ビジネスバッグを整理するには?うまく収納するための4つのポイント
ビジネスバッグは、仕事をする上では欠かせないアイテムのひとつです。
これをうまく活用することで、よりスムーズに仕事を進めることができます。
ただし、ビジネスバッグを使うときは、整理の方法に注意しなければなりません。
せっかく便利なビジネスバッグも、中身がゴチャゴチャでは、とても使いづらいものになってしまうのです。
ここでは、ビジネスバッグを整理するためのポイントを紹介していきます。
荷物の必要性を再検討する
ビジネスバッグをきれいに整理するためには、詰め方を考える前に、まず済ませておくべきことがあります。
それは、普段入れている荷物の必要性を、改めて考えてみることです。
ビジネスバッグの中が散らかっている場合、その原因が荷物の多さであることは、珍しくありません。
入れるものが多すぎることで、整理したくても整理できない状態になっているのです。
少ない荷物を整理するときは、スペースもたっぷりあるので、あまり深く考えなくても、サクサクと済ませることができます。
しかし、大量の荷物をうまく収納するのは、容易なことではありません。
スペースもほとんどない状態では、どうすれば整理できるのかわからず、いざ片づけようとしても、まったく進まないことが多いのです。
そのような事態を避けるためには、まず荷物を絞り込む必要があります。
大量の荷物を入れている人は、そのすべてを使っているわけではない場合がほとんどです。
そのように無駄が多い状態では、仕事にも支障が出てくる可能性があります。
きちんと整理するためには、荷物の必要性を再検討し、本当に必要なものだけを抜き出すようにしましょう。
無駄を削ぎ落せば、きれいに整理するのは簡単です。
できるだけデータに
荷物の必要性を見直すときは、ぜひ紙とデータに注目してください。
現代の社会では、USBやクラウドなど、データを保管しておくための便利なものがあります。
昔は紙を使うしかなかったものですが、今ならデータ化して持ち歩くことができるのです。
そのため、紙でなくても事足りるものなら、できる限りデータにしてしまいましょう。
データが利用できる現代でも、ビジネスバッグに大量の書類を詰め込んでいる人はいますが、その多くは無駄な紙であることも多いのです。
ビジネスバッグを整理するなら、中の書類を改めて見直し、「本当に紙で持っておくべきか」という点を考えてみてください。
そして、紙である必要性が薄いものなら、思いきってデータにしてください。
紙の束が少なくなれば、ビジネスバッグの中がすっきりして、整理しやすくなります。
また、紙の束はかなり重いので、なるべくデータの方を増やしておくことで、持ち運びも楽になるのです。
このように、使えるものを上手に利用するのも、ビジネスバッグを整理するコツのひとつになります。
しっかり整理するなら、便利なものは積極的に使って行きましょう。
中で分けてまとめる
ビジネスバッグを整理するためには、荷物をただ放り込んだりしてはいけません。
いくら必要なものを絞ったとしても、それを適当に詰め込んでおいたのでは、不便なビジネスバッグになってしまいます。
その場合、適当に入れてしまったことで、何がどこにあるのかわからず、必要なものをスムーズに取り出すことができなくなるのです。
使いたいものがあっても、すぐに見つけることができないと、焦りばかりが大きくなり、どんどん時間が過ぎていきます。
そのとき、一人で焦っているなら、まだ救いがある方です。
目の前の人を待たせたまま、いつまでも中身を探っているような状況は、絶対に避けなければなりません。
そのためには、パッと見ただけで、何がどこにあるか判別できる入れ方をすべきです。
わかりやすく入れておけば、ビジネスバッグを開けたとき、すぐに必要なものを見つけ出すことができます。
そこでおすすめなのが、「分けてまとめる」という方法です。
ゴムやクリアケースを利用する
ビジネスバッグの中に雑然と荷物が詰め込まれた状態は、とても不便なものです。
目当てのものを見つけるためには、中をかき混ぜるようにして探さなければなりません。
しかし、ゴムやクリアケースなどをうまく使い、小さなまとまりができるように分けておくと、そんな探し方をする必要はありません。
小さなまとまりをつくっておくことは、スムーズに出し入れをするための重要なポイントになります。
例えば、本屋の中で目当ての小説を探すときは、最初に、その本が出ている出版社のコーナーを探すのが一般的な方法です。
その小説が新刊であれば、平積みにされた新刊のコーナーもチェックします。
本屋によっては、作家ごとに分けていることもあるので、その場合は作家の名前を目印に探すものです。
このような探し方は、ビジネスバッグの中身にも当てはまります。
ペンが必要なら筆記用具のまとまりを、書類が必要なら紙のまとまりを探すことで、短時間で目当てのものに辿り着くことがでるのです。
それなら、荷物の山の中から漠然と探すより、とても効率的です。
バッグインバッグもおすすめ
バッグインバッグにはポケットがたくさんあり、ビジネスバッグの中身を分けてまとめるには、とても役立ちます。
これを使えば、ビジネスバッグのポケットが少なかったとしても、困ることはありません。
バッグインバッグを使い、目的別に荷物を分けておけば、そのシーンに応じて、素早く必要なものを取り出すことができるのです。
きちんと整理する目的があるなら、ビジネスバッグを選ぶときに、こうした便利なアイテムも一緒に購入しておきましょう。
外のポケットをうまく使う
ビジネスバッグの中から荷物を取り出すときは、必ずしも落ち着いた状況ばかりとは限りません。
例えば、歩いている途中でスマートフォンが必要になったり、改札で切符が必要になったりしたときは、立ったまま動きながら荷物を取り出すことも多くなります。
そんなとき、いちいちビジネスバッグを開いて中のポケットを探るというのは、なかなか難しいものです。
下手をすると、焦って探しているうちに、中身を路上にぶちまけてしまうかもしれません。
そのような失敗を回避するためには、中をきれいに整理しておくだけでは不十分です。
「動きながらでも素早く取り出す」という点を考慮するなら、ビジネスバッグの外側にも目を向けましょう。
外のポケットもうまく使って整理すれば、どんなときでも困ることはありません。
移動中に使うものを入れる
外のポケットに入れるものは、移動中に使う可能性が高いものにすべきです。
スマートフォンや切符、ICカードや財布など、動きながら取り出すことが多そうなものをピックアップし、それを優先して入れるようにしましょう。
すると、ビジネスバッグを開けなくても、片手でスッと取り出すことができます。
出し入れがスマートにできれば、立ち止まったりすることも少なくなるため、移動もよりスムーズになるのです。
前日に準備しておく
ビジネスバッグに荷物を整理して詰めるには、それなりの時間がかかります。
そのため、朝の忙しい時間に行うのは、あまりよくない方法です。
整理に時間をとられ、会社に遅刻する事態になっては、目も当てられません。
できれば、前日の夜に準備しておくのがおすすめです。
まず、その日に入れていたものを全部出して、翌日も必要になるものだけを抜き出してください。
それを中に戻しておけば、準備は完了です。
あとは、翌日の朝、その日に必要なものをプラスするだけで、すぐに出かけることができます。
ビジネスバッグをきちんと整理するなら、荷物を絞ったり、入れ方を工夫したりするだけでなく、「短時間でどう整理するか」という点も重要になってくるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
ビジネスバッグは、適当な使い方をしていると、さまざまなデメリットが出てきます。
本来は便利なはずのアイテムでも、適切な使い方をしなければ、そのメリットを得ることはできないのです。
そのため、ここで紹介した整理のためのポイントは、いつも意識しておきましょう。
きれいに整理しておけば、本当に便利なビジネスバッグにすることができます。