些細なマナーだけど大切！面接でのビジネスバッグの置き方のポイントとは？
面接には、ビジネスバッグを持って行きます。
でも、ビジネスバッグを持って面接に行ったからといって、面接の間中いつまでもビジネスバッグを持っているわけではありません。
必ずどこかのタイミングで置かないとなりません。
そうしてビジネスバッグを置く際には、実はポイントがあります。
ここではそのポイントについて紹介していきます。
足もとに置くようにする
面接でのビジネスバッグの置き方のポイントとしてまず挙げられるのは、置く位置です。
たとえば膝の上においたまま面接をしようとする方や、あるいはテーブルがある場合にはテーブルの上にビジネスバッグをおいて面接を始めようとする方もいるでしょう。
でもそれはマナーが良いとは言えません。
膝の上に置いていると、直ぐに帰りたいように見えてしまいますし、テーブルの上においてあると、それが面接の際にいちいち視界に入ったりして、すごく邪魔です。
なので、そういう位置にビジネスバッグを置くというのは、あまりおすすめできる事ではないのです。
では、面接時にはビジネスバッグはどこに置いたら良いでしょうか？
面接時にはビジネスバッグは、足もとに置くのが正解です。
椅子の右側に置く
足もとというのはつまり、椅子の横です。
椅子の前だとやはりビジネスバッグが目立ちすぎますし、椅子の真下に入れてしまうと、それを入れる際にも、帰る時に持ちあげる際にもすごく不恰好になります。
なのでそれはおすすめできません。
だから、足もとというのはこの場合、椅子の横になります。
そして、ビジネスバッグというのは、えてして右手で持っていることが多いでしょう。
なので、椅子の右側に置くようにすると、良いでしょう。
ただこれには明確な決まりがあるわけではありません。
だから、もしビジネスバッグを普段から左手で持っているというのであれば、左側にビジネスバッグを置くのもアリです。
どちらの手で持っているかによって、置きやすい側に置けば良いでしょう。
座れと言われてから置く
まずは置き方のポイントについて紹介してきましたが、次のポイントは、置くタイミングになります。
ビジネスバッグはいつ置けばよいのかと言うのは、意外と分からない方も多いのではないでしょうか？
ビジネスバッグを置く正解のタイミングは、着席時になります。
つまり座る際にそのままの動作でビジネスバッグを置くのが正解になります。
座るタイミングに関しては、相手方から指示があるはずです。
なので、座れと言われてから座るようにしていきましょう。
だからビジネスバッグを置くタイミングも、座れと言われてから置くということになります。
先においてしまうのはマナーが悪い
それを知らないでいると、椅子の横まで歩いていったタイミングでビジネスバッグを置いてしまうこともあるでしょう。
でもそうすると、やはりマナーが悪く見えてしまいます。
面接では、そういうちょっとしたマナーの悪さが、印象を落としてしまうことも多いです。
面接と言う短い時間で人を判断するには、そういう細かいところを見るしかありませんから。
そして、面接の時間の中ではやはり、一度落としてしまった印象というのは、なかなか良い方には回復させることができません。
なので基本的には、ちょっとしたことで印象を落とさないようにするという事が一番大切だと言えるのです。
だから、ビジネスバッグを置くタイミングは、早すぎないようにして置きましょう。
先に部屋にいる場合は別
ただしこれは、あくまでも自分が後から部屋に入るというパターンでの話になります。
面接では、自分が後から部屋に入るというパターンだけではなく、自分が先に部屋に入って、面接官がくるのを待っているというパターンもあるでしょう。
特に転職面接では、そういうパターンも少なくありません。
そうして自分が先に部屋に入るというパターンなのにもかかわらず、いつまでもビジネスバッグを持ち、そして立って待っているというのはいささか不自然になります。
面接官が部屋に入ってくる際には当然起立するべきですが、ビジネスバッグに関しては、そのまま椅子の横においておいても問題ないでしょう。
もちろん持って起立しても、それによって印象が悪くなることはありませんが、自然なのは、最初からおいておくという方です。
倒れないように置くこと
ビジネスバッグを面接時においておく際には、それが倒れないように置くという事もすごく大切になります。
ビジネスバッグには、自立するものと自立しないものがあります。
自立するものを持って行っているのであれば、そこまで気にしなくてもきちんとビジネスバッグは倒れないように置くことが出来るでしょう。
しかしもし、自立しないビジネスバッグを持っているのであれば、その際にはどうにか工夫して、倒れないように置かないとなりません。
たとえばなるべく椅子の側において、椅子が支えになって倒れないようにするとか、中に辞書などの比較的に大きくて、かつ倒れないものをいれておいて、それで倒れないようにするとか、そういう工夫が必要になります。
倒れると何故ダメか
では、ビジネスバッグが面接時に倒れてしまうと、なぜだめなのでしょうか？
それは、ビジネスバッグが倒れてしまうことによって、だらしなく見えてしまうからです。
ぐちゃっとなっているバッグは、誰が見てもだらしない印象をもたせます。
片づけられない感じを連想するからでしょう。
そうしてだらしないイメージを持たれてしまうと、やはり良くないです。
しっかりしている几帳面に見える方と、だらしくなく見える方がいたら、あきらかに几帳面に見える方の方が仕事ができそうに思えるものです。
どうせ採用するならば、少しでも仕事ができそうな方が良いでしょう。
だから、ビジネスバッグが面接時に倒れてしまうと、そのせいで採用される可能性が少し減ってしまう可能性があるということになります。
それは避けたいところなので、そもそも自立するものを持っていくか、それがないのであれば、少しでも倒れないように工夫しておかないとなりません。
ビジネスバッグを一番下にしておく
面接時にビジネスバッグを置く際には、ビジネスバッグを一番下にして置くというのもポイントになります。
ビジネスバッグを一番下にしておくというのは、たとえば一緒にコートなどを置くことがあった際の話です。
そして実際、コートなどを一緒に置くことも多いでしょう。
その場合、コートを下にしてビジネスバッグを置いてしまう方もいるかもしれませんが、そうするとやはりちょっとごちゃついた印象になります。
そうではなく、ビジネスバッグを下にして、その上にコートを乗せるようにすると、全体がまとまって見えるので、よりスマートにものを置くことが出来るようになるのです。
よりスマートにものを置けた方が自分自身の印象もよくなるに決まっています。
なので、ビジネスバッグを置く際には、それが一番下に来るように、最初にそれを置くようにしていきましょう。
そして、少しでもスマートな印象を与えられるように工夫していってください。
まとめ
面接時のビジネスバッグの置き方のポイントとしては、以上の通りになります。
たかがビジネスバッグの置き方ではありますが、これで多少なりとも印象が変わるのであれば、少しでもよく出来るようにした方が良いに決まっています。
どれも決して難しいことではないので、頭にさえ入れておけば実践できるはずです。
なので是非、参考にしてみてください。