機能満載のロボット掃除機、でも必要な機能は状況によっても違うのを忘れないで
勝手に掃除してくれるのが魅力的なロボット掃除機、忙しい人にいとっては本当にありがたい家電ですね。
留守の間にも他の家事をしている最中でも、勝手に走り回ってくれるというのは、時短にも労力のエコにも繋がります。
なので1台欲しいなと思う人もかなり多いはずです。
でもきっかけがないと買いそびれることもありますね。
そして購入するとなっても、どんなロボット掃除機がお役立ちなのでしょうか。
目次
こういった新しいタイプの家電はきっかけも必要
できれば便利に暮らしたいというのが、すべての人の望みなのは明らかです。
しかし新しい新発売の家電、まだ使用している人のほうが少ないという家電の場合、きっかけがないと中々購入まで至らないことも多いですね。
特に掃除機の場合、わざわざロボット掃除機を高いお値段で購入しなくても、普通の掃除機で充分と考える人はまだ多いでしょうね。
そこまで怠け者になりたくない、と思う人ももちろんいます。
まあ筆者も、そうだったのです。
腰を傷めるまでは。
痛みの酷い腰のおかげでかがむことも重いものを持つことも出来ず、結果掃除機を使用することができなくなって初めて、ロボット掃除機の購入に踏み切りました。
正直、神の助けと思いましたね。
2週間の掃除できなかった分の埃を、ロボット掃除機のフィルターに見た時に、本当に買ってよかったと思ったものです。
人間、場合によっては埃でも死んでしまうかもしれないと、自覚したのも事実です。
筆者の場合機能はこんな感じのものを
とりあえず筆者が探したロボット掃除機は、何よりお値段安いものでした。
なので最低限の機能しかついていないロボット掃除機です。
それでも一応気を使ったのは、カーペットの掃除が可能かどうかでした。
筆者の家は総カーペット敷きなので、カーペット掃除可能なロボット掃除機であることが、第一の条件だったのです。
他は特にこれと言った機能は求めませんでした。
自分がいる時しか使用しないのは明らかでしたし、動きは見張っていられますので、細かい機能は必要なしと切り捨てたのです。
コスパメインで、選んだ機種です。
それでもしっかりと働いてくれています。
まあ吸引力にちょっと、いやかなり難がありますが、そこは目をつぶって使用しています。
しかしこんな使用者でない場合、もっと役立つ機能が必要になってくるのも明らかですね。
ロボット掃除機はどんどん利口になっている
機械というものは何でもそうですが、発明されて後は改良を重ねられます。
結果どんどん利口になっていきます。
特にAIが開発されてからは、家電の性能も格段にアップしてきています。
ロボット掃除機もこの、AI搭載かどうかで格もお値段も違ってくるのは事実です。
AIが搭載されていると、学習機能が付きますからその分お利口に、掃除の仕方を覚えていってくれるのですね。
勿論もっとベーシックな機能も、改良されています。
フローリングの掃除だけでなく、拭き掃除も出来る機種が増えてきています。
走行方式も、AI搭載か非搭載によっても変わります。
またAI搭載で、センサーが付いて学習機能がある場合でも、基礎の走行がランダムなのかマッピングなのかも、機種によって違ってきますね。
筆者の持っているようなAI非搭載のロボット掃除機
筆者の持っているのは、AIも非搭載で勿論センサーもなく、充電器への自動帰還もないベーシック中のベーシック機種です。
走行も、何か家具にぶつかったらそこで方向転換という、非常に原始的な走りです。
方向転換後はまたランダムに走り、再びぶつかったら方向転換です。
下手をすると同じところばかり掃除していることもありますので、正直目が離せません。
時間が経つと、ランダムな走りから円を描くようにゆっくりとした動きに変わって、念入りに掃除をしている風になります。
まあ四角い部屋を丸く掃く、と言った感じですね。
それでも高さが低いおかげで、家具の下に入り込んではそこの埃も取ってくれています。
自分で重い掃除機を動かすことに比べれば、正直ずっと楽だというのが事実です。
とりあえず何気に試してみたい人、怪我などで少しの間掃除を代行してもらいたい人には、1万円以下で購入できるこういった機種がおすすめですね。
どういう家庭にどういう機能が必要なのか
実際便利な機能が増えに増えてきているロボット掃除機ですが、自宅や住んでいる人間の状況を把握しないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
一人暮らしのあまり大きくない部屋で使用
一人暮らしで仕事をしていて、掃除の時間が中々取れない場合、ロボット掃除機は大変におすすめですね。
床に物を置けなくなりますので、散らかす癖も直せるというおまけも付きます。
この状況で使用する場合、タイマーと充電器自動帰還機能は必須です。
留守の間に掃除してもらうので、タイマーがないと使えません。
また充電池が切れた時に自動で充電器に戻ってもらう機能は、これまた無いといささか困ります。
帰宅して真っ暗な部屋に上がろうとしたら、ロボット掃除機につまずいたなどというのは、笑い話にもなりません。
留守宅での使用なので、ある程度の静音性のあるものもおすすめです。
またどこかに引っかかって動けなくなると掃除不可になりますので、センサー機能もあったほうがいいですね。
他の家事や育児に忙しい家庭の場合
専業主婦だけど、子供の面倒は見なくてはいけないし、他の家事もサボれないという場合、やはりロボット掃除機はお役立ちです。
こういったちょっと広めの家の掃除には、運転時間の長めなものがおすすめです。
また部屋から部屋へ移動する必要がある場合、段差乗り越えの機能も欲しいところですね。
家の中というのは、普段は気が付かない事が多いのですが、1センチから2センチの小さな段差が多いのです。
加えてカーペットの掃除機能も欲しいところです。
フローリングの上にカーペットが敷いてあるという家庭は多いので、そういった場合にも段差乗り越えとカーペット掃除機能は必要です。
一戸建ての場合勿論、階段での落下防止機能もついているに越したことはありません。
センサーは勿論無いと、足回りでウロウロされてぶつかる危険を回避するためにも、必要な1つです。
また勿論、充電器自動帰還機能も見逃せません。
広めの部屋の掃除の場合、必須です。
笑い話のようですが、筆者の知人の家で未だに初代のロボット掃除機が行方不明だそうです。
お寺の本堂で使用したら、自動帰還機能なしの機種なので、どこかに入り込んだままわからず仕舞だそうです。
怪我や病気などで一時的に使用する場合
筆者と同じようなケースの場合ですね。
回復後は普通の掃除機に切り替えと割り切るなら、もうこれは最低の機能で最低の値段のものを選んで、緊急措置として使用がおすすめです。
それでも埃はかなり減ってくれますので、1週間以上掃除が出来そうもない場合、購入を考えてみて下さい。
小さな便利機能も見逃さないで
これは機種によってあったりなかったりしますが、進行方向前に小さなブラシが付いている機種があります。
このブラシがかなり、お役立ちです。
筆者のロボットにもついています。
最初はお飾りかと思ったのですが、これが隅の埃をずいぶんとかき集めてくれています。
筆者のロボットは丸い形なので、隅の掃除は苦手なのですが、このブラシのおかげで部屋の隅の埃が減りました。
非常に小さな機能ですが、特にカーペットや畳の部屋に役立ちます。
見逃さないでおいて下さい。
まとめ
ロボット掃除機には便利な機能が色々と備わっています。
しかしその機能も、使用できなくては意味がありません。
最新のものが欲しい気持ちをちょっと抑えて、自分の家や部屋の状況をまず把握して下さい、そして使用目的に合致した性能のロボット掃除機を、選んで下さい。
そうすれば長く快適に使用できるロボット掃除機が、手に入ってくれますよ。