ロボット掃除機の機能が多くなりすぎてどれを選んだらいいのか悩む

【国内正規品】 ダイソン ロボット掃除機 360Eye RB01NB

一時は贅沢品だったロボット掃除機ですが、近頃では値段的にもコスパの良い製品も出てきて、ごく普通の家電の仲間入りをしてきました。

床の掃除だけでも代行してもらえれば、特に忙しい人の場合は大変に助かります。

そんなロボット掃除機の、あれば便利だけど無くてもいい機能と言うのは何でしょう。

色々と機能が増えてきた昨今ですが、その辺りちょっと見てみることにしましょう。



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お値段にも関係してくる機能たち

勿論と言ってはなんですが、便利な機能がつけばそれだけお値段の方も上がってきます。

初期投資として後々回収できるものなのか、それとも結局無くても不便の無いものだったのか、一応確認してから購入したいものですね。

充電器への帰還機能

以前なら直接操作もしくはリモコンで操作、後充電器へ戻すと言うのが当たり前でしたが、今では予定時間が終わったりバッテリー切れを起こしたりすると、充電器に帰還してくれる機能が付いたロボット掃除機が主流になってきました。

ある程度以上のお値段の物には、この機能はついています。

格安と呼ばれる、10000円以下の品だと、省かれていることが多いです。

勝手に充電までやってくれる便利な機能ですが、本当に必要な機能でしょうか。

独り暮らしで留守が多く、外出時に掃除して欲しいと言う人の場合、これがあると便利です。

特に夜帰宅して、暗い中でいきなりロボット掃除機に躓いたりしたくない場合、この機能があると助かりますね。

ですが家にいる間に、何か他の事をしながらロボット掃除機には床掃除を担当してもらいたい方の場合は、別になくても不自由しない機能です。

稼働音が止まれば、バッテリー切れもしくは予定の掃除が終わったと言う事がわかりますから、ご自分の手で充電器に戻せばいいだけのことです。

この機能があると無いとでは、結構お値段の差が出てきますので、ご自分の状況をよく確認してからの購入がおすすめです。

障害物衝突センサーの搭載

ベーシックなタイプの場合、何か家具や障害物に当たった場合、そこでルートを変更してくれます。

ぶつかっても衝撃は緩和されるようになっているので、家具に傷がついたと言う事はあまりありません。

がしかし、やはり家具が心配だとかぶつかる時の音が煩い、そんな意見も出たようでそれを解決する機能を備えたロボット掃除機も出てきました。

超音波や赤外線を使用したセンサーを搭載して、家具や壁にぶつかる前にそれを回避してくれると言う機能です。

正直なところ、家具や壁の傷の問題は、フェルトなどのクッションをあてがうとそこそこ緩和されます。

つまり、ぶつかる時の音が煩いのが気になる場合や、特に壁にぶつかる音が隣に聞こえると拙い、集合住宅に住んでいる方にはこちらの機能搭載の物はおすすめです。

集合住宅でしかも宵のうちなどに掃除を、と言う場合このセンサーの搭載されている機種なら、騒音公害の元にならずに済むでしょう。

こちらも一人住まいのお掃除には、あったほうがいい機能ですね。

階段や玄関の落下防止機能

段差を感知して、そこで落下しないように回避してくれる機能です。

この段差と言うのは5cm以上と言うのが、大体の目安です。

それ以下だと検知できずに落下することがあるそうですので注意が必要ですが、まあ玄関も階段も普通ならばそれ以上の段差がありますので、それほど気にしなくてもいいでしょう。

逆を言うと、2㎝くらいの段差なら乗り越えて掃除してくれますので、フローリングの床にカーペットが敷いてある場合なども、乗り越えて掃除が可能です。

話を戻して、落下防止機能についてですが、家の中に階段など無い場合は不要の機能です。

集合住宅の場合は、玄関の段差位が問題でしょうか。

玄関に5㎝以上の段差がある場合は、落下して壊れないためにもついていたほうが便利な機能です。

とは言えやはり必要なのは、階段のある一戸建ての家の2階部分の掃除が一番と言う事ですので、平屋や集合住宅の場合あまり気にしなくていい機能とも言えるでしょう。

拭き掃除機能

掃除機の一般的な仕事は、勿論床のゴミの掃除です。

床のゴミやほこりを集めて吸い込んで、綺麗にしてくれるのが仕事です。

ですがロボット掃除機の場合、これに加えて拭き掃除も可能になった機種が出ています。

拭き掃除機能と言う事ですね。

これがあると、ゴミを吸い込んでの掃除をした後で今度は、床の拭き掃除もしてくれるので特に小さなお子さんがいて床を汚しやすい、と言う方にはおすすめです。

しかしあくまでも家の床がフローリングであると言う事が前提ですので、カーペット敷きの床が多かったりすると、特に必要のない機能になってしまいます。

リビングダイニングが広く、しかも多人数の家族構成で床を汚しやすい場合などは、この機能があると掃除時間を大幅に減らせることになります。

スケジュール予約機能

家電で予約機能の付いていないものは、今やほとんど無くなりました。

エアコンも炊飯器もタイマーの予約をしておけば、寝ている間にも家電は仕事をしてくれます。

ロボット掃除機も同じことで、タイマー予約などが出来るようになりました。

まあ寝ている間に、と言う方はさすがに滅多にいないでしょうが、留守の間に掃除して欲しいと言う時など、予約タイマーセットで勝手に掃除してくれます。

独り暮らしで、仕事で昼間はいない人など、しかも中々掃除の時間の取れない人にはこの機能はありがたいですね。

また日々の買い物などの間に、タイマー予約で掃除してくれると言うのは、忙しい主婦などにもお助けの機能です。

とは言え、掃除の時にはどのみち家にいるから、他の部分を掃除しているので予約でなくても大丈夫、と言う人には無くても問題無い機能です。

カメラ・ナビゲーション機能の搭載

ついにここまで来たかと言う感じの機能です。

本体に組み込まれたカメラが、部屋の内部をとらえて分析してくれますので、高精度に間取りなどを把握してくれます。

結果、部屋の内部を無駄なく走行して、短時間での効率のいい掃除を実現できるシステムです。

正直なところこのシステムは、よほど効率を求める人以外には、もしくは新しい珍しいもの好きの人以外には、無くても問題無い機能だと思われます。

かなりお値段も高くなりますし、普通の住宅で普通の掃除をして欲しいと言った使用では、必要のないものかもしれません。

コスパ的には、あまり見合わないとも言えますね。

人工知能搭載の有無

以上のような機能にも関係してきますが、一応確認しておきたいのがこの、人工知能を搭載しているかどうかです。

この人工知能が高度なものを搭載していればいるほど、お値段も上がりますがその分、掃除の効率や機能の有無も変わってきます。

逆を言うと、格安のロボット掃除機には搭載されていない場合が多いのです。

人工知能が高度であればあるほど、一旦その家での掃除を開始した後には、掃除についての最適ルートや適切な掃除方法を選択してくれるようになります。

室内の情報を分析して最適な掃除法を見つけてくれる、所謂学習能力にたけたロボットと言う事になります。

単に、とりあえず床掃除だけやってくれればいい、と言う場合は無くても問題無いかもしれません。

しかしある程度、見ていない時でもしっかりと屋内の掃除をして欲しい、と言う場合には人工知能の有無にも注意を払ってください。



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ロボット掃除機の機能は増える一方の昨今選択は慎重に

自力でやるのに問題があるので、代理で床掃除をして欲しいとの願望で生まれたロボット掃除機です。

上記のような多種多彩な機能は、すでに搭載されて当たり前の機能ともなっています。

現在ではそれに加えて、Wi-Fi対応の機種も産まれています。

掃除のスケジュールや運転を、スマホなどで操作することも可能になっているわけです。

こうした多種多彩な機能ですが、どれが必要でどれが不必要なのかを確認して、その後の購入を目指してください。

効果で高機能な物でも、実際に使用しないなら宝の持ち腐れになってしまいます。

必要不必要を見極めて、コスパも良く使用したいものですね。

まとめ

こうして見てきますと、ロボット掃除機はあまり必要ないなと感じる人もいるでしょうし、これは使ってみたいと感じる人もいるでしょう。

一番のメリットは、ロボット掃除機が仕事してくれるので、その間に他の仕事が出来ると言う事ではないでしょうか。

ただしやはりそこは賢い消費者になって、現在の家の掃除で必要な機能と不必要な機能を把握、後にお値段的にも機能的にも満足できる機種を探してください。

無くてもいい機能、あったほうがいい機能、しっかりと見極めてくださいね。