ビジネスバッグを使うにあたって知っておくべきマナーについて

ビジネスバッグ

ビジネスバッグを使う時、気を付けなければならないマナーがいくつかあります。

学生時代のように適当に扱っていると、マナーが悪い、下品、気遣いができない、仕事ができなさそう、常識が無いなどという評価を貰ってしまいかねません。

ちょっとした気遣いや配慮が良い評価に繋がります。

人を不愉快にさせないのも仕事のうちです。



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ビジネスバッグのマナーは見えにくい

新社会人になるにあたって、スーツの着方、ネクタイの結び方、名刺の渡し方、敬語の使い方などは学ぶ機会がとても多いです。

しかし、ビジネスバッグのマナーについてはあまり学ぶ機会がりません。

毎日使うものだからこそ、見落とされてしまいがちです。

しかし、毎日使い、そしてある程度の大きさがあるものだからこそ、良くない行いをすると注目を集めてしまいやすいです。

ビジネスバッグは初めてでも、カバン自体は子どもの頃から使っているものです。

わざわざ改めて学ぼうと思いにくいですが、社会人として良いスタートを切るためにビジネスバッグの扱いについて確認するのをおすすめします。



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カバンは清潔に

まず心がけたいのがカバンを清潔に保つことです。

汚れてしまったのならば材質に応じた清掃をしましょう。

ボロボロのビジネスバッグは確実に引かれます。

毎日磨き上げる必要はありませんが、汚れたりほつれたりする服を着ていると恥ずかしくなるように、不潔なビジネスバッグは恥ずかしいという認識を持ちましょう。

自立できるビジネスバッグを選ぶ

ビジネスバッグは基本的に床に置くことを前提として作られています。

その証拠に、ビジネスバッグの底には靴と同じように鋲が打ってあります。

ビジネスバッグは自立できるのを選ぶのもマナーのうちです。

自立できないビジネスバッグではスマートな所作ができません。

硬い素材で、マチの広いものが自立しやすいです。

ビジネスバッグを買う時には必ず自立するかどうかを確かめるようにしましょう。

今持っているビジネスバッグが自立しにくいようならば中に硬くて厚みのあるファイルを入れるのがおすすめです。

そして、椅子や机の脚に立てかけるようにしておくとさらに良いでしょう。

ビジネスバッグをテーブルの上に置かない

良くやってしまいがちな失敗はビジネスバッグをテーブルの上に置いてしまうことです。

定位置としてビジネスバッグを机の上に置く人は少ないですが、資料を取り出すときにビジネスバッグを机に乗せてしまう人は多いです。

ビジネスバッグは床に置くことも多いので、食事をしたり、重要な書類を置いたりするかもしれない机の上に置くのはマナー違反です。

気を付けるようにしましょう。

ビジネスバッグは足元に置く

ビジネスバッグは机の上に置かないだけでなく、たとえ隣の椅子が空いていたとしても、椅子に置くのもいけません。

基本的に足元に置くようにしましょう。

自分のビジネスバッグは床に置かないことにしているので、汚くないと思っていたとしても、他人にはそのようなことは分かりません。

しかし、もしもサイドテーブルが用意されている場合はそのサイドテーブルにビジネスバッグを置いても構いません。

どうしても床に置きたくない時には

ビジネスバッグをどうしても床に置きたくないという人もいます。

特に女性には多いです。

そのような時のアイテムとして、ビジネスバッグの中にフックを忍ばせておくのがおすすめです。

Sの字フックでもいいですし、専用のフックもあります。

机や椅子などに引っ掛けておけばビジネスバッグを机や椅子や膝に置いたりせずに済みます。

しかし、ビジネスバッグをフックに引っ掛けておくのは正式なマナーではありません。

入社試験など大切な交渉の時には床に置くようにしましょう。

資料を取り出すときには膝に乗せる

ビジネスバッグの中から何らかの資料を取り出すときにはビジネスバッグを一旦膝の上に置きます。

それから中身を取り出しましょう。

うっかり机に置きやすいので膝の上を習慣づけるようにしましょう。

よくとりだすものはサイドポケットへ

ペンやメモ帳、鍵、ハンコなどよく使う小さ目の小物はビジネスバッグのサイドポケットに入れておくのがおすすめです。

小さなものを探してビジネスバッグをごそごそと探す姿はスマートではありません。

ただし、財布や携帯電話などは外側のサイドポケットに入れるのはおすすめできません。

盗難のリスクが上がってしまいます。

中身は整理整頓をしておく

ビジネスバッグの中身は整理整頓を心がけるようにしましょう。

相手に何かを渡したいのになかなか見つからなくてごそごそとビジネスバッグを掻きまわしているのはスマートではありませんし、だらしなさそう、仕事ができ無さそうといったイメージを与えてしまいます。

必要ないものは入れず、必要なものはすぐに取り出せるようにしておきましょう。

ファイルやポーチなどを活用するとビジネスバッグの中がすっきりとしやすいです。

ごそごそとビジネスバッグの中を探し回っている時に散らかったビジネスバッグの中身が相手に見えてしまったらさらに最悪です。

機密の漏洩にもつながってしまいかねません。

キーホルダーにも気遣いを

ビジネスバッグにキーホルダーやチャームを付ける時には仕事に使うカバンであることを忘れないようにしましょう。

女性ならば可愛いチャームをつけたくなるかもしれませんが、あまりごてごてしたものは仕事に相応しくありません。

色が薄くてフワフワしたものは汚れがつきやすいので注意をしましょう。

薄汚れたチャームはビジネスバッグや本人自身も薄汚く見せてしまいます。

また、キャラクターものはどんなものであれ、敬遠されがちです。

好きなキャラクターがいて、仕事の励みにしたいのならば、せめてビジネスバッグの外側から見えないところに入れておきましょう。

ビジネスバッグを動かすたびに音が出てしまうものもおすすめではありません。

鈴はもちろんのこと金属製やプラスチック製のキーホルダーがぶつかり合って音がするのもよくありません。

また、キーホルダーをつけすぎるのも見た目が子どもっぽくなってしまいます。

プライベートとビジネスを分けるようにしましょう。

ビジネスバッグを肩掛けして訪問をしない

ビジネスバッグの中には手持ち、ショルダー、リュックに変身するものもあります。

とても便利ですが、取引先に行くときにはショルダーやリュックの状態ではよくありません。

ビジネスバッグを肩掛けしていると、ジャケットやコートなどが着崩れてしまいがちです。

だらしなさそうというイメージを与えてしまいかねません。

肩掛けは重さが分散されて持ち運びしやすいですが、取引先などに訪問する場合は手持ちにしておくようにしましょう。

受付をする前にコートを脱ぐのと同じことです。

詰め込み過ぎない

仕事の状態によっては荷物が多くなることもあるかもしれませんが、ビジネスバッグの詰め込み過ぎるとビジネスバッグが型崩れして傷みやすくなってしまいます。

また、ギュウギュウに荷物を詰めたビジネスバッグは見た目がよくありません。

セカンドバッグに入れるようにしましょう。

まとめ

カバンというものは誰でも子どもの頃から使っています。

だから、ビジネスバッグになったからといってわざわざマナーを学ぼうとする人は少ないです。

しかし、ビジネスバッグにもマナーがあります。

特に注意が必要なのは置くときは足元ということです。

机や椅子に置くのはマナー違反です。

常に整理整頓をし、清潔さを保つのも大切です。







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