お土産なんかで重くなったスーツケース、楽に帰宅したいけどどうやって送る?
旅行を楽しんだ後には帰宅という大問題が残っています。
家に帰るのが嬉しいと思う反面、もうこれで楽しい旅行も終わりと思うと、ちょっと足取りも重くなるのではないでしょうか。
そして、往路には浮かれて重さも感じなかったスーツケース、旅行疲れにお土産にと重く感じてしまいますね。
出来れば自力でなく、誰かに運んでもらいたいと思ってしまうのは、仕方のないことかもしれません。
行きと帰りでは荷物の量も違う
旅慣れている人の場合、できるだけ荷物は少なくまとめるのがお約束になっています。
またお土産なども、かさばらず軽いものを選んでいることでしょう。
それでも帰路にある程度荷物が増えるのは、無いとは言えません。
筆者の場合、もう捨てる寸前のジーパンなど持っていって履き倒し、旅先で捨ててその分荷物を減らすなどという事もやりました。
また、壊れかけたスーツケースで旅立って、現地で新しいものを購入というのもやったりしました。
余談ですが、スーツケースを日本で廃棄する場合、自治体によって差はありますがある程度以上のものは粗大ゴミ扱いになります。
海外での場合、国によっては粗大ゴミも無料回収という国もありますので、利用するのも手です。
なので古くて重いスーツケースを持っていって、軽いスーツケースに買い替えて帰国というのも、悪くありません。
まあそう言った特殊なケース以外、大体の場合帰国時の荷物は増えているのが当たり前と言っていいでしょう。
旅の疲れに重い荷物、場合によってはスーツケースに収まりきらないで、トートバッグなどにも詰めてということもありますね。
これは何とかならないものでしょうか。
国内旅行のこんな場合
国内旅行でそれほど、荷物が多くなって困るということは、日程的にもあまり無いと思われます。
とは言え、何事にも例外はあります。
国内旅行でも日数の多い移動の多い旅行も
普通数泊が当たり前の国内旅行ですが、場合によってはのんびり日数を掛けてなどということもあります。
例えば北海道などで、道南から道北までレンタカーなど利用して制覇、等と言った旅行を企画すればこれは結構日数も必要になります。
勢い、荷物も増えます。
また国内とは言え、沖縄や離島などの移動に時間のかかる場所への旅行だと、せっかく行くのだからゆっくりしたいと思うでしょう。
こちらも自然に荷物の量は増えますね。
そして勿論、おみやげの量も増えていくことでしょう。
高齢者の旅行も
高齢者と言っても皆さんお元気な昨今です。
旅行も意欲的に参加されたり企画されたりする方は、多数に上ります。
ただやはり、若い人でも疲れてしまう旅行の帰り道です。
しかもある意味、若い人よりお付き合いも多くその分お土産も多くなることが無いとは言えない方々です。
重い荷物に旅行疲れ、流石に元気な高齢の方でも出来れば荷物は何とかしたいと思うことでしょう。
国内旅行で荷物が増えたら
海外で列車移動する場合、列車の連結器の辺りに荷物置き場が必ず設置されています。
まあ国によっては無いかもしれませんが、観光客の多い国ではまず、無いことはありません。
なので海外からの旅行客が日本で戸惑うのは、列車に乗ってこの荷物置き場がないことだそうです。
特に海外から来た方の場合、結構皆さん大きなスーツケースを持ってきています。
座席に置くわけにも行かず、通路に置くわけにも行かないので、悩みのタネになっているそうです。
日本人が国内旅行で列車を利用する場合どうでしょう。
まあ比べたら荷物は少ないですし、小さいです。
網棚の上にもあげられるサイズが、ほとんどでしょう。
しかしやはり帰路で、荷物が増えたり重くなった場合、始末に困ることになります。
なのでこんな場合、宅急便の利用をおすすめします。
ちょっと費用はかかるかもしれませんが、重い荷物を幾つも持ったり引きずったりすることを考えれば、利用するに越したことはありません。
この宅急便、預ける時間さえ把握しておけば、殆どの場合翌日配送です。
帰宅前日の朝にでも、急ぎで必要のない荷物やスーツケースを送ってしまえば、帰宅時の足取りも軽くなるでしょう。
海外からのお客さんも、これを利用すれば移動が楽になるのですが、このシステムは殆ど日本独自のもののようなので、浸透には時間がかかりそうです。
海外旅行のこんな場合
海外旅行の場合、基本的に往路から荷物は多いものです。
まあ行きは、スーツケース1個くらいに抑えておけば、帰路もそこそこ楽なはずです。
初めての海外旅行の場合
初海外旅行の場合どうしても、行く前から荷物が増えてしまうものです。
あれも要るかもしれない、これも必要になるかもしれないとスーツケースに詰めていると、どんどん荷物は重くなっていきます。
まあそれでも旅行の期待と興奮で、意気揚々と出かけていくわけですが、帰りに荷物が入り切らないでどうしようということにもなりかねないのは事実です。
行きに満杯のスーツケースを抱えていけば、帰りは150%の荷物になる可能性もありますね。
入り切らないスーツケースに仕方なく、他にバッグをとふと見てみれば荷物だらけになっていたということも、勿論ありますね。
仕事での海外旅行の場合
仕事で海外という場合、慣れているビジネスマンなら荷物の分量も把握できていますが、慣れないうちは大変です。
またどんなに慣れていても、出先の予定によっては必要な荷物も増えていきます。
フォーマルなスーツが必要になる場合もあるでしょうし、それにはそれなりの靴も必要になります。
手荷物も、仕事関係の書類やパソコンで埋まってしまっているでしょう。
こうなると、帰国時の荷物は中々収まりがつかないという問題も出てきます。
会社の人へのお土産も勿論増えてます。
仕事関係の荷物も増えているかもしれません。
手荷物も一杯、スーツケースもいっぱいと言う状態になることも無いとは言えないのです。
海外旅行で荷物が増えたら
国内の宅急便と言う手は本当に便利ですが、海外からこの手は使えません。
なので、郵便で送ることになります。
この郵便で送る時に注意した方がいいことがあります。
一般の小包ではなく別送品として送ること
スーツケースにしろ、もしくは別にダンボールなどで送るにしろ、海外からの荷物には別送品申告が必要です。
別送品として送れば、免税枠が適用になるからです。
一般の小包として発送すると、関税が発生することがあるので気をつけましょう。
また発送先には必ず自分の住所と名前を記入します。
会社で受け取りたいから住所は会社でと言うのは、個人の荷物として認められないことがありますので、これも注意しましょう。
また送る荷物には大きく、別送品と書き込みます。
スーツケースの場合は、別送品と書いた大きなシールを、剥がれないようにしっかりと貼るのがいいでしょう。
受け取るときの注意も
日本再入国前に、飛行機の中などで別送品のある無しをキャビンアテンダントが聞いてきます。
この時に、別送品申告書をもらっておきます。
記入した後は、入国審査後の税関の係員に提示すると、印を押して返してくれます。
これがあとで受け取る時に必要な書類になりますので、大切に保管しましょう。
この後はひたすら待って、税関から荷物が届いたという知らせを待ちます。
その後、荷物の受取になるということです。
受け取るまでにかなり時間がかかるので、普段は使わないようなもしくは、無くても大丈夫な品だけ送るのがおすすめです。
面倒なようですが、体力と気力を温存したい場合この方法をおすすめします。
まとめ
国内も海外も、自分の手でなく配送業者や郵便を利用して荷物を送ってしまうというのは、大変に楽なことです。
自重だけでも結構重いスーツケースは、帰宅時にはそれ自体重くて邪魔と思ってしまうこともあるでしょう。
費用と時間はいささかかかってしまいますが、便利であることは事実です。
ただ他人の手に任せることになりますので、貴重品は入れないようにしてください。
上手く配送関係を利用して、楽々な旅のフィナーレを飾りましょう。