吸引力が落ちたらチェック!意外と簡単にできちゃうロボット掃除機のお手入れ方法
ロボット掃除機のお手入れをきちんと行っていますか?
掃除機の掃除をするなんて面倒と思うかもしれませんが、お手入れはロボット掃除機を使ううえで必要なことです。
フィルターや回転ブラシが汚れた状態では吸引力が落ちてしまうので、本来の力を発揮できなくなりますし、ゴミ捨てランプが頻繁に点灯するなど気掛かりな点も出てきてしまいます。
お手入れといっても複雑な作業は一切ないのでご安心を!
汚れが落ちにくくなる前にパパッときれいにしておきましょう。
目次
ここをきれいに!ロボット掃除機のお手入れポイント
ダストボックス
ゴミが溜まるダストボックスは本体から取り外せるため、手を汚さずに中身をゴミ箱へ移すことができます。
しかし、ダスト内に細かいホコリが残ってしまうこともあるので、ゴミを捨てるついでに綿棒やウェットティッシュなどを使ってきれいに取り除いておきましょう。
ダストボックスのお手入れやゴミ捨ての手間をできるだけ省きたいという方は、圧縮機能付きでゴミの体積を減らしてくれるロボット掃除機がおすすめです。
単純にダストボックスの容量が大きい物を選んでもいいでしょう。
ブラシ類
回転ブラシやフレキシブルブラシ・サイドブラシなどには、吸い取ったホコリや繊維質・髪の毛などが絡まってしまうことがあります。
ブラシが汚れた状態では回転数が落ちてゴミの吸引率も下がってしまうので定期的にチェックしておくこと。
毛足の長いじゅうたんを敷いている場合やペットを飼っているお宅は念入りにお掃除しましょう。
付属のお手入れブラシやピンセット・ハサミなどを使って絡まったホコリや髪の毛を取り除きます。
回転ブラシを本体から取り外せばお手入れが簡単にできますよ。
フィルター
ロボット掃除機は主にサイクロン方式を採用しています。
紙パックを使わずに遠心力でゴミと空気を2つに分けて、ゴミはダスト内・空気はフィルターを通して外に排出されるという仕組みです。
フィルターが汚れていると吸引力が弱くなりますし、掃除中に汚れた空気を部屋にまき散らすことにもなるため注意が必要です。
アレルギー持ちの方やお子さん・ペットのいるご家庭では気になるかもしれませんね。
また、ゴミ捨てランプが頻繁に点灯するという場合もフィルターが汚れているというサインです。
フィルターは取り外しできるので、付属のブラシや柔らかい布などを使ってきれいに掃除しておきましょう。
ロボット掃除機本体
意外と忘れがちなのがロボット掃除機本体のお手入れです。
床はピカピカなのにロボット掃除機がホコリをかぶっているということはありませんか?
ホコリや汚れは放置していると定着して落ちにくくなってしまいます。
柔らかい布でサッと拭う程度でいいので、他のパーツと一緒に気が付いた時にきれいにしておきましょう。
水洗いができるロボット掃除機もあり!
国内メーカーは水洗いOK
国産のロボット掃除機は、ダストボックスをはじめブラシ類やフィルターなどの各パーツを取り外して水で丸洗いできるようになっています。
※本体は水洗いできません。
水洗いをして乾かしておけば臭いやカビ対策にもなりますし、製品をきれいに保てるので寿命を延ばすことにも繋がります。
パーツごとに分けて汚れを落とすより、まとめて水で洗えた方が手間も掛からないかもしれませんね。
海外メーカーはパーツによってはOKなことも
海外メーカーのロボット掃除機は国産と違い、水洗いできないのが一般的です。
しかし、一部のメーカーではパーツによって洗ってお手入れできる物とそうでない物に分かれているので、一概に無理ということではありません。
また、水洗いができなくても水で濡らして固く絞った布を使えば汚れは落ちますし、定期的にお手入れをしておけば清潔に保つことはできます。
ロボット掃除機のお手入れをする際の注意点
最初に説明書を確認しよう
メーカーによってお手入れ方法は異なります。
同じシリーズのロボット掃除機でも型番によって使える道具やお手入れ手順が変わることもあるので、事前に説明書を確認するようにしましょう。
もちろん注意事項もきちんと読んでおくこと。
洗剤の成分を残さないようにする
一部のロボット掃除機ではお手入れの際に洗剤を使うことができます。
頑固な汚れをきれいに落とすことができますが、洗剤成分が残ってしまうと変色や変質・故障などの原因になるのでしっかり拭き取っておきましょう。
また、洗剤は直接パーツにかけるのではなく水で薄めるか、布やブラシに移してから使った方が安全です。
洗剤の種類にも注意しましょう。
水洗い後は完全に乾かす
ダストボックスや各パーツなどを洗った後は、完全に乾かしてから本体に取り付けるようにしてください。
少しでも水気が残っているとカビや臭い・故障などの原因になってしまいます。
機械を使わずに自然乾燥させるのもポイントです。
どんな掃除機でもお手入れは必要!
フィルターや回転ブラシ・ダストボックスなどのお手入れはロボット掃除機だけではなく、通常のサイクロン式掃除機にも必要なことです。
ロボット型だから特別手間が掛かるということではありません。
お手入れ箇所が少ないなら紙パック式の方がお得という考えもありますが、今のところ紙パック式のロボット掃除機は登場していませんし、紙パックを交換する手間やコストが掛かるので結局はユーザーのお好み次第ということです。
何だかんだ言って、ロボット掃除機があれば大幅に掃除の負担を減らすことができます。
だからこそ色々なメーカーから新しい製品が誕生しているわけですし、自動でお掃除をしてくれると思えばお手入れくらい苦にならないはずです。
人気のロボット掃除機3種のお手入れ方法をご紹介
日立・minimaru RV-DX1
名前通りコンパクト設計のロボット掃除機のため、ベッド下などの狭いスペースのお掃除が得意です。
充電時に自動で回転ブラシのクリーニングや、ダストボックス内のゴミを圧縮してくれる優れた機能付き。
約2週間分のゴミを溜めておけるのでゴミ捨ての回数を減らすことができます。
ダストボックスや回転ブラシ・フィルターはすべて水洗いOKです。
東芝・TORNEO ROBO VC-RVS2
充電時に本体から自動でゴミを回収してくれるダストステーション付きのロボット掃除機です。
ダストステーションに移動したゴミは圧縮して1/5程度になるため、ゴミ捨ての回数を月1回に減らすことができます。
ダストボックスやフィルター・ダストステーションなどは水洗いできるので、お手入れが苦手な方をはじめきれい好きな人にも使いやすい製品となっています。
iRobot・Roomba 900シリーズ
ルンバと言えば国内シェアNo1を誇るロボット掃除機の先駆け的存在です!
ダストボックスは大容量サイズなので広い空間のお掃除もお任せください。
回転ブラシはホコリや髪の毛が絡まりにくい形状になっており、取り外してお手入れすることもできて水洗いにも対応。
高い吸引力でゴミをどんどん吸い取ってくれますし、外出先から遠隔操作ができるなど機能面にも注目の製品です。
まとめ
ロボット掃除機を長く愛用したいなら日頃のお手入れは必須と言えます。
どんなに便利で賢くても自分自身の掃除はできないので、その辺りは持ち主がサポートしてあげましょう。
お手入れと言ってもゴミ捨てのついでにブラシやダストボックス・フィルターなどの汚れをパパッと拭き取ってしまえばOKです。
購入してから1度もお手入れをしていないという方は早速やってみましょう。
きちんとメンテナンスをしておけば吸引力も維持できますし、製品の寿命も延びて一石二鳥ですよ。