スーツケースは旅の必需品、でも目的や年代で違うタイプにしたほうがいいことも
段々と暖かくなってくると、遠出したい気分になるものです。
思い切って連休にちょっと海外に、貯まった有給を使ってちょっと長旅に出かけようかと、気持ちが高まってきます。
さて旅行といえば、スーツケースは必需品です。
勿論バックパックひとつで旅に出るのもありですが、でもちょっと贅沢な旅行や長旅になると、そこはスーツケースでお出かけしたいものですね。
スーツケースと言えば勿論
普通にスーツケースというと、手に下げて運ぶ旅行かばんといったイメージですね。
下にキャスターが付いていると、スーツケースと言うよりキャリーバッグと言ったほうが通りがいいです。
しかし勿論、このキャリーバッグもスーツケースの一つの形です。
なのでここではどちらもありということで、目的別にどう言ったスーツケースがおすすめなのか、ちょっと見ていってみましょう。
個人の好みもありますので、参考意見として読んでくださいね。
卒業旅行などの特別のイベント時
春の旅行というと、卒業旅行が第一に上げられます。
空港内などは若い人で溢れかえり、期待に満ちた楽しげな顔に埋め尽くされます。
勿論ピカピカのスーツケースを、皆さん自分の脇に置いていますね。
でもこういうイベントと言っていいような旅行の場合、次の旅行の予定がはっきりあるわけではありません。
勿論その後の就職などで、すでに海外出張など多い職場だということが決定していれば、ここで奮発して仕事でも使えるスーツケースを、購入しておきたいものです。
その場合は、落ち着いた色合いとシンプルなデザインのものを購入することをおすすめしたいですね。
しかしそうでない場合、次の旅行などまず未定という場合には、ここはいっそレンタルのスーツケースの利用がいいかも知れません。
購入よりずっと安く済みますし、その後部屋の邪魔になることもありません。
またレンタルなら心置きなく、自分の趣味でスーツケースを選ぶことが出来ます。
イベントとも言える旅行なら、レンタルのものでちょっとはっちゃけてみてもいいかも知れません。
学生でしかも旅慣れている人
何が趣味と言って、旅行以外の趣味はない、と言う人がいます。
学生時代からひたすら、バイトで貯めたお金は休みの時の旅行に使ってしまうという人です。
なので各休みの時には家にいることはまず無い、旅行先にいるというタイプです。
もしくは大学にさえ入ったら、そういった生活がしたい、してみせるといった人ですね。
そんな人におすすめなのは、2ウエイや3ウエイに使用できるスーツケースです。
手で持って移動もできて、リュックとしても使用が可能、勿論キャリーバッグとしての使用も可能というスーツケースです。
どんな場所でもそれなりに使用が可能なので、最も便利なのですね。
何しろキャリーバッグの場合、未舗装の道路は辛いものです。
リュックや手提げタイプだと、重くなった荷物を徒歩で移動はきついものです。
どちらにも利用ができるのが強みですね。
リタイア後などに旅行を趣味にしたい
さて仕事も一区切り、後はのんびり旅行でもと言う場合、それまで仕事などで使用してきたスーツケースも、ちょっとくたびれているのは明らかです。
ここで新しいスタート気分で、新しいスーツケースを購入というのも、気持ちも改まるのでちょっと楽しいですね。
やはりここでのおすすめは、移動が便利なキャリーバッグです。
加えて軽量で頑丈であることも、条件に入れたいですね。
いくら丈夫な人でも、加齢とともに身体には問題が起きやすくなるものです。
段差を乗り越えようとしてちょっと持ち上げたら腰が、などということを回避するためにも、出来るだけ自重の軽いスーツケースを選んでください。
特にキャリーバッグの場合、キャスターの分普通のスーツケースより自重があるのです。
バッグ自体は軽量素材でも、キャスター部分がそうでないと結局重くなってしまいます。
かと言ってキャスター部分が頑丈でないと、出先で壊れてしまうなどトラブルも起きます。
多少お値段は張りますが、いい素材のスーツケースを選んでおきたいものです。
とにかくひたすらに旅行がしたい
学生時代を過ぎても、ひたすらに旅行がしたいと言う人もいます。
仕事は旅行費用を稼ぐためのものと、お金が貯まればサクッと出かけてしまうタイプです。
正直このタイプの人は少ないと言っていいのですが、実は筆者がこのタイプでした。
お金貯まったら海外へ、と言う生活を若い頃は実践していました。
この場合、何度も海をわたるのでもうスーツケースは壊れたら使い捨て気分です。
海外の空港での荷物の取扱の乱暴さは、ニュースにもなったりしましたね。
実際あんな感じですので、壊れるの前提でスーツケースは選んでいました。
軽くて持ち運びやすいというのが一番の条件で、後は完全に壊れるまで適当にガムテープなどで補修して使用していました。
これの最大の長所は、いかにも貧乏に見えるということで、盗難にも合わず税関でも何のトラブルもなかったことですね。
各スーツケースを使用するのに気をつけたいこと
使い勝手のいいキャリーバッグ、さっそうと使用ができるスーツケース、2ウエイや3ウエイの便利なバッグ、でもそれぞれに注意点もあります。
キャリーバッグは4輪のものを選びたい
これに関しては日本国内でも、安全のために後ろにキャリーを引いて歩くのには十分注意を、と呼びかけられています。
実際、前方を歩いている人のキャリーバッグにつまずいてころんだという人も、少なくないのです。
なので出来れば4輪の、身体の脇に引き寄せて移動ができるものを選びたいですね。
付け加えるなら、後ろに無防備に引いていると海外の治安の悪い地域だと、盗難という問題も出てきます。
目の届かないところに荷物を置かない、という点からも4輪のキャリーバッグをおすすめしたいところです。
2ウエイや3ウエイは便利だけど
キャリーバッグにもなり、リュックとしてもボストンバッグやトートバッグとしても使用ができるスーツケース、本当に便利なものです。
しかし何と言ってもキャスターの分重さは増しています。
結果折角の機能も使用しないと言うことも、無いではありません。
筆者リュックタイプのキャリーバッグを持っていますが、1回もリュックとして使用したことはないのです。
便利だろうと思って購入したのですが、やはり自重の問題でキャリーとしてしか使用しないままです。
またこのタイプ、殆どが2輪です。
正直中身が重くなってくるとバランスも取りづらくなるので、出来れば4輪タイプのものを購入することをおすすめしたいです。
手持ちのスーツケースの場合
手に下げて利用する、ベーシックなスーツケースは場所も取らず、キャリーバッグのように目を離してしまうこともないので、実は非常に使い勝手がいいのです。
ただ問題点としては、移動の時が不便だということですね。
昔のようにポーターが数多くいるわけでもない昨今です。
またキャリーバッグの台頭によって、空港などのキャリーも少なくなってきた気がします。
そういった意味ではいささか辛いタイプですので、キャリーを別に購入して使用するのも一つの手です。
旅先での観光にもキャリーがあると便利ですし、飛行機に乗る時には預けてしまえば面倒がありません。
キャリーバッグのセパレートタイプ、といった感じですね。
まとめ
単に旅行と言っても目的も違います。
また年代によっても、使い勝手のいいスーツケースというのは違ってくるものです。
バックパッカーのあの大きなリュックを背負った姿は、今でも多く見かけますが、やはり若い人だけという感じですね。
憧れるけどやはりちょっと無理、と言う人は自分に合ったスーツケースを選んでいってください。
見た目だけでなく体調や自分の力の強さなども、計算に入れておくといいですよ。