スーツケースを選ぶ際の5つのポイント!サイズだけが重要ではない?
旅行の際に多くの方が利用するのがスーツケースです。
しかし、スーツケースは種類も多ければ、サイズも違いがあるので、どのスーツケースを選べば良いのか分からない方が多いのが実情です。
そして、多くの方がサイズにばかり注目してしまいますが、スーツケースには大きさだけでなく選ぶべきポイントは他にも多くあるのです。
そこで、スーツケーツを選ぶ際に重要となるポイントを5つ紹介しましょう。
値段で選ぶ
スーツケースは高い商品であれば100万円を超えますが、安い商品であれば1万円以下の商品まであります。
そこで、どの程度の値段を選べば良いのか説明します。
1万円以下の商品
スーツケースは、荷物を入れられたら良いと考えてしまう場合は、1万円以下のスーツケースを選びたくなるでしょう。
しかし、1万円以下の商品は、耐久性が悪く壊れやすい商品が多いのです。
そのため重い荷物を入れたスーツケースを何度も使用した場合はキャスターに傷が付いてしまう場合があります。
そのようなキャスターになってしまうとスーツケースを運びづらくなるので、スーツケースを長く使いたい方は、1万円以下の商品は購入しないほうが良いでしょう。
1万円以上の商品
1万円以上のスーツケースになれば、多くの商品は耐久性があるので壊れづらくなっています。
そのためスーツケースを長く使用したい方には、1万円以上のスーツケースがおすすめです。
さらに耐久性の他にも、カギをかけられるタイプの商品もあれば、ポケットが多い商品もあります。
機能面にこだわりたい場合でも、スーツケースは1万円以上の商品を選ぶようにしたほうが良いです。
高額となる商品
スーツケースが1万円以上の商品が良いとしても、何円までの商品なら良いのか気になる方は多いでしょう。
実は、2〜3万円の商品であれば、高額な値段のスーツケースとほぼ同じ機能を持っていると言われています。
ただしデザイン面では高額な商品だと優れている場合があるので、デザインにこだわりたい方は、高額になるスーツケースを購入してみるのも悪くないでしょう。
カラーで選ぶ
スーツケースを利用する目的で、気を付けなければいけないのがカラーです。
ビジネスで多く利用されているのは、ブラックやシルバーなどです。
もしも、会社の上司や同僚と一緒に出張する時にピンクやブルーのような派手な色をしたスーツケースを利用していたら、旅行気分なのかと思われる可能性があります。
そのためプライベートの場合であれば、どのカラーを使用しても問題はありませんが、ビジネスで利用する際はブラックもしくはシルバーを選んだほうが良いでしょう。
サイズで選ぶ
スーツケースには、様々なサイズがあって、何L入れられるか表示されています。
どの程度のサイズを選べば良いか分からない方のために、小さいサイズと大きいサイズを買った場合のメリットやデメリットを紹介します。
小さいサイズを選んだ場合
小さいスーツケースは、入れられる荷物の量が決まってしまいますが、運びやすいというメリットがあります。
この入れられる量が限られている所はデメリットになる場合もあれば、ならない場合もあります。
それは、あなたが宿泊する日数と合う商品を選べば問題ないのです。
1人分の荷物で考えると1〜2泊の場合は、40Lのスーツケースなら荷物を入れるのに困る事は少ないでしょう。
3〜4泊では45〜60Lであれば、多くの方は大丈夫です。
このように、あなたが、よく宿泊する日数を目安に購入すれば良いのです。
大きいサイズを選んだ場合
大きいスーツケースは、多くの荷物を入れられるので、大型連休の時に5日間宿泊する事も可能です。
近くのアジアの国へ旅行する方は2〜3泊で済ませたい方はいます。
しかし、ヨーロッパのような遠くの場合は、航空機の運賃が高いので5日間ぐらいは宿泊したくなるでしょう。
そのような方には、大きいスーツケースはメリットがありますが、重くて運びづらいというデメリットがあるので注意して下さい。
2種類のタイプ
スーツケースには、ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。
この2種類にも、それぞれメリットやデメリットがあるので、詳しく説明しましょう。
ソフトタイプ
ソフトタイプは、布で出来ているスーツケースなので、軽くて運びやすい上に値段が安いというメリットがあります。
ただし、二輪になっている商品があるので、運びにくい物もあるので注意して下さい。
ソフトタイプは多くの荷物を入れても、布はある程度までなら伸びる事が出来るので、多くの荷物を入れる事が可能です。
布で出来ているので倒れても壁にぶつかっても傷が付きにくいので、安心して使用する事が出来ます。
ただしデメリットとして耐久性がないので、ボロボロになってしまう事があります。
そして布が出来ているので、雨もしくは冬が降っている日は、スーツケースに入れている荷物が濡れてしまう事もあるのです。
ハードタイプ
ハードタイプは、プラスチック製・ABS・ポリカーボネートなどで作られているので、ソフトタイプより値段が高めです。
値段が高い代わりに、硬く出来ているので、壊れづらいというメリットがあります。
そして、布とは違うので、雨や雪の日でも荷物が濡れにくいので安心して使用する事が出来ます。
ただし堅いので、倒したり、壁にぶつかったりしたら傷が付いてしまうので取り扱いに気を付けなければいけません。
その他にも、布とは違って伸びる素材ではないので、決まった量の荷物しか入れられないのです。
ハードタイプは、頑丈に作られているので重くなっており、運びにくいイメージがあります。
しかし、四輪になっているので、それほど運びにくい事はないので心配する必要はないでしょう。
カギをかけられる物を選ぶ
スーツケースにはカギをかけられる商品がありますが、スーツケースにカギをかける必要性に気づいていない方が多くいます。
そこで、なぜスーツケースにカギをかける必要があるのか紹介します。
盗難を防ぐ
スーツケースに、貴重品を入れる方もいるので、盗難しようとする窃盗犯がいると言われています。
空港でしか預けないので大丈夫と思う方は気を付けなくてはいけません。
なぜなら、2013年イタリアで空港職員が、窃盗の罪で86人も逮捕される事がありました。
このニュースは全世界に衝撃を与える事になり、スーツケースにカギをかける事の重要性を知った方は多くいた事でしょう。
イタリアは世界遺産が多い事で知られており、多くの日本人が観光目的で訪れる国なので、カギをかけられるスーツケースを選ぶ事は重要です。
犯罪に巻き込まれる事を防ぐ
カギをかけられないスーツケースで、盗難よりも恐ろしいのが犯罪に巻き込まれる事です。
実は、国外でよくあるケースとして、知らないうちに麻薬を運ばされて実刑判決を受けた日本が多いのです。
日本国内では、仮に麻薬を使用しても、厳罰になる事は少ないのですが、外国では麻薬を所持しているだけで死刑になる国もあるのです。
そのため、知らないうちにカギをかけられないスーツケースに麻薬を入れられて、捕まった場合は死刑になる危険性があります。
外国へ旅行する事が多い方は、カギをかけられるスーツケースをおすすめします。
まとめ
スーツケースは、大きさだけでなく、値段・耐久性・防犯など様々な事を考えなければいけません。
スーツケースには重い荷物を入れる事になるので、安すぎるスーツケースを購入してしまえば、1回目の旅行で壊れてしまう事もあるのです。
さらに日本国内であれば、トラブルも少ないのですが、外国では数多くのトラブルが発生する事があります。
そのためスーツケースを購入する時は防犯の事まで考えなくてはいけないので、購入してから後悔しないように気を付けましょう。