キャリーバッグを選ぶ基準

キャリーバッグ

スーツケース (Sサイズ(3~5泊/47(拡張時56)L), ブラック/マゼンタ)

普段の旅行や出張などで何気なく使っているキャリーバッグ。

実はキャリーバッグには容量の違い以外にも個々に様々な特徴や違いがあります。

でも、どんな基準で選べばいいのかなかなかわからないですよね。

今回はキャリーバッグの選び方の基準としてバッグの種類やそれぞれの特徴、どんなシーンで活用できるのかについてまとめました。



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容量は宿泊数で決める

キャリーバッグの基本的な選び方としてはまず最初に容量が挙げられます。

このキャリーバッグの容量については機内持ち込みサイズ、70L以下の中型サイズ、70L~の大型・超大型サイズなどの区分があります。

機内持ち込みサイズは1~2泊程度の旅行などに、中型サイズは3~5泊の旅行など、大型サイズは一週間以上の長期の旅行などに適しているとされています。

しかし、当日や旅行中の行き先で急に荷物が増えてしまうことなどを考慮して少し余裕のある大きめのサイズを購入しておくことがおすすめです。

旅行などで途中に荷物が増えることが予想される場合にはマチ拡張機能付きのキャリーバッグの購入や、あらかじめ折り畳み式のバッグなどを入れておくと良いでしょう。

また、キャリーバッグ自体の大きさと自分の身長や体格を比較して持ち運びやすいものを選びましょう。



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重さで選ぶ

キャリーバッグを選ぶときには重さを見ることも重要です。

キャリーバッグは基本的には片手で引っ張って走らせるスタイルで移動するため、重いと移動するだけでも疲れてしまいます。

とくに力の弱い女性やお年寄りがキャリーバッグを使う場合には重さがとても重要です。

しかし、ただ軽いからと言って安易に布製のキャリーバッグを選んでしまうのはおすすめできません。

雨が降ると中身までダメにしてしまう可能性がありますし、海外旅行などでは安全面に問題があります。

目的によってハードケースを選ぶ場合でも軽さを重視するのであれば3kg~5kgくらいのものを選ぶといいでしょう。

2輪タイプのキャスター

キャスターにも2輪と4輪の違いがあります。

どんな場所に行くのかで選ぶキャスターを変えましょう。

2輪タイプのキャリーバッグでは、伸縮式ハンドルを伸ばして斜めにして走るスタイルで使用します。

この2輪タイプのキャスターは4輪タイプのものよりもタイヤが大きめに設計されています。

この大きめのタイヤでは、凹凸のある地面でも安定して走行できるという特徴があります。

また、タイヤは側面にしかついていないので電車の中でも安心して立てておけます。

移動手段として主に電車を活用される方や海外旅行で石畳の上を歩く予定がある方におすすめです。

4輪タイプのキャスター

4輪タイプのキャスターは2輪タイプとは違い、フラットな道を歩くのに向いています。

一般的には2輪タイプのキャスターよりも4輪タイプのキャスターの方が頑丈であるといわれています。

4輪キャスターは360度自由に回転して小回りが利くため、狭い場所でも簡単に移動ができます。

本体をまっすぐに立てての4輪状態での走行はもちろん、斜めに立てての2輪状態での走行にも対応しています。

ただし、電車の中などではキャスターが動いてしまうため、押さえたり固定しておく必要があります。

しかし、4輪タイプのキャスターでもストッパー付きキャスターというタイプのものであれば、揺れる電車の車内でもキャリーバッグが動いてしまう心配はありません。

ハードケースの特徴

海外旅行先の空港や飛行機への積み込みなどではキャリーバッグが粗雑に扱われがちです。

ハードタイプのキャリーバッグではケース自体の角が丸くなっており、放り投げられても衝撃が一か所に集中しない構造となっているため、ケース自体がへこみにくくなっています。

防水性が高く、汚れにも強いハードケースは少々雑な扱いにも耐えられる高い耐久性が特徴です。

また、ファスナータイプのキャリーバッグよりもフレームタイプのキャリーバッグの方が防犯性が高いため、海外で使用する目的がある場合にはフレームタイプを選ぶのがおすすめです。

しかし、フレームタイプには重量が重くなってしまう、寝かせた状態でないと開け閉めができないというデメリットもあるので注意が必要です。

ソフトケースの特徴

ソフトケースはハードケースとは違い、外側にポケットが付いているものが多いです。

また、堅いハードケースよりも荷物の取り出しや開け閉めが簡単にできるという特徴があります。

キャリーバッグの他にハンドバッグなどを持ち歩かなくても、ソフトケース一つで出かけることもできてしまいます。

キャリーバッグ自体がやわらかい素材でできているため重量も軽く、多少荷物を詰め込みすぎてしまってもしっかり閉めることができます。

しかし、布で作られているものがほとんどであるため水濡れに弱く、刃物を使えば簡単に破けてしまうというデメリットもあります。

海外で使用するのは避けた方が良いでしょう。

フレームタイプの特徴

フレームタイプのキャリーバッグは強度があるというのが最大の特徴です。

そのため、少しくらいの衝撃では変形することなく、とても頑丈な造りとなっています。

安全面でも頑丈な造りで衝撃に耐えられるフレームタイプは海外での使用には最適です。

しかし、大きな衝撃によって一度でも形が変わってしまうと二度と閉まらなくなってしまうため注意が必要です。

また、フレームタイプのキャリーバッグはファスナータイプのキャリーバッグに比べると総重量が重くなりがちであるというデメリットもあります。

ファスナータイプの特徴

ファスナータイプのキャリーバッグはフレームタイプのキャリーバッグに比べて軽く、値段も安いものが多いというのが特徴です。

フレームタイプに比べて構造がシンプルであるため、壊れにくく長持ちしやすいと言えるでしょう。

また、フレームタイプに比べると荷物の取り出しが簡単です。

国内での使用や長期間使い続けることを考えている方におすすめです。

しかし、ファスナーの隙間や布地の部分からは水が染み込みやすいので注意が必要です。

キャリーバッグ選びのポイント

キャリーバッグを選ぶときには容量に着目しがちです。

しかし、容量以外にも注目してほしいポイントがあります。

それは重量と目的に合ったサイズ選び、具体的には自分の身長と体格に合ったキャリーバッグを選ぶことが重要です。

例えば、女性の場合はどんなに荷物が多くても100L以上のキャリーバッグは必要ありません。

大容量のものを必要としている場合でもだいたい60L~90Lまでの中から選ぶようにすると良いでしょう。

また、女性の場合には3kg~5kg程度の重さのものの中から選びましょう。

これ以上重たいものを持ち運ぶとなると女性の力では大変になってしまう場合が多いためです。

男性の出張の場合は60L程度の余裕があるものがおすすめです。

持ち手の位置や長さなどもメーカーや商品によって変わってくるので購入の際には実際に店頭で確かめてみることをおすすめします。

まとめ

キャリーケースの選び方にも使用する目的や行き先、身長や体格などによって様々な基準がありましたね。

合わないキャリーバッグを買ってしまうとせっかくの楽しいお出かけにも嫌気がさしてしまうので、キャリーバッグ選びには時間をかけてみましょう。

まとめた基準以外にもデザインや予算なども交えて自分にぴったりのキャリーバッグを見つけましょう。







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