何と言っても気品と風格が違う、ビジネスバッグは革製が一番
ビジネスバッグを選ぶ時に、まず問題にするのが素材は何にするかということではありませんか。
昔は革か帆布だったビジネスバッグの素材も、今はナイロンもフェイクレザーもを豊富になりました。
またその素材の中でもいろいろと、種類があるので目移りしてしまいますね。
とは言ってもやはり、その風格と品位で革製のビジネスバッグは群を抜いているのは、間違いのないところです。
何と言っても風格が違う
取り扱いや性能に置いては、ナイロン製のものがかなりおすすめのビジネスバッグですが、やはり最も持つ人の風格を引き出してくれるのは、レザーのものです。
革の持つ落ち着きや品は、他の素材の追随を許しません。
その分若いビジネスマンが持つのはちょっと位負け、と言った感もありましたが、今ではデザインも豊富になりました。
若い人でも違和感なく持つことの出来るデザインが、いくつも出ています。
これをビジネスに利用したいものですね。
高級素材の革を使ったビジネスバッグを使用しているということは、当人だけの問題ではなく、相手にも礼を尽くしていることになります。
やはりここは、ちょっと無理をしてでも本革製のビジネスバッグを1つ、手に入れておきたいものですね。
他の素材のものに比べるとちょっとお値段が厳しいですが、一生ものと考えれば安いものです。
革製のビジネスバッグと言うと
筆者の世代で革製のビジネスバッグと言うと、どうも学生鞄のあれを思い出してしまうものです。
昭和の時代に、お父さんたちが会社に出社する時に持っていいたのは、学生カバンでした。
勿論と言っては何ですが、新品ではなく自分の学生時代のものとかのリサイクルです。
なのでちょっとくたびれて、でもそれがいい雰囲気を出してもいました。
子供の目から見ても、その学生カバンが手入れされているかどうかは、わかったものです。
失礼ながら、手入れがされていずに完全にくたびれたカバンを持っている人は、同じくくたびれて見えたものです。
手入れの大切さが、こんなところにも出てしまうのが、革ですね。
まあ考えてみれば学生鞄、壊れるまで使用するということはまず無いですし、それなりに内部に区切りもあり整理しやすく、ビジネスバッグの資格充分です。
大変に上手いリサイクルの方法だったと、後にしみじみ思ったものです。
今の革製のビジネスバッグは硬いものだけでなく
学生鞄の場合、その作りも手伝って使い込んでもあまりソフトになるというイメージはありません。
しっかりかっちりした四角形、というイメージがありますね。
ビジネスバッグとしての革製のカバンも、このハードタイプが主流でした。
しかし現在ではソフトタイプのものも多く出ています。
使い込めば一層柔らかさを増すので、堅苦しい感じがなく使用ができます。
ビジネスウーマンが多く使用するトートバッグも、このソフトタイプのものですね。
また手持ちタイプのものでも、ソフトに作られたバッグも多く見受けられます。
昔と違って、色々なタイプが選べるようになったのが、嬉しいところです。
革製のビジネスバッグの大きな2種類
さてでは、ソフトタイプとハードタイプの違いを、見ていくことにしましょう。
ハードタイプの革製ビジネスバッグ
固くかっちりと作られたのがこのタイプです。
代表格は、学生鞄風のものですね。
総称して、ブリーフケースとも呼ばれたりもします。
殆どが手持ちタイプですが、ものによってはショルダー用の紐が取り付けられるようになってもいます。
かっちりしたラインが、何と言ってもビジネスマンらしい印象を与えてくれます。
またこのタイプ、鍵のついているものもありますので、セキュリティの面でも安心です。
素材のレザーもしっかりしていますので、ちょっとのことでは穴が空いたりもしません。
また書類など入れても、型崩れのない素材ですので、書類がしわになることも抑えられます。
ただソフトタイプのように膨らんでくれないので、中身が増えた時に対応が難しいのが難点です。
これはマチが付いている品を選べば、解決しますね。
学生鞄というのは、そのマチの問題も解決されているわけで、考えてみるとビジネスバッグに最適なデザインかもしれません。
メーカーによっては、この学生カバンを元にしたデザインのものもありますので、探してみるのもおすすめです。
ソフトタイプの革製ビジネスバッグ
革製と言うとハードタイプのものと相場が決まっていましたが、今ではソフトな感じのもの、ボストンバッグタイプのものやトートバッグタイプのものも出ています。
ハードなかっちりとしたバッグだと、堅苦しい印象を受けることもありますが、このソフトなタイプだとそれもやわらげられます。
とはいえ素材が革なので、それなりに風格もキープすることが出来ます。
完全に砕けた風にはならない、ということです。
しかもこのタイプだと、ショルダーなどにも対応ができますし、使い勝手が非常に良くなります。
特にビジネスウーマンには、トートバッグタイプがおすすめです。
着ているものが男性のスーツとは違う女性の場合、やはり着ているものとの兼ね合いは大事です。
ちょっと砕けた感じはしますが、トートバッグなら女性用のスーツでも違和感なく持ち歩けます。
素材が革ということで、風格も出るのが嬉しいところです。
デザインのおかげで、若い人でも位負けせずに持ち歩けるようになりましたね。
この手の柔らかい革のバッグは、多少荷物が増えても膨らんでくれますので、そういった意味での使い勝手のいいものです。
ただ柔らかい分、内部の荷物の変形にも注意をして下さい。
書類などが皺にならないように、ちょっとした注意が必要です。
革製のビジネスバッグは手入れも注意を
このように、見た目も使い勝手もよい革製のビジネスバッグですが、お手入れにも充分員注意をしておきたいところです。
日常の手入れはしっかりと
革は実際、耐久性に優れた素材です。
劣化は、フェイクレザーに比べれば格段に少ないものです。
しかし普通に使うならともかく、仕事に使用するビジネスバッグですので、やはり日常の手入れは必要です。
まず、唯一の弱点とも言える水ですね。
革は水に弱いので、雨に濡れたりしたらすぐに手当が必要です。
常に拭き取り用のタオルなど、持ち歩くのがおすすめです。
また家でのお手入れも、欠かしたくないですね。
革用のお手入れクリームなどで、こまめに手入れをして下さい。
この手入れが革の風格となって返ってきますので、忘れないように習慣にしてしまいましょう。
傷がついたりしたら修理に出す
革自体の傷もですが、色落ちなどをしてしまった場合、出来れば修理に出したいものです。
自分でできる色乗せなどの道具も、ホームセンターで手に入れることができますが、微妙に色違いになったりもします。
仕事用の大事なバッグですので、プロに任せるのがおすすめです。
また革自体に付いた傷も、早めに修理を頼むのが一番です。
ちょっとした傷が広がってしまうと、折角の良いバッグが台無しです。
傷のついたバッグを持って仕事先に行くなどというのは、避けたいものですね。
革修理のお店で早めに、修理を頼むのがよろしいです。
きちんと手入れすれば一生使えるのが革製品ですので、ちょっとの傷や色落ちも見逃さないようにしたいですね。
まとめ
何と言っても革製の品物は、他の素材と違って高級感があるものです。
なので、革製のビジネスバッグを持っていると言うだけでも、自分のビジネスにお金と手間を掛けているという感じを与えます。
しかも手入れの必要な、ちょっとお財布にも厳しい革素材です。
その2つをクリアして使用しているということは、それなりの評価を受けているということでもあります。
仕事をより円滑に進めることにも繋がりますので、次のビジネスバッグは革製も考慮に入れて見ませか。