キッチン自体のリフォーム時に、食器洗い機を加えるというのも一般的ですね。

なのでスッキリと整ったキッチンにしたいと思う人でも、後から食器洗い機を導入することも可能です。

そこも計算に入れて、考えてみてください。

ビルトインタイプと据え置きタイプ

自宅のキッチンを鑑みて、このどちらにするかをまず選ぶわけですが、それぞれに適しているのはこんなタイプです。

ビルトインタイプに適しているのは

まずはキッチンをすっきりさせたいという人におすすめの、ビルトインタイプです。

自己所有の一戸建てやマンションに住んでいる人には、こちらのほうがおすすめですね。

加えて引っ越しの予定もなく、住人の人数の変化もあまりなさそうな場合、ビルトインを設置してしまうのがよろしいでしょう。

洗浄時の音も、据え置き型よりも小さいので気になりません。

また自宅のキッチンのリフォームを考えている場合、オプションで付けられることがほとんどですので、そういった機会があれば相談してみるのがおすすめです。

据え置き型が適しているのは

手軽に据え付けられるのがメリットの、据え置き型です。

賃貸などに済んでいる場合、勝手にキッチンリフォームするわけには行きません。

その場合は据え置き型で対応してください。

またこれから家族に人数に変動がありそうだ、転勤などで引っ越しが、という予定がある場合も据え置き型にしておくほうが便利です。

ビルトインタイプの特徴は

長所短所は何にでもあるものです。

勿論ビルトインタイプの食器洗い機にも、長所短所はあります。

キッチンに組み込んでしまうのでとにかくスッキリ

最大の利点がこれです。

きれいなキッチンを理想とするなら、断然ビルトインタイプですね。

キッチンの一部になってくれますので、蓋を閉めればスッキリです。

導入前に置く場所など考えなくても済む

据え置き型だとどうしても、電源や水道との関係、置き場所の確保という問題が出てきます。

しかいビルトインなら、設置可能かどうかのチェックも業者がやってくれますし、可能となれば後は業者に任せることが出来ます。

プロがしっかりと組み込んでくれますので、水場の心配である水漏れがあった時などの対応もしてもらえますね。

かなり安全に導入できるのは強みです。

音がかなり静か

据え置き型に比べて、洗浄音が静かなのも長所です。

せっかく食器洗い機に食器洗を任せて団らんを楽しもうと思ったのに、洗浄音がうるさくて気になるということも、ビルトインなら軽減できます。

最大の問題はお値段

長所の多いビルトインタイプですが、工事費も正直馬鹿になりません。

見積もってもらって組み込みが可能か見てもらい、結果可能なら工事ということになります。

本体の値段に工事費込みなのかもチェックしておいたほうが良いですね。

またキッチン全面リフォームや新築でない場合、現在あるキッチンに組み込む場合は状況によって、お値段がかさむことがあります。

その辺りも注意して選びたいものですね。

配管工事やコンセントの新設があった場合は、追加費用がかかることがありますので、そこも充分に注意してください。

据え置き型の特徴は

ビルトインに対しての据え置き型です。

割と手軽に使用ができます。

大きな工事無しですぐに使える

据え置き型の最大のメリットは、置き場所や水道コンセントの位置が上手く行けば、大きな工事はなしで取り付けられることです。

自分でさっさと取り付ける人も、少なくありません。

急な引っ越しなどがあっても、すぐに持ち出せるのがありがたいですね。

家族の人数に変動があっても

家族の人数に変動、つまり食器の数に変化があった場合、少なくなったなら特に問題はありません。

しかし増えてしまった場合は、食器洗い機のサイズを変更するしかありません。

これから家族の人数が増える、という可能性がある場合は据え置き型にしておくと、買い替え使いかえもスムースに行きます。

費用が安く済む

工事不要なので、自分で取り付けられれば本体の値段だけで済みます。

お財布が厳しい人には、これはありがたいことですね。

ただ分岐水栓の取り付けなどを頼んだ場合は、その費用がかかってきます。

また自分で取り付けた場合、何かあっても自己責任になることも忘れないようにしてくださいね。

置き場所の確保が問題

据え置き型の最大の問題は、置き場所にあります。

単にキッチンの空いている場所に置く、というわけには行きません。

コンセントが近場にあって、水道も遠くなく置ける場所を確保できるかです。

また加えて、ある程度の場所の余裕があって置けるようにしたいですし、もちろん火の近くには置けません。

キッチンカウンターの上やシンクの上、空いている作業台に置くことが多いですが、条件の合う場所の確保は結構大変です。

特に一人暮らしの賃貸だと、キッチンスペースに限界がありますので、そこも注意する必要がありますね。

シンクのそばに置けるだけのスペースが有れば、またそこにコンセントがあれば最高の置き場所になってくれます。

気になるお値段はどのくらい?

さてどちらのタイプを選ぶにしても、気にあるのはお値段です。

サイズや性能で差が出てきますが、大体はこんな感じです。

据え置き型の場合本体価格は6万円くらいからです。

上はまあ、10万円以上になります。

全部の取り付けを自分でやるなら、分岐水栓に必要な器具の費用だけ上乗せで、本体価格だけで済みますね。

分岐水栓用の器具がついてくる場合のありますので、そういった場合は一層安く済みます。

ビルトインタイプの場合、多くは工事費込みでのお値段で出ています。

新設でも取替でも、下は10万円くらいから上は25万円くらいですね。

意外と安いと思うかもしれませんが、配管工事などが必要になる場合もあり、そうなるとお値段がかさんできます。

1万円以上の追加費用がかかるかもしれないことも、計算に入れておいてください。

この辺り相性の問題もありますので、キッチンの配管などと食器洗い機の相性が良ければ、冗談のように安く取り付けできることも無いではありません。

まあそうそうはこういうラッキーはありませんね。

また製品の単価と工事費込みの費用と比較して、工事費が納得できるものであるかどうかも、チェクしておくのがおすすめです。

まとめ

ビルトインタイプにも据え置き型にも、どちらに軍配を上げるということは出来ません。

現状も踏まえて、またキッチンの状態やリフォームが可能かどうかなども踏まえて、どちらにするかを決めてください。

どちらを選んでも、この先の食器洗いがぐっと楽になることは事実です。

少しでも家事の時短を図るためにも、食器洗い機を上手く使っていってくださいね。