知ってよかった! ロボット掃除機のメリットとデメリット
家に放置しておくだけできれいに掃除をしてくれる、ロボット掃除機。
以前から便利な掃除用具として人気でしたが、最近ではさらにいろんな種類、形状のものが開発され、実際に購入する人も増えたのではないでしょうか。
本当は毎日したい掃除。
でも毎日なんて忙しくて出来ないし、そもそも掃除自体めんどうくさいですよね。
今回は、そんな悩みを解決してくれるロボット掃除機についてご紹介します。
ロボット掃除機とは
ロボット掃除機は、人間が動いて掃除しなくても、スイッチを入れるだけで自動的に動き、掃除してくれるロボットです。
最近では三角形のものなど、一部で違う形状のものがありますが、一般的には少し厚みのある円盤のロボットです。
充電することで何回も使うことが出来るようになっています。
メリット
では、ロボット掃除機のメリットはなんなのでしょうか。
まず、ロボット掃除機を使うことによって、圧倒的に掃除時間の削減が出来ることです。
掃除機がけは部屋や場所に関わらず、家全体にする必要があり、単純作業といっても、実際に掃除をするとかなり辛い作業です。
しかし、ロボット掃除機は、掃除の大半を占めていた掃除機がけの代わりの役目を果たしてくれるので、毎日の掃除が一気に楽になります。
これまで、掃除機がけで終わってしまっていた掃除時間を水周りの掃除やベランダや窓の掃除など、もっと細かい場所の掃除にまわせるので、掃除の効率がとても上がります。
また、毎日忙しい人や、予定が入っていて掃除をきちんとする時間がない日などにも、ロボット掃除機はスイッチを押すだけで掃除機をしてくれます。
なので、今まで毎日掃除することが困難だった人でも、それが可能になります。
ロボット掃除機はペットを飼っている人にもおすすめです。
ペットはかわいいですが、家中に毛を落とし、掃除の手間を作らせている原因のひとつとも言えます。
しかし、ロボット掃除機なら一日に何回掃除しても疲れませんし、部屋のすみずみまできれいにしてくれます。
なので、ペットを飼っているけど部屋の清潔さはきちんと保ちたい人におすすめです。
また、高齢者にもおすすめします。
若い頃はなんとも思わなかった掃除ですが、歳を重ねるごとに筋肉の衰えや運動不足などで体を動かすことが難しくなり、掃除の時にしゃがんだり、腰を曲げたり、つま先立ちをしたりすることが難しくなってきます。
ロボット掃除機にほとんどの掃除を任せ、自分でもごくわずかの掃除をすれば、きれいな部屋を保てます。
なので、体を動かすことが困難な方、きつい方にもおすすめします。
デメリット
では、逆にロボット掃除機のデメリットはなんでしょうか。
いくら部屋のすみずみまで自動で掃除してくれると言っても、壁際や隅などの際は完璧には掃除できないのが事実です。
なので、このようにロボット掃除機が掃除できない部分は後から自分で掃除する必要があるということです。
また、部屋に落ちている全てのゴミを掃除できるわけではありません。
お菓子のカスや小さなプラスチックの部品など、掃除機で吸い込むにしては少し大きいゴミはあらかじめ自分で拾っておく必要があります。
ゴミでなくても、部屋の真ん中にあるインテリアや座布団、かばんなど、ものが床に置いてあるとその分掃除ができません。
なので、しっかり全範囲掃除したい方は事前に、床に余計なものが無いかを確認してから掃除をスタートさせる必要があります。
カーペットだと、毛が長いものは掃除できないので、そこにも注意する必要があります。
ペットを飼っている場合、ペットから落ちる毛をロボット掃除機が自動で掃除してくれる部分はメリットになります。
しかし、掃除中で動いているロボット掃除機をおもちゃか何かと勘違いして、ペットがロボットに寄ってくることは少なくは無いようです。
ただペットがロボット掃除機の上に乗っかったり、追いかけたりしているだけならまだ良いですが、ペットを巻き込んだり、ちょっかいを出しすぎてロボットが壊れてしまったら大変です。
なので、ペットを飼っている人はペットとの兼ね合いも考慮しながら選んだほうが良さそうです。
ロボット掃除機の選び方
ロボット掃除機を使ってみたいと思っても、どんな機能があり、どうやって選んだらいいのかわかりませんよね。
ここからは、ロボット掃除機を選ぶときのポイントを大きく2つに分けて説明していきます。
まずは、吸収力についてです。
ロボット掃除機は自動でゴミを吸い取る掃除機です。
なので、まず一番に注目したいのはゴミの吸収力です。
ロボット掃除機の吸収タイプは4種類あります。
吸引のみのタイプ
1つ目は、吸引のみのタイプです。
このタイプの吸い込み口には回転ブラシやワイパーなどがなく、スッキリとした作りになっています。
フローリングなど、フラットな素材での掃除が得意です。
吸引とブラシタイプ
2つ目のタイプは、吸引とブラシの機能があるタイプです。
吸い込み口には回転ブラシやブラシカバーが備わっています。
ブラシでしっかりゴミやホコリをかき出してくれるので、フローリングの溝や毛の短いカーペットなどでも、しっかり掃除をしてくれます。
吸引力は吸引のみのタイプより強いので、かき出したゴミやホコリをしっかり吸い込んでくれます。
サイドブラシタイプ
3つ目はサイドブラシがついたタイプです。
サイドブラシとは、ロボット本体から少しはみ出て見える回るブラシのことです。
サイドブラシタイプの中でも、両側についているものと片側だけのものがあります。
サイドブラシによって、ホコリをよりかき集めてから吸引することになるので、掃除の仕上がりが多少上がります。
また、部屋の隅でもサイドブラシが汚れを取ることができるので、サイドブラシが無いタイプのものよりは、すみずみまで掃除できます。
しかし、サイドブラシもメーカーやロボットの種類によって大きく異なるので、注意が必要です。
せっかくのサイドブラシでも、長さが短くては隅まできれいにできませんし、ブラシの素材が弱すぎではゴミやホコリをきちんとかき集めることができません。
また、いくらサイドブラシがあると言っても、やはり壁際や隅の掃除はあまり出来ていないことが多いです。
なので、そのことをしっかり理解した上で購入を検討しましょう。
センサータイプ
4つ目は、ホコリセンサー、汚れセンサーが搭載されているタイプです。
ロボット掃除機でもハイスペックなものを選ぶとセンサーがついているものがあります。
センサーは汚れやホコリを察知してブラシや吸引のコントロールを自動でし、掃除をより効率的に行います。
さらに、このセンサーがあると、部屋全体がきれいになったかをロボット自らが判断し、自動で掃除を終了します。
長時間家にいない人や、少しでもバッテリーを無駄にしたくない人にはぴったりです。
次に、ロボットの動き方に着目します。
掃除機の吸収力が大事なのは基本ですが、ロボットなので、どのように動くのかも重要ポイントです。
動き方の能力は大きく2つに分けられます。
障害物を判断する能力と空間を把握する能力です。
障害物を判断する能力は、センシング機能や人工知能のレベルや、それが搭載されているかいないかによって大きく異なってきます。
何か察知した時にそれが壁なのか、ものなのか、椅子やソファーのように下に空洞があるものなのかを判断できる能力があるかどうかは重要な判断基準です。
空間を把握する能力は、部屋の大きさや形状などを瞬時に察知して、その場所に適した掃除が出来る能力です。
空間の把握には天面カメラやレーザーなど、さまざまな方法があり、メーカーによって異なります。
購入する前にしっかり下調べをして、自分の家に適したものを選びましょう。
不安な方は、店頭に出向いて、スタッフさんに相談するのもいいですね。
まとめ
皆さん、いかがでしたか。
ロボット掃除機のメリットとデメリット、特徴を知ることができましたでしょうか。
昔は、女性が専業主婦として毎日掃除を丁寧にすることが出来ていました。
しかし、最近では女性も仕事をしたり、家事や育児などの他のこととの両立をしたりして忙しいことが当たり前です。
ロボット掃除機は、忙しい私たちをサポートしてくれるひとつの道具です。
これを機に、ロボット掃除機について興味をもっていただけたら嬉しいです。