カビ臭からの脱却!スーツケースの保管と場所に困った時の対処法を紹介します

スーツケース

泊まりがけの旅行や出張が多い人なら必ず持っているであろうスーツケース。

一方で、これから旅行などの予定が控えていて、初めて購入する人もいるでしょう。

両者にとって共通の課題ともいえるのが、スーツケースの保管方法。

適切に保管しないと、次にスーツケースを開いた時に残念な事態に…なんてこともありえます。

どのように保管すればいいのか、さらには視点を変えたスーツケースとの付き合い方を紹介します。



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旅行に出張に大活躍のスーツケース、普段は…

スーツケースをお持ちの方で、最後に使った時期を覚えている人はどれくらいいるのでしょうか。

また、次に使いそうなのはいつか、はっきりと想定できるでしょうか。

旅好きの方や、出張が多い方なら両方ともすぐに答えられると思いますが、海外旅行などを機にスーツケースを購入した人の中には、「そういえばしばらく使っていないし予定もないなあ」と思った人もいるはず。

特にそういった方々に注意してほしいのが、スーツケースの保管方法です。

スーツケースに限った話ではありませんが、押し入れや棚の奥深くで長い間使用していないものには、カビやサビ、汚れや変色の魔の手が迫っています。

最悪、数回しか使っていないのに、ダメージが酷くて処分してしまう、なんてことにもなりかねません。

できるだけそれらのリスクを避けるような保管ができれば、推奨される使用期間を全うすることができるでしょう。



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スーツケースの適切な保管方法とは

中身に注意

まずは利用する段階から、スーツケースの内側を汚してしまわないよう、注意しながら使いたいところです。

外側に関しては汚れてしまうのは仕方ないことですし、汚れを綺麗にするのも手間ではありませんが、内側となると大変です。

うっかり入れておいたお土産やボトルなどから液体が溢れてしまうと、ニオイや汚れの原因に。

予防も大切なポイントですよ。

ゴミや汚れを取ろう

最も汚れているであろう場所は、地面と直接触れるキャリーの部分です。

大きなゴミをブラシや掃除機であらかた取り除いたら、濡らした雑巾やクロスで付着した汚れを取り除きましょう。

キャスターの転がりが悪いと感じたときは、グリスなどを使い、滑りを良くしておくと使いやすくなります。

この時、グリスが樹脂にも使えるかどうか確認しておくことが重要です。

金属向けのものだと、スーツケースに使われている樹脂に影響が出る場合があります。

スーツケースの内側も、まずは掃除機でだいたいのゴミを吸い取ります。

この時ポケットの中も忘れずに。

特にファスナー付きポケットの場合、ゴミが入り込みにくい分、一度入ってしまうとそのままになってしまいがち。

掃除機のノズルを細かいところまで吸い出せる細身のものにして、しっかりと吸い出してください。

目立つ汚れがある場合は、ウェットティッシュなどで拭き取り、十分乾燥させます。

ニオイが気になる場合は、開口部やポケットを開いたまま陰干しをしたり、重曹を使って可能な限りニオイ取りをしましょう。

外側も濡らした雑巾やクロスで汚れを拭き取ればOKです。

基本的には汚れてしまうのは仕方のない部分なので、ある程度は割り切った方が気が楽になります。

ただ注意したいのが飛行機を利用した際に貼られるシール。

できるだけ早めに剥がさないと、綺麗にシールを剥がせなくなるかもしれません。

剥がしにくいなと思ったら、シール部分をドライヤーなどで温め、ゆっくりと剥がしましょう。

湿気を避ける

スーツケースに使われているポリカーボネートなどの樹脂は、よほどの過酷な環境ではない限り、温度による変形はほぼ心配ありません。

空調の効かない真夏や真冬のガレージでも余裕で耐用温度内です。

ただ、スーツケースの内側は他の材料が使われており、さらに日本のように高温多湿な時期がありカビの発生が考えられる場合は、直射日光の当たらない冷暗所こそが、スーツケースの保管に最適な場所だといえます。

特に空気のこもるスーツケースの内側はシリカゲルなどの除湿剤を入れて、より強固なカビ対策をしておくとよいでしょう。

さらにスーツケース用の保管袋を利用すると、汚れやホコリの侵入を防げるのでおすすめ。

長い間使っていない場合は、定期的に袋から取り出し、中の状態を確認することも必要かもしれません。

スーツケース自体の特徴を活かして楽に保管

スーツケースにも寿命があるもの。

また、使っている時に何らかの破損が生じ、交換するタイミングは訪れますよね。

その際、今までの使用状況を鑑み、いわゆるハードケースのスーツケースではなく、収納の効率の良さを重視したスーツケースを選ぶのも一つの手です。

形を変えられるスーツケースを選ぶ

スーツケースの収納に関する最大の問題と言えば、その大きさではないでしょうか。

であるなら、使わないときは折りたためるようなスーツケースを選ぶと、その問題をすっきり解消できます。

折りたたむと聞くと、薄いナイロン製のバッグが頭に浮かぶかもしれません。

それはそれで便利ですし、それが適している人もいるでしょう。

ただそれ以外にも、蛇腹式で幅だけを縮められるタイプなど、一部分だけでもサイズを小さくできるようなスーツケースもあり、収納に便利でかつそれなりの強度も欲しい、というニーズを満たすこともできます。

また、キャリーカートとカバンを別々に考え、普段はキャリーカートを保管してカバンを使い、使いたい時だけ合体させスーツケースとして使うという方法もおすすめです。

普段は収納で使う

収納力があり、頑丈なスーツケースをそのままにしておかず、収納として活用するという発想もあります。

スーツケースの収納場所をなくし、逆に部屋の収納力をアップさせる一石二鳥な方法ですよね。

もちろん、使いたい時に物が入りすぎていて使えないと本末転倒です。

動かしやすさと丈夫さを活かし、同じように収納場所に困る防災グッズを入れておくというアイディアもあります。

スーツケースの寿命が来た後も、収納としてリメイクできそうですよね。

とにかく収納場所がない!そんなときは

都心部での狭い住宅事情を考慮すれば、色々考えたけどやはり使う時だけ持ち出し、あとは別のスペースに置いておきたいと判断することもあると思います。

そんな場合は、次のような選択があります。

レンタルサービスを利用する

スーツケース自体をレンタルするという方法です。

必要な時に、必要な大きさを頼めるので、年に一回スーツケースを使うかどうか程度の頻度の人にはおすすめです。

自分のスーツケースが欲しい場合も、ぴったりのものを探すまでレンタルで試すのもいいでしょう。

レンタルスペースを利用する

わざわざレンタルスペースを借りる必要があるの?

と思われるかもしれませんが、近年はスペースの大きさが様々な選択肢があり、一畳にも満たない大きさのレンタルスペースもあります。

借りるスペースの大きさが小さければ、それだけ料金も抑えられますよね。

他にも季節ものの衣類や季節家電を預けておけば、それだけ家の中に空きスペースを確保できることになります。

本や趣味のグッズを集めるのが好きな人には、有効な選択肢となるでしょう。

まとめ

スーツケースは使用後にきちんと掃除してあげれば、それほど保管に神経質になるものではないのかもしれません。

しかし、それを怠ってしまうと、数回しか使っていないのにカビが、ニオイが、と大変な目にあうことも。

適切な保管、もしくはレンタルするなどの選択肢を取ることで、よりスーツケースとのいい付き合い方ができますよ。







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