どう選べば良い?スーツケースの良さと悪さの目安を教えて!

スーツケース

旅行の定番アイテムのスーツケースが多くの店舗で取り扱われていますが、いざ豊富な種類のスーツケースを目の前にすると、どれを選んで良いか分からなくなってしまうことがあります。

旅に必要な荷物の量に合わせてサイズを選ぶのが基本ですが、スーツケースの質の良さと悪さをよく確認して選ぶことも大切なのです。

ここでは、スーツケースの良さと悪さの目安について見ていきたいと思います。



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スーツケースのキャリーバーを確認する

スーツケースのキャリーバーの中には、種類によって長さを自由に調節できるものがあります。

スーツケースのメリットと言えば、キャスターがついていることで重い荷物を手に持たずに済む点ですが、キャリーバーがついているからこそスーツケースの良さを実感することができるのです。

スーツケースのキャリーバーの役割とは

スーツケースに付いているキャリーバーは、スーツケースの内側に内蔵されているタイプのものと外側に付いているタイプのものがあります。

スーツケースのキャリーバーは、持ちやすいように長さを調節して荷物を負担なく引いて歩くための役割を持っています。

持ち運ぶ時に疲れないように工夫することが大切なので、自分の身長に最適な長さのキャリーバーかどうかを確認することが大切です。

良いキャリーバー

キャリーバーは、通常の状態では折り畳んでスーツケースの内側及び外側に収納できるようになっています。

良いキャリーバーは何段階かに長さを調節できるようになっているか、細かく長さを微調整できるようになっています。

また、ボタンを押すと簡単に伸ばすことができるものもあるので、長さの調節に手間取らないものが良いキャリーバーだと言えます。

悪いキャリーバー

通常キャリーバーは何段階かに長さを調節できますが、長さが調節できずに最後まで伸ばしたところで固定されてしまうものもあります。

最も長く伸ばした状態が自分の身長に合っていて、スーツケースを持ち運びやすければ良いのですが、屈んだような姿勢でキャリーバーを引かなければならない場合、自分にとって悪いキャリーバーとなります。



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スーツケースのキャスターを確認する

スーツケースのキャスターは、大きさや素材によって持ち運びやすさに大きな差が生まれます。

重い荷物を軽やかに持ち運べるかどうかはキャスターの質にかかっているので、スーツケースを購入する時はキャスターを丁寧に確認することをおすすめします。

スーツケースのキャスターの役割とは

スーツケースに付いているキャスターは、重い荷物を下から支えながら移動をサポートする役割を備えています。

キャスターが付いていないスーツケースもありますが、荷物を持ち運ぶ負担をできるだけ減らしたい場合には断然キャスター付きのスーツケースがおすすめです。

キャリーバーを引きながら荷物を持ち運ぶことで荷物の重さから開放され、フットワーク軽く行動することができるでしょう。

良いキャスター

良いキャスターは荷物を持ち運ぶ際にストレスなく移動できる特徴を持っています。

移動中に大きな音が出てしまうものは、周囲の目が気になることがストレスとなってしまうので、やや弾力性があり丈夫な素材のキャスターが付いているものがおすすめです。

また、4輪タイプでどの方向にもスーツケースを移動できるものだと快適に活動することができます。

そして、ストッパー付きのものだと電車の中で動き回らずに済むので移動がスムーズになります。

これらの機能すべてを備えたものが良いキャスターだと言えます。

悪いキャスター

キャスターがスーツケースの内部に入り込んでいるデザインのものだと、移動中にスーツケースの底の一部が地面に当たって擦れてしまう可能性があります。

また、キャスターの素材が硬く移動中に大きな音を立ててしまうものは、快適に移動するのは難しいかもしれません。

そして、ストッパーが付いていないものだと、電車の中でスーツケースを手で押さえておく必要があるので手間がかかります。

このように、悪いキャスターは移動中に何かと気を使ってしまう傾向があります。

スーツケース表面の素材を確認する

スーツケースは、表面の素材によって使い勝手にやや違いが出てきます。

樹脂タイプのものやナイロンタイプのもの、アルミタイプのものなど様々な素材がありますが、自分の好みや用途に合わせて選ぶことが大切です。

丈夫な素材だと必然的に荷物全体の重量が重くなってしまうので、軽さを重視する場合には軽い素材で作られたスーツケースがおすすめです。

スーツケース表面の素材の役割とは

スーツケース表面の素材は、外部の衝撃から荷物を守る役割を持っています。

また、素材によっては水を弾くものもあるので、雨から荷物を守る役割も持っています。

空港に荷物を預ける必要がある場合には樹脂タイプのように丈夫な素材で作られたスーツケースがおすすめですが、常に自分で持ち運ぶような場合には、ナイロンタイプや布タイプのスーツケースがおすすめです。

良い表面の素材

スーツケースの表面の素材の良し悪しは、旅のスタイルに大きく左右されます。

たとえば、1泊旅行で荷物の量がさほどない場合には、ナイロンタイプか布タイプのスーツケースのほうが荷物全体が軽くなるので、良い素材のスーツケースとなります。

しかし、荷物を空港に預ける際にナイロンタイプや布タイプのスーツケースだと、外部からの衝撃に弱いので荷物の中身が守れない点では悪いスーツケースとなってしまいます。

目的に合わせて選べばどの素材も良い素材だということになるのです。

悪い表面の素材

スーツケースの表面の素材は旅の目的に合わせて選ぶことで良くも悪くもなりますが、素材そのものの質の悪さというものがあります。

たとえば、布タイプとナイロンタイプのスーツケースは、撥水加工が施されているものとそうでないものがあります。

撥水加工が施されているものは雨から荷物を守る対策がとれるので良い素材だと言えますが、何の加工も施されていないものは水に弱く中の荷物を守れない点では悪い素材だということになります。

スーツケースに付いている鍵を確認する

スーツケースには鍵が付いているものと付いていないものがありますが、樹脂タイプのスーツケースは鍵付きのものが多いのが特徴のひとつです。

空港に預ける必要があるサイズのスーツケースは鍵が付いていることが多いですが、ダイヤル式や錠前式など種類を選べるので使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

スーツケースの鍵の役割とは

スーツケースに付いている鍵は、盗難などのトラブルから荷物を守る対策をとるための役割を持っています。

鍵が付いていないと、荷物をその場に置いて用事を済ませている間、目を離した隙に置き引きに合ってしまう可能性があります。

しかし、鍵が付いていれば時間を稼ぐことができるので大切な荷物を守る対策がとれるのです。

良い鍵

鍵を持ち歩くのが苦手な方ならダイヤル式のものを選ぶなど、自分にとって使いやすい鍵が付いたスーツケースなら、旅行中に盗難予防対策をとりながら快適に使用することができます。

また、空港にスーツケースを預ける時には鍵をかけない状態のまま預けることになりますが、TSAロック付きのスーツケースならアメリカの係員がスーツケースの鍵を開けることができるので、荷物検査の際に安心なのです。

このような対策がとれる鍵は良い鍵だと言えます。

悪い鍵

鍵の開閉が難しく、コツを掴まなければ簡単に開かないものは悪い鍵と言えます。

スーツケースの中の荷物を素早く取り出す必要がある際にこのような鍵だと、旅行中に快適に過ごすことができません。

まとめ

スーツケースを通常のバッグのようにデザインに惹かれて購入すると、使用中に思わぬ使いにくさを感じることがあります。

あらかじめどのような点を確認すれば良いか知っていれば、旅を快適にサポートしてくれるスーツケースを購入することができます。

スーツケースの良し悪しは旅の目的によって違ってくるので、まずは目的を明確にした上で最適なアイテムを選びましょう。







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