ビジネスバッグに一生もののバッグはある?高価なものを買ってもいい?

ビジネスバッグ

どうせビジネスバッグを買うならば、割と早い段階から、なるべくいいものを買いたいと思う方も多いのではないでしょうか?

ある程度高価なものを買えば、一生ものになるのではないかと思うものですし、もしそうなればコロコロ買い替えるよりもお得になることもあります。

でも、実際ビジネスバッグで一生もののバッグなんてあるのでしょうか?



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一生もののビジネスバッグなんてない

まず結論から見ていきます。

ことビジネスバッグに関しては、一生もののビジネスバッグなんてないと言っていいです。

これがたとえば趣味で持つバッグであれば、一生ものだといえるものもあるかもしれません。

たとえばエルメスのバーキンなど、普遍の価値で定番のデザインのものは、ある意味では一生ものになります。

でも、ビジネスバッグの場合には一生もののバッグなんてそうそうありません。

それには当然理由がいくつかあります。

早速、その理由をみていきましょう。



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スーツのスタイルが変わるから

まず一つ目の理由は、スーツのスタイルの問題です。

基本的にはビジネスバッグは、スーツに合わせて持つものになります。

そしてスーツに合わせてもつということは、スーツとの相性が最重要だということ。

なので、スーツに合わないビジネスバッグはNGになるんです。

そしてそれこそ、問題なのです。

というのも、スーツのシルエットが20代から60代までで変わらないという方はまずいません。

たとえば今街中のスーツを見渡してみるとわかりますが、30代くらいの人は、今でこそゆるめのスーツながら、20代のころはタイトなスーツを着ていたという方が多いのではないでしょうか?

そのくらいの年代の人がちょっと前に買うスーツでは、細身が流行していましたから。

このように、スーツの流行というのは微妙に変わっていくものです。

そして現代人は多少なりともそれに乗らないとならない。

というか、経年劣化で買い替える際に、無意識のうちにも乗ってしまうものなのです。

ゆるいスーツに合うバッグもあればタイトなものに合うものもある

ビジネスバッグだって、ゆるいスーツにこそ合うというものもありますし、逆にタイトなものでないとどことなく合わないというものもあるんです。

ということは、一つのビジネスバッグを買って、それをずっと使い続けるというのは難しいということになりますよね。

もちろん、合う合わないを気にしないで持っていても良いです。

でも、社会人にとって身だしなみはすごく重要。

ましてやビジネスバッグは人に見られることも多いものになります。

それとスーツが合っていないのは、ややハンデになるんです。

そんなハンデ、背負わなくてもいいならば背負わないことをおすすめします。

スーツの色も変わっていく

そもそもスーツは、シルエット以前に色味も変わっていくことが多いですよね。

最初のうちは黒ストライプや暗いグレー、暗いネイビーかもしれませんが、次第に明るいグレーや茶色、そして青など様々な色味に手を出したりするものです。

そうなると、そのビジネスバッグ一つでは対応しきれません。

どうしても色味が合わないものも出てくるんです。

スーツのスタイルが変わる前に、そうして色味の問題で合わなくなってしまうこともあります。

劣化していくから

ビジネスバッグは、毎日使うものになります。

つまり、ハードに使うバッグになるんです。

そうしたハードに使うバッグは、当然だんだんと劣化していきます。

その劣化が問題なのです。

清潔感が損なわれる

社会人にとっては、清潔感というのは何よりも大切だと言っていいものになります。

でも劣化したビジネスバッグを持っていたら、その清潔感は損なわれますよね。

これが、私服のバッグであれば話は別になります。

私服のバッグの場合、特にそれがレザーが素材であるならば、多少しわが出来たり色褪せたり傷ができたりしても、それは長年の歴史で刻まれたアジだと思われることが多いです。

でも、それはあくまでも私服の話。

私服であれば、他の持ち物や全体の雰囲気などで調節して、それを味に見せることが出来ますが、スーツの場合にはどうすることもできません。

特にスーツの場合は、全体の清潔感が高いことが多いですから、いきなりそうした味のあるものが出てくると、すごく浮いてしまうのです。

そうしてすごく浮いてしまうということは、当然その分だけ清潔感のなさが際立つことになります。

だから、次第にそのビジネスバッグはつかえなくなっていくんです。

どれだけお手入れをしてもそうなる

確かに、なるべく丁寧に使って、なるべくお手入れをして使用していけば、少しその劣化を遅らせることはできることもあります。

でも形あるものにはいつか必ず限界が来る。

なので、いつまでもそれを使い続けるのは難しいです。

また、毎日使うようなビジネスバッグなのに、日々お手入れをするというのはどうしても難しい。

最初のうちはあまり残業などもないかもしれませんが、次第にそれはあるのが普通になります。

そして、全然お手入れをすることが出来なくなったりもするんです。

結果、すぐに劣化してしまう。

なので、やはりそこまで高価なビジネスバッグを買うことはおすすめしません。

何よりもデザインに飽きてしまう

一番問題なのはこれです。

まず間違いなく、飽きてしまうという点。

一生もののビジネスバッグだと思って、シンプルなデザインでシンプルな色味のビジネスバッグを買ったとします。

そしてそれを日々使用している。

それで飽きないということがあるでしょうか?

よほど持ち物に興味がなければ、飽きることはないかもしれませんが、多少服が好きだったり、あるいは映画やドラマなどが好きだったりしたら、飽きてしまう可能性は高いです。

たとえば服が好きだと、バッグのデザインの流行にも敏感になりますから、ちょっと今風なのがほしいなと思うようになることも多い。

また、映画やドラマが好きだという場合、スーツを着ている人を目にすることも多くなります。

それも、かっこいい俳優さん等が、センスの良いスタイリストさんに見繕ってもらったものを着ていたり、持っていたりするわけです。

それが、かっこよくないことはそうそうありません。

そしてそれをかっこいいと思ったら、似たようなビジネスバッグがほしくなったりするものなのです。

結果、今のビジネスバッグに不満を感じてしまう。

そんなこと、たくさんあるんです。

買い替える前提で買うほうが楽しめる

そうして不満を感じながらも高い買い物だったからと、それを我慢して使い続けるよりも、最初からある程度安いものを買って、こういうデザインのものがほしいと思ったらそれを買って、また次にほしいものが出てきたらそれを買って、という風に、買い替える前提で進めていった方がより満足度は高くなります。

今の時代、いらなくなったら売ることもかんたんにできる時代ですから、そこにかけてきたお金もそこまでムダになることはありません。

当然ものも無駄にならない。

だから、今の時代に合っているのは、こういうビジネスバッグの買い方なのです。

まとめ

もちろん、絶対にこのデザインで飽きないし、スタイルも変わらないしスーツの色味も変わらない、絶対に日々お手入れもするという自信があるのであれば、あえてすごく高価な一生ものになりえるビジネスバッグを買うのもなしではありません。

でもそれはあまりに現実的ではない。

一生もののバッグがほしいならば、せめてあまり頻繁には使わないであろう私服用のバッグにするのがおすすめです。







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