ビジネスバッグには冬用のものと夏用のものはある?それとも特にない?
スーツや肌着、そして靴下などは、夏用のものと冬用のものがあります。
ネクタイにだって、夏用のものと冬用のものがありますし、シャツにだって冬用のものと夏用のものがあります。
そんな風に、夏用と冬用でいろいろ違うのですから、ビジネスバッグにだって夏用のものと冬用のものがあるのではないかと思うものです。
では実際、ビジネスバッグには夏用のものと冬用のものはないのでしょうか?
ビジネスバッグには夏用も冬用も特にない
まず結論から見ていくと、ビジネスバッグにおいては、夏用のものもなければ、冬用のものも特にないということになります。
なので、夏でも冬でも同じバッグを使用していても別段問題はないということになります。
いちいちいくつかのビジネスバッグを用意するのが嫌だということであれば、ずっと同じビジネスバッグを過ごしていけばよいです。
ただ、明確に夏用と冬用ということはなくとも、使い分けるようにした方がよりおすすめになります。
着ているものとの相性がある
たとえば、ずっと同じビジネスバッグを使用していると、着ているものと相性が悪くなることがあります。
夏服は、シャツとスラックスだけになることも多いです。
対して冬場には、スーツの上にさらに重厚なコートを着ることになります。
そんな風に着ているものが季節によって全然変わってしまうのが、日本のビジネスマンになります。
だから、着ているものと相性が悪くなっても仕方ありません。
着ているものと相性が悪くなるということは、当然見た目の印象が悪くなるということになります。
そうして見た目の印象を悪くしてしまうというのは、ビジネス的な視点から見てよくありません。
なので、通年で同じビジネスバッグを使用するのではなく、できれば夏と冬で分けてビジネスバッグを使用するのがおすすめになります。
そもそもいくつかもっておくべき
そもそも、ビジネスバッグはいくつか持っておくべきです。
通年で同じビジネスバッグを使用していきたいと考えている方は、あまりビジネスバッグをもっていないということが多いです。
しかし、いくつかのビジネスバッグを持っていないと、もし今使用しているビジネスバッグが雨などでぬれてしまい使えなくなってしまったら、すごく困るようになります。
そうならないようにするためにも、いくつかはないとだめです。
そして、そんな風にいくつかのビジネスバッグがあるのであれば、夏と冬でメインのビジネスバッグを変えることは可能になります。
だから、いくつかは用意しておくのがおすすめです。
夏用にはナイロンのビジネスバッグが吉
夏用と冬用でビジネスバッグを使い分けるといった時に困るのが、夏用と冬用で明確な違いがないことです。
スーツの場合は、生地感が全然違うので、夏用と冬用はすぐに見分けがつきますが、ビジネスバッグの場合はそれも難しいです。
でも、夏用におすすめのものはあるものです。
それが、ナイロン素材のビジネスバッグになります。
ナイロン素材のビジネスバッグは、見た目が明らかに涼しげになります。
少なくともレザー素材のビジネスバッグに比べると、はるかに涼しげな見た目になります。
ナイロン素材のビジネスバッグであれば、クールビズの服装に合わせていってもまったく違和感はありません。
だから、夏用にするのであれば、ナイロン素材のビジネスバッグがおすすめです。
ナイロン素材は夏の天候とも相性よし
ナイロン素材のビジネスバッグは、夏の天候とも相性が良いという特徴があります。
夏の天候というのは、暑くて大変だという気温的な天候ではありません。
そうではなく、ここで言っているのは雨の話です。
夏の天候では、雨の日もすごく多いです。
また、天候的に雨でなくとも日本の夏ではいきなり雨が降ることがあります。
ナイロン素材のビジネスバッグであれば、そんな風にいきなり雨が降ったときでも、問題なく対応していけるようになります。
だから、夏場にはナイロン素材のビジネスバッグが適しているということもあるのです。
冬用にはレザー素材がおすすめ
夏用にはナイロン素材のビジネスバッグが吉ということは当然ながら冬場には、レザー素材が吉だということになります。
ビジネスバッグにはほかにもコットン素材のものなどもありますが、冬用で使用するのであれば断然レザー素材がおすすめになります。
なぜならレザー素材には、すごく重厚感があるからです。
すごく重厚感があるということは、その分だけ冬用の重たい雰囲気ともあうということになります。
だから、冬用で使用するのであれば、レザー素材のビジネスバッグがおすすめです。
冬の服装は重たい雰囲気になりがち
冬の服装はどうしても重たい雰囲気になりがちになります。
なぜなら、冬用の服装では、コートを着ていることも多いからです。
そしてそのコートは、えてして黒色になります。
またビジネスで着るコートというのは、膝くらいまであることが多いです。
膝くらいまであるコートを着るとなると、やはりすごく黒が埋める面積が多くなります。
そうなれば当然全体の雰囲気は重たくなるのです。
そんな全体の雰囲気に合わせていくためには、バッグにも重厚感が必要になるのです。
レザー素材のビジネスバッグであれば、そんな冬の重たい雰囲気にも負けません。
色で分けるのも効果的
基本的には夏用のビジネスバッグと冬用のビジネスバッグは、素材で分けるのがおすすめになります。
でも、夏用と冬用のビジネスバッグは、色で分けるというのも効果的になります。
たとえば、夏用にはネイビーのビジネスバッグ。
そして冬用には黒のビジネスバッグという風に、色で分けていくのです。
色による印象の効果は大きい
色が与える印象の効果というのは、実はすごく大きいです。
だから、黒であれば重たく見えますし、明るい色であればその分雰囲気が軽く見えていくのです。
なので本来であれば、夏用には薄い茶色のビジネスバッグが一番しっくりきます。
しかし、ビジネスバッグにそんな薄い茶色のものを使用していくというのは、やはりいささかマナーにかけるところがあります。
そうならないようにするために、夏用のビジネスバッグと冬用のビジネスバッグを色で分ける際にも、夏用を極端に明るくすることは避けないとならないのです。
夏用にはネイビーがおすすめ
ネイビーのビジネスバッグであれば、爽やかさもあります。
その爽やかさがあれば、夏用らしい雰囲気を出していけます。
だから、色で夏用と冬用を分ける際に夏用のビジネスバッグの色は、ネイビーがおすすめになります。
ネイビーのビジネスバッグを利用して爽やかさと軽やかさを演出していってください。
冬用は黒か濃い茶色
冬用に使用するのであれば、黒か、濃い茶色のビジネスバッグが正解になります。
黒のビジネスバッグや濃い茶色のビジネスバッグであれば、すごく重厚感があります。
黒は当然ながら、濃い茶色も意外とそういう雰囲気があるのです。
黒一色で気分が落ちがちな冬には、あえてちょっと黒以外の色を入れていくこともおすすめできます。
勿論黒でも問題はありませんが。
まとめ
ビジネスバッグにおいては、夏用と冬用という明確な境はありません。
しかし、夏用のビジネスバッグとしてビジネスバッグを用意して、冬用のビジネスバッグとしてビジネスバッグを一つ用意するということはできるので、そうしていくのがおすすめになります。
夏用には夏の装いに合うような軽やかなビジネスバッグを、そして冬用には冬の装いに合うような重厚なものを選んでいってください。