スーツケースに荷物を詰める時のちょっとしたコツをご紹介
旅行のウキウキ気分を抱えて、さあスーツケースに荷物を詰め込もうとあれこれ準備したら、かなりの量になっていたというのはよくある話です。
さてこの多量の荷物、上手くスーツケースに詰められるだろうか、というか全部入るんだろうかと心配になることもありますね。
上手く詰めれば同じ重さでも結構軽く感じられることもありますし、上手く区分けすれば旅行中の出し入れも楽になります。
ちょっとしたコツとアイデアを、ご紹介します。
旅行に慣れないとついついやってしまうこと
何にでも初めてということはあります。
旅行、特に海外旅行が初めての場合、やはりあれこれ心配になって必要になるかも知れない物を、全部詰め込んてしまうのはよくあることです。
あれも要るかも知れない、あれがなかったら困るかも知れない、もし何かあった時に、とか考えているととんでもない大荷物になってしまいます。
旅先が普通の観光地だったら、極端な話お金さえあれば困ることは殆どありません。
特に必要な常備薬とかはともかく、衣類などは旅先でも購入ができるのです。
旅先で購入したものは自分へのお土産にもなりますので、衣類などは本当に必要な分だけにしておくのが荷物を減らすコツです。
衣類というのは重くはないものの、かさばりますのであまり多く持って行きたくないですね。
小物も同じです。
女性などどのみち、旅先でお土産に化粧品とか購入する事が多いですから、それも計算に入れていくといいですね。
まずは直接荷物を入れないで、スーツケースの上にでも持っていく予定の荷物を積んでみてはいかがですか。
あまりの多さに、ちょっとびっくりするはずです。
極力荷物を減らしたら詰め方にも注意
重いものはスーツケースの下の方に入れるというのは、まあ常識と言っていいですね。
上に入れたらそれこそ、下の方に入れたものを潰してしまいますし、バランスが滅茶苦茶になってしまいます。
荷物の自立も危なくなりますね。
普通のスーツケースの場合、一番下の方に重いものを入れます。
これでバランスが良くなり、荷物もさほど重く感じずに済みます。
キャリーバッグの場合は、下の方もですがキャリーバーの側、自分の脇の方にもやはり少々重さのあるものを入れておきます。
床に置いて蓋を開いた時に、床側になるほうです。
こうすると立てた時に倒れる確率が少なくなります。
小物の区分けポケットにも注意を
キャリーバッグもスーツケースも、便利な小物入れの多くついたものが販売されています。
大変に便利なので、是非活用したいものですね。
ただこれも、スーツケースのどちら側についているのかを確認してください。
重さの欲しい側についていれば問題ないですが、逆側だと結構問題が起きてきます。
筆者の使用しているキャリーバッグの場合、キャリーバーと反対側の外側に大きなポケットがついています。
使い勝手がよく、ついつい本とかタブレットを入れてしまうのですが、これの重みで倒れる確率が増してしまうのです。
キャリーバッグの場合、大きなポケットのついている場所によってそういった問題が出てきますので注意してください。
普通のスーツケースでも、場所によっては持った時の感触に違いが出ますので、その辺りも充分に検討して選んでくださいね。
荷物を詰める時のちょっとした工夫
さてこの荷物というもの、詰める時にちょっと工夫すると色々と活用できます。
またちょっとした小物を使うと、旅先での整理が便利になるので利用してみてください。
衣類は圧縮パックが便利
秋冬の旅行の場合、どうしても衣類がかさばってしまいます。
フリースにしてもウールにしても、暖かく着られるものは反面、かさばるものです。
なのでこういった種類の衣類は、圧縮パックに入れてしまいます。
そうするとかなりスーツケースに空きができますので、詰めるのも楽になります。
ただこれ、空きができたからとあれもこれも詰め込むと、重量が増してしまいますので注意してくださいね。
衣類は緩衝材としてもお役立ち
壊れ物などある場合、Tシャツなどの衣類でそれを包んでしまえば、緩衝材になります。
厚手の衣類は場所取りなので圧縮パックに入れても、薄手のものはこうした使い方をするのがおすすめです。
例えばジャムとかをお土産にしようと荷物に入れた場合、緩衝材にもなりますしもし瓶が壊れても最低限の汚れで済みます。
どうしても自分の目覚まし時計を持っていきたいという場合も、この方法だと安心して荷物に入れられますね。
筆者、目覚ましだけはどうしても愛用のものを持っていきたいので、Tシャツでくるんでスーツケースに入れています。
スーツケース自体に区分けポケットがなくても
スーツケース自体にポケットがあまり無いタイプなら、自分で区分けをしてしまえば済むことです。
バッグ・イン・バッグは今や色々なタイプが売り出されています。
これを使って自分なりの区分けをするのも、しっかりと把握ができるのでおすすめです。
スーツケースの区分けのポケットの利用だと、まだそのスーツケースに慣れていない場合などどこにどれを入れたかすぐに反応できないことがあります。
でも自分で区分けしてポーチやバッグ・イン・バッグに入れておけば、しっかりと中身の把握ができますね。
荷物の区分けだけでなく利用できるありがたい小物
さて荷物の区分けに使える、日本国内ならどこでも手に入る便利グッズをご紹介します。
洗濯ネットは本当にお役立ち
100円ショップならどこでも購入できる洗濯ネット、これが旅行中に大変便利ですので利用してみてください。
まずは荷物を詰める時の区分けとしての利用です。
普通サイズのものなら下着など、ばらばらになりやすいものをまとめて入れて置けます。
ソックスやストッキングなどもまとめて入れておくと、スーツケースの内部で行方不明になることがありません。
サイズとか柄で入れるものを決めておけば、旅先でもさっと取り出せます。
またホテルのクローゼットやタンスに入れる時も、そのまま入れられます。
キメの細かいものなら中身も殆ど見えないので安心ですね。
数枚余分に入れておいて、汚れ物はそちらにまとめて入れておけば、旅先でコインランドリーを使用する時もそのまま放り込めます。
帰宅した時の洗濯も、ネットに入ったものをそのまま洗濯機に入れられますので、面倒がありません。
またお土産用の小物を入れたり、封を切ったお菓子を入れたりと活躍してくれますので、大小サイズ色々と入れておくのがおすすめです。
ジップロックのビニール袋も入れておきたい
軽く押さえれば封が出来るジップロックの袋は、それこそどこでも活躍してくれる便利グッズです。
おしぼりなど濡れたものを入れておいても漏れませんし、ある程度の密封も出来ますので使い勝手は最高です。
手荷物にも数枚入れておくと、飛行機の中で中途半端に食べたお菓子の残りなど、保管することが出来ますね。
また匂いの面でもある程度は押さえられますので、赤ちゃん連れての旅行の時など常備しておくと、色々と利用できます。
まあこのビニール袋に関しては、旅先のスーパーなどで簡単に手に入りますが、使い慣れたものをという場合は予め用意しておきたいですね。
預けるスーツケースに壊れものでしかも中身があるものを入れる場合、ジップロックにいれてからTシャツとかでくるむのがおすすめです。
まとめ
本当に不思議なのですが、同じ5キロの荷物でも、詰め方によって重く感じられたりそうでなかったりするものです。
持っていく荷物の区分けができたら、どうスーツケースに詰めるかも、旅行の快適さにつながってきます。
小物を上手く利用して荷物の出し入れをスムースに、そして上手く詰めて少しでも身軽に移動をしたいものですね。